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平和な毎日

ランニング大好き。走るほうは別ブログに書いてるので、ここでは好きなものを中心にあれこれと書いてきます。

汝の名は「TelescoMicro」

2014年01月05日 | デジカメでも

 

さて、多分このレンズについては別のブログで書いたことがあるが、すっかりその存在を忘れていた2002年発売のこのレンズを11年を経て再度検証してみたいという欲求にかられたのだ。

そのレンズ、汝の名は「TelescoMicro ED6×18D」

一応、おさらいの意味で略歴を書いておく。
テレスコマイクロというネーミングのこのレンズは、「栃木ニコン」で製造された。ED6×18Dは二代目になる。初代は2000年6月1日に発売された「テレスコマイクロ8×20D」であった。そして最大の特徴は「店頭販売されなかった」のだ。オンライン販売のみの商品という特殊なものだった。

テレスコマイクロは単なるコンバージョンレンズではない。単眼鏡、顕微鏡として使え、更にアタッチメントを使用することでCoolpix専用のコンバージョンレンズとしても機能する複合望遠レンズなのだ。

デジカメ黎明期において一番のユーザーは実はカメラ爺ではない。銀塩より画質が落ちるデジカメなんぞ見向きもされなかった。むしろ先進技術大好きなパソコンファンがユーザーだった。そしてもうひとつ利便性に注目していたのは大学の研究所だ。

そしてCoolpix950のアングルフリーなボディは顕微鏡撮影用として理想的な機材だったと思う。そこで専用レンズとしても使える顕微鏡として供給されたのが端緒だろう。初代のボディカラーが「白」というのがその証左だ。何しろ本体だけで25倍、付属のクローズアップレンズを装着すれば60倍の拡大撮影が可能なのだ。研究所内だけでなくフィールドワークにも持ち出せる実用アイテムなのだ。

そう、あくまで研究者向けの商品なので店頭販売しなかったんでしょう。しかし950は先物好きのニコ爺も手に入れてますから当然「ブラックを出せ出せ」とムシロ旗を立てて栃木ニコンに押しかけます。

そこで急遽ブラックモデルを限定発売したら、あっという間に完売。更にニコ爺は顕微鏡としてより望遠レンズとして使いたがり「色収差をなんとかせい」とゴネまくります。

そんで二代目はEDレンズを使用し更に倍率も下げることで画質に配慮したモデルになりました。はい、初代の研究用途からジコ爺ご用達へと販売対象が変わりましたね。初代の宣伝ページはテレスコマイクロ単体の画像であったものが二代目ではCoolpix4500に装着された画像となっておりました。

当然マイクロと記載されているようにマクロレンズとしても使用できます(というか本来の用途はこっちだと思う)。マクロ撮影が可能な理由は鏡胴を3センチも伸ばすことが出来るから。つまり接写リング機能が内蔵されてるわけですね。クローズアップレンズなど要らないのです、これはフィールド観察者にとって何より魅惑のメカニズムだと思いますよん。

さて大多数のニコ爺(私も含む)は喜び勇んでCoolpix995や4500などにテレスコマイクロを装着して撮影に出かけます。この2モデルだと最大望遠が900mmという超望遠デジカメになるんですからもう優越感いっぱいです。

しかしすぐに壁にぶち当たります。まず液晶モニターの視認性の悪さ。事実上テレスコではAFはまともに作動しません、基本はマニュアルピント合わせ。しかし当時のモニターでは小さく画像も荒いのうえに、超遠景先のフレまくる被写体もあって汗だく、更に日中ではまともにモニターが見えない。そしてスイバルボディはバランスが悪く望遠撮影には「向いてない」。暫くは三脚と一緒に持ち出しますが、散歩写真に三脚は邪魔なだけでやがて長き眠りに入るのです(本当に身勝手なニコ爺です)。

しかしP5100は大型で日中でも使える液晶モニターに強力な手ぶれ補正を搭載、更にコンパクトでスイバルよりホールド性が高いボディは手持ち撮影が可能なレベルにまでしてくれました(無論、三脚使用が望ましい)

Coolpix995や4500の900mmには及びませんがそれでも735mmという超望遠の世界を実現させてくれる。しかもコンパクトで持ち出しても荷物にならない。本当に素晴らしい。

望遠鏡をコンデジに使うテレスコという方法はデジイチよりコンパクトでコストも低いことから今でも野鳥撮影では活用されています。テレスコマイクロではさすがに本家の望遠鏡に比べると倍率ではかないませんが、コンパクトさという点で圧勝です。またデジスコでは手持ち撮影は不可能でしょうがテレスコマイクロならギリギリ可能というのも魅力。


やっぱしデジカメには「夢」がなきゃ面白くないじゃないですか。黎明期のデジカメは様々な制約をアイデアで乗り切ろうとしていました。今、そういったものが一巡して画質正義論だけがまかり通っているのが少し寂しいんですよ。

 


Coolpix P5100 遺産を受け継ぐラストモデル

2013年12月26日 | デジカメでも

高級コンパクトデジカメが市場に溢れる現在からはにわかに信じられないだろうが、ほんの数年前にその前身であるハイエンドコンパクトデジカメが絶滅の危機に陥った時代があった。

ニコンではCoolpix8400の時代。雑誌でもハイエンド終焉という特集がされていた。曰く「ハイエンドは銀塩でいうところのブリッジカメラ的存在であり、デジイチが身近になった現在、その役目を終えようとしている」ですって。事実はデジイチが行き渡るまでの間はユーザーがコンデジに回す予算が足りなかっただけなんですけどね。今じゃミラーレスに押されてデジイチの方が先行き怪しい雲行きだから本当に一寸先は解らないわ。

そうしたハイエンドコンデジ冬の時代にニコンからリリースされたのがCoolpix P5000だ。名前に新しくついた「P」はパフォーマンスという意味らしい。だたし最強コンデジとして君臨していた時代を知るニコ爺からは「パフォーマンスが落ちたコンデジ」「コストパフォーマンスという意味なんだろう」と言われそうだ(嘘)。

そんなパッシングの最大の理由は「RAW撮影が出来ない」ことに尽きると思う。小生はパソコンと専用ソフトが必要なRAW現像なんてかったるくてやってられない無精者なのでRAW有無は別にどーという問題でもないのだが。

次に叩かれたのが外観。「重厚感が乏しく、普通のコンパクトデジカメみたいで嫌」らしい。事実Coolpix5000から5400にモデルチェンジしたとき、一回り小さくなったボディサイズで叩かれ8400では再び重厚路線に戻したのだ。

確かにパっと見は不利だ。何しろ普及クラスのCoolpix5200にそっくりである。これではニコ爺の所有欲というか優越感をくすぐるはずがない。

まぁニコンの方もその辺りは確信犯というか、そもそもこのデジカメはニコ爺とは違う層に売りたかったと思う。だからあえて小さいボディを選択したのではなかろうか?まぁ、見事に目論見が外れたわけだが。

そして第三のパッシングポイント。「ワイドじゃない」。ハイエンドクールピックスは5000から広角モデルと望遠モデルの二本立てで、ノーマルスタイルは広角モデルであった。ところがP5000は銀塩換算で36mmスタート、外観だけじゃなくレンズもCoolpix5200の延長線上というのはさすがに少々理解に苦しむ

最も広角を珍重するのは特に日本でのことなのでワールドワイドとなると必ずしもそんなことはない。事実「TIPA ヨーロピアン・フォト・アンド・イメージング・アワード 2007」のコンパクトデジカメを賞っているからハイエンドと呼ぶかどうかは置いといて総合的には良く出来たコンデジだと思う。

というわけで、このコンデジは本来ミドルエンド以上ハイエンド未満という微妙なポジションなのだが、当時Coolpixにはこれ以上のモデルが存在しなかったことから必然的に8400以来のハイエンドとして他社ハイエンドコンパクトとの戦いに挑まなくてはならない宿命も担わされたコンデジなのだ。大戦末期の日本軍というか、何とも悲壮な旅立ちであった。

一方クールピックスのライバルであるパワーショットはG6での存続危機を乗り越えニコンがモタモタしる隙にG7で一気にハイエンドのテッペンを奪取。当然、高級志向のニコ爺は明らかにG7に見劣りするP5000に文句たらたら。「はよぉパワショに負けないモデル出さんかい」とムシロ旗を掲げてニコン本社に押しかけたのだ(大嘘)。

なのでこれ一代で終わるかと思ったら何と続編が出た。それがP5100。特徴はセンサーが僅かに大きくなった(1/1.8→1/1.72)に伴う画素数アップと画像処理にExpeed採用。はい単なるマイナーチェンジ。ニコ爺の要求はことごとく無視されました。そして同年代のパワショG9とは‥機関銃に銃剣で立ち向かうようなもんだわ。

そんなCoolpix負の歴史を担うP5100ですが、キッチリお迎えしました。まずP5000じゃなくてP5100を選択した理由ですが、それは5100の方が格好よいから。5000と比べてレンズ周りとかダイヤル周りがブラックになったんですね。正直、画素数アップとかExpeedはそれほど重視していません、あくまで見た目優先です。

何といっても良いのは正に当時のニコンが(多分)狙っていたライト感覚なハイエンドなところ。さすがに5200にそっくりなデザインは悲しいものがありますが、マグネシウムボディやブリップのラバーなどを持ちながら、ここまでコンパクトに仕上げたのが素敵です。重量だってたったの200g。

しかし最大の魅力は実はアダプターリングUR-E20の存在です。こいつを使うことによりCoolpix950時代のコンバージョンレンズを使えるのです。そう、P5100は古のコンバージョンレンズを使える最後のモデル。これは見逃せない。

何しろCoolpixのコンバージョンレンズ軍団は当時他社の追随を許さない最強無敵の布陣を誇っていました。中でも全周魚眼であるFC-E8、FC-E9はCoolpixユーザーだけが使えるスーパーレンズでした。UR-E20を使用することでEC-E8が使用できます。

既にご存知のように私はFC-E8ユーザーで、その素晴らしさにほれ込んでいますが、唯一の泣き所がレンズではなくカメラにあったのです。そうこの時代の液晶モニターは小さい上に昼間使い物にならないのです。

そのためにこんなお馬鹿なシステムまで組んだことがあります。

それがP5100では最新の液晶モニターのおかげで日中でも快適にFC-E8をモニターできるんです、本当に素晴らしい。

更に今回はP5100お迎え記念にTC-E3EDもお迎えしてしまった(大ばか者です)。このレンズは数あるコンバージョンレンズで一番息の長いモデルですね。このレンズが5100時代は現役だったことが幸いしました。もしディスコンされていたらUR-E20が出ていたかどうか。

とにかくコンバージョンレンズにEDレンズを贅沢に使用して色収差を押さえることでそれまでの2倍と同じ画質で3倍を実現させたこれもニコンならではの一品。これが出たときはまだVR機能がカメラに搭載されていなかったので手持ち撮影は困難でしたが、P5100には手ぶれ補正があるので手持ちが実用になります。

またP5000,5100用にWC-E67が供給されていますが、990時代のWC-E63を使うのも一興です。P5100装着時E67では23.45mm相当になるのに対しE63だと22.05mmでよりワイドになります。外周が大きい代わりにフィルターが使用できるのと中古の値段がE67よりだいぶ安いのもメリット。

ある意味P5000になってようやくボディがレンズに追いついたというか、高性能コンバージョンレンズを堪能できるようになったと言えるでしょう。これができるのはP5000とP5100だけに許された悦楽なのだ。

その後のハイエンドクーピーですが、フルモデルチェンジモデルP6000を送り出すがG10の牙城を崩すどころかあっけなく返り討ち(悲惨だ)。さすがに三度も失敗してカメラメーカーのファン層がハイエンドモデルに何を求めるか理解し7000から一気に重厚路線に戻すニコンでした。

良く見ると解るがいわゆる高級コンパクトモデルではニコン・キャノンとパナソニック・ソニーではまるでスタイルが違う。家電メーカーのそれがいかに機能を目立たなく「スタイリッシュで簡単そうなデジカメ」に見せようと腐心しているのと対照的にカメラメーカーは強面・複雑で上級者向けデジカメに見せようと努力している。

ここまで書いてたら「ある品」の存在を思い出してカメラ塚の発掘を再開する私。あったあったぁ!すっかり忘れていた。TC-E3EDを凌駕するトンデモレンズが存在したのだ。この続きは次回で。


久々に欲しくなったデジカメ Richo THETA

2013年11月07日 | デジカメでも

すっかりデジカメ新製品への物欲が減退した(中古デジカメへの物欲は再燃したんですが)私ですが、ウェッブを見てて久しぶりに大いに物欲を刺激される新製品を見ました。

それは RICHO THETA です。

何が凄いって、このデジカメはレンズが凄い。「全周魚眼レンズ」搭載にゃのだ。対角魚眼じゃございません「全周」「全周」ですぜ旦那!全周魚眼グルメの私にはそれだけで垂涎もの。

更にこいつはそのレンズがスティック状ボディの前後についている。一度のシャッターで前後2枚を獲るのだ。ひとつのレンズが180度、つまり一度に360度全ての空間を取り込める。まさしく究極のワイドレンズ。専用ソフトで二枚を合成し完全な360度パノラマ画像も生成できるらしい。

実は360度を獲るカメラは昔から存在していた。一番古いのは何と1920年ころ(だと思った)に米コダックが発売した「コダックサーカットカメラ」。専用三脚にセットしたサーカットカメラのレリーズを切ると何とカメラが一回転するというサーカットというより「サーカス」みたいなカメラだった。

このカメラ回転方式は最後は電動モーター式になった。そしてデジタル時代になるとカメラを上に向けてレンズの上にミラーを取り付けてそのミラーが回転して360度記録する方式のものが出てきた。

また全周魚眼で撮影したデジタルデータを基にパノラマに変換するソフトも出てきた。ちょっと記憶が曖昧なんだが、Coolpix用の全周魚眼コンバーターで撮影した画像はそのソフトを使えるサービスもあったと思う。ただし値段が個人には非現実的なものだった。

このデジカメは全周魚眼と全周パノラマという二つの撮影を同時の楽しめる。ついこの間まで両方行うには労力と資金が必要だったのにそれが「片手」でホイホイできちゃうんだからこれを凄いといわず何というのだろう。

無論私は全周パノラマにはあまり興味はない。あくまで全周魚眼デジカメとして欲しいのだ。

 

 


いまさらCoolpixS10をお迎え

2013年10月06日 | デジカメでも

所用で訪れた狭山のハードオフ。店内を巡回するとジャンク箱の中にビニール袋に入ったCOOLPIX S10を発見。お値段1050円。うーん、既に所有しているしジャンクなのだ。んで値段シールに小さく「バッテリー消耗」と書いてある。ひょっとして本体は大丈夫なのかしら。よく見ると付属品一式が入ってるし(画像に写ってないけど専用口のUSBコードもあるのだ)最悪でもチャージャーとUSBケーブルだけでも千円するな、うん確保だ「確保ぉぉぉぉ!」


さて、開封して本体をよく見るとかなり程度が「よろしい」。まぁ外観がよくて動かないというのもデジタルではよくある話なんだけどね。


とりあえず、駄目だというバッテリーをチャージャーにセットして充電開始しその間に袋の中身を確認すると、外箱とストラップ以外全部入りみたい。前にお迎えしたS10は本体だけだったからこれで一式揃ったわけだ、にゃはははん。


説明書を読むとほとんどフルオート専用なことが改めて分かった。つまり何かをするにはシーンモードを利用しなきゃならないのか。こりゃ使いこなすのは大変だ。むむむ微速度撮影というものができるのか。これは面白そう。


そうこうするうちに時間も経ったのでバッテリーを本体にセットし電源オン。何事もなかったように起動する本体。ぜんぜん問題ないじゃん。


ということで今日はLSDを中止してS10のテスト撮影をしたのだ。いつもの川沿いをプラプラするとラッキーにも鷺を発見。まさに望遠デジカメにうってつけの素材じゃないですか。しかし最大望遠でもまだまだ「物足りない」。以前の私なら絶対使わない「電子ズーム」を使ってみることにした。多分、通常撮影して後からトリミングするのと同じだと思うんですが、すっかり初心者になった私は「やっぱし大きく見たいじゃないか」という単純な理由でズームアァァァァップ。

①広角38mm(さっぱり分かりません)

②望遠380mm(物足りない)

③電子ズーム(さすが1500mm相当は違う。画質がどーしたってもんよ)

げげ、モニターの画像も単純に拡大されるのか。はい、よくあるモザイク処理されたような画面になります。まぁテレビのモザイク処理ほど凄くはないけど、細かい部分がよく分からない。今回は被写体が少ないから何となく分かれば何とかなるけど、例えば運動会で電子ズームを使用したら誰が誰だか多分分からなくなると思う。


それでも高倍率スイバルデジカメを使うのは実に楽しい。本体とレンズ部に別れるためモニターを大きくできないという致命的欠陥を持つので(既にS10の2.5型でもホールドに難がある)、今後このようなモデルが出ることはまずないだけに、カメラ好きとしては大事に遊んでいきたいのだ。

夜は子供たちとテレビを見てからナイトランしたので、撮影結果は明日アップします。

本日のナイトラン10キロ、53分。

 

 


マニュアルで中秋の名月

2013年09月20日 | デジカメでも

何でも昨日は中秋の名月だったそうな。なので1日遅れの撮影。

やはり月の撮影はマニュアルに限ります。ISO64 1/250 F7.2

絶対にフルオートでは出てこない値。

そしてデジカメの恩恵である手ぶれ補正のおかげでテレコン+電子ズームという組み合わせを手持ち撮影という手抜き撮影でもここまで撮れます。当然「ノートリミング」なのだ。