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平和な毎日

ランニング大好き。走るほうは別ブログに書いてるので、ここでは好きなものを中心にあれこれと書いてきます。

ジャズ紀行

2014年02月16日 | 洋楽が好き

いつものDISK UNIONで見つけた2枚組み。おぉこの水彩タッチなジャケットはKenny Drewさんじゃないですか。お値段は200円、おいおい。

ケニーさんはハードバップ時代に名をはせたピアニストですが、日本では独自企画のスタンダード路線でジャズファンの裾野を広げた功労者です(その分、根っからのジャズファンからは軟弱になったと嘆かれましたけどね)。

そして何を隠そう、私にとって生粋のジャズアルバムが彼のララバイだったのね。何故このアルバムを買ったかというと、レコード店のサイン会に出くわしたから。ジャズにはとんと知識のないハードロック青年ですからケニードリューだどんな人かなんて「じぇんじぇん知りません」。

多分「彼が有名なマイルスデイビスです」といわれたら、「ふーん、そうなの」と頷いたでしょう。要するにサインに釣られただけです(馬鹿です)。

んで、それまで持っていた唯一のジャズLPがウェザーリポートのMr.Goneでしたから、第一印象は「これは聴きやすい」「これがジャズだよね」でした。そりゃその前がウェザーリポートじゃ、何を聴いても解り易いですわね。でもハードロック少年にはララバイは正に子守唄そのもの。聴きやすいけど味わうまではいかない。かといってウェザーリポートは全然わからん。結局、ジャズは「やめ!止め!」

んで、時代は変わって次にジャズが好きになきっかけが、これまたウェザーリポートだから好みなんて解らないわね。んで、そこから電化マイルスに入ったんですね。

そのせいもあって、マイルスバンドに居たキースジャレットは聴くくせにケニーさんとはなかなかご縁がなかったのだ。

何十年ぶりの再会は「あぁ、そうそう。これだったね」。ララバイから変わってない(当たり前か)、優しさ溢れるジャズピアノが展開されてます。どちらかというと有名な曲より彼のオリジナルの方が好みですね。

昔と違って、今なら流して聞くことも味わって聴くことも出来ますね。でもボーっとしながら聴くのが一番かな。

 


大人の箱買い

2014年02月02日 | 洋楽が好き

むふふふーん。買ってしまったぁ。箱買いじゃ箱買い。これぞ金に物を言わせた大人のたしなみってなもんよ。ゲットした場所はBookOff‥???

これがその箱ね。見たことない箱だわね。一体どんなレアカードが入っているのかしら、むふふふ‥って違うっちゅーの。そう、箱は箱でもBOX SETという奴です。

いやぁ、いつもは250円コーナーしか覗かないのにその日に限って通常の中古ーCDコーナーにも足を運んだのね。したらさ、見つけてしまったのよ。マイルス様のプラグドニッケルボックス。

どんなのかというと、1965年にマイルスデイビス御一行様が熱海のホテル「サンハトヤ」で、じゃなくってシカゴのプラグドニッケルというクラブで行われた二日間のライブを収録したもの。

何でボックスかというと、6枚組みだから。

日本だったら美空ひばりデラックスなんてのがあるけど、これはベストヒストリー物。何十年もの歴史が入っている。それに対してプラグドニッケルは「二日間」、たったの二日間のライブで6枚組み。一体何を考えてる、レコード会社。

いや本当は違うみたい。最初は1枚物で出したんですが、それを良しとしないマイルス中毒者が「出し惜しみせず全部出せ出せ」とムシロ旗を立ててレコード会社の周りをデモ行進したのが理由のようです。

普通はライブなんて1公演を収録するかツアーのベストを選曲して製作するかのどちらかですわね。ところがジャズに関してはその理屈が通らないケースがよくある。そう、ジャズファンは「全部聴きたい」のだ。

んで、以前からこのライブ気になっていたのですが、以下の理由で購入を躊躇っていました。私はエレキマイルス以降行のファンなんですね。ところがこいつはまだアコースティック時代のライブ。

だから聴きたくても「馴染めなかったらどうしよう」という不安があったんですね。更に悪いことに、このボックスは現在売られていないのと、そもそもジャズのましてボックスなんてそうそう売れるものじゃないから、中古の店頭でもあまり見かけないんです。

一度、DiskUnionで6980円で見かけ、一晩考えて翌日意を決して向かったら「売り切れ」、にゃははは。

それが何と5980円。レジに向かって一直線ですわ。

早速トレイにセット。うーん、アコースティックでも凄いものは凄い。白熱のステージ、やはりマイルスはライブが素敵だわ。買って良かった。

ちなにみ5980円のシールをはがすと下には9980円のシールが。長期在庫で値下げしたんですね。ブックオフはDiskUnionより高いんですが、こういった逆転現象もあるんだ。

ちなみにこれは日本版。実はこのライブ、日本のものは海外より1枚少ない。そう、本当は7枚組なんですよね。なのでコアなファンは海外版を求めます
ジャケットも海外バージョンのほうが格好よい)。

ただですね、ただでさえ高めのこのセット、海外物は日本物の倍近い価格なんですわ(アマゾンノマーケットプレイスで17Kくらいしてた記憶があった)。いくら良くてもそこまでお金は払えません。

 

 

 

 


愛の贈りもの~りんだからの贈り物

2013年12月08日 | 洋楽が好き

リンダロンシュタットといえばMISS AMERICA。まぁアメリカポップス界の歌姫ですわな。オリジナルよりカバーが得意という根っからのシンガーです。

日本でも人気を博しましたが、軸足をスタンダードに移した辺りから一気に日本では「昨日の歌姫」になってしまいました。まぁ自分も「激愛」までで、その後は忘れてました。そんな中、DISK UNIONで見つけたこのCDは何と200円。ロネッツのBe my babyが入っているので「おぉ!ポップス路線のリンダ様が聴けるのか」と他のCDと共にお買い上げ。

ただ気になったのがジャケットに使われてる赤ちゃんの写真。そして自宅でCdを裏返すと何とそこには天使の羽をつけた赤ちゃんの写真が。一抹の不安を覚えつつアマゾンでレビューを読むと「最高の子守唄アルバム」ですって!

そこで流れてくるのは「マッド!マッド!ラブ!」とシャウトしていた頃のロックンロールリンダ様とはまるで別人。囁くように丁寧に歌い上げてる彼女がいました。アレンジも柔らかく繊細。

ただし子守唄とすれば贅沢極まりない、赤ん坊だけに聴かせるのは勿体無い。選曲、アレンジそして何よりリンダ様のシンガーとしての力量に敬服してしまいます。何十年もこういった曲を歌っていますと言われても納得するくらいこの世界を歌いきっている。

個人的にはオリジナルを知っている曲はやはりオリジナルの方が良いと思います。Be My Babyなど初めてこの曲を聴く人には「あぁ良いポップス」だと思うでしょうが、やはりロネッツの方が曲の魅力を引き立ててます。

そしてそんなカバーの中でひときわ輝いているのが何を隠そう彼女の持ち歌「Winter Life」。このアルバムの2年前にリリースしたアルバムからの選曲ですが、これが本当に素晴らしい。一応ジャンルはバラードなんでしょうが、サビをファルセットで歌い上げる聖歌風な超名曲。さざ波のように感動が沸いてきます。正直、リンダロンシュタットというシンガーの懐の深さを再認識しました。

このアルバム、完全な期間限定物ですね。夏場には絶対似合いません。そしてベストマッチなのは12月。そう12月でしかもクリスマスまでが一番相応しい。外は雪、部屋の中には暖炉があって、時間帯は夕食後。絶対にはまります!

 


Life After Purple

2013年12月03日 | 洋楽が好き

Disk Unionで見つけた1枚。丸いカン入りの2枚組みブート盤。内容はというとDeep Purpleに在籍していたメンバーのその後を収めたコンピ物です。600円でした。

中身が実に「濃い」、まさにディープな内容。特に私のような第1期パープルも大好きな人間には冒頭の4曲だけでも卒倒物でした。

1.2曲目は何とパープルをクビになりCaptainBeyondを結成する間に吹き込まれたというロッドエヴァンスの曲が収められてる。こりゃ凄い、曲の存在を初めて知った。そして聞いてビックリ「だれ?このシンガー?」。お得意のエコーが全くかけられてない歌声はまさに別人。そして曲もCaptainBeyondとは似ても似つかない60年代ポップ。うーん‥素晴らしい。いや、実は私60年代ポップ大好きなんですわ。この路線の曲もっと聴きたい。

そんで3.4は同じく1期のベーシスト「ニックシンパー」がウォーホース解散後、ファンダンゴを結成するまでに結成したダイナマイツというグループのシングル。これもまたバンド名だけ知ってたけど曲を耳にすることはまず無理だと思ってた。こちらも60年代のビートロックを髣髴とさせる内容でウォーホースとはまるで違う。

どちらもEPレコード起こしみたいで、スクラッチノイズ入りまくりですが、とにかく「聴けるだけでも有難い」

他もなかなかマニアックというか、例えばレインボーはラジオ番組が音源らしいし、イアンギランのステージにリッチーが飛び入りしたステージとか、グレンヒューズのデモ曲とか、カンパニーって入れていいの?なんてのもあったり全部で2時間超えのボリュームです。

多分、マニアには「もっと良い音質物があるよ」といわれそうですが(本当に音質は最悪)、ブートははまると底なし沼だからねぇ。自分みたいな「なんちゃってマニア」にはこのくらいで充分です。


風邪

2013年11月28日 | 洋楽が好き

昼間からどうも熱っぽいので帰ってから風薬を飲み、ついでに体温を測る。

39.8度 ドヒャー(@_@;;;;)

これは解熱剤にすれば良かった。何となく眩暈がしてきたし、あぁぁ、もう駄目ぽ。

そしたら妻が

その体温計壊れてるわよ、こっちで測って。

37.1でした。ナハハハ(^_^;)

あー驚いた。デジタルだとこんなことあるんだ。