自分の近所のセブンイレブン

自分の住むとこから50メートルにあるセブンイレブンではいつでも酒が買える。法律では日曜はライセンスがないと売ってはいけないことになっている。そのライセンスを持っている店は自分が知っている限りではケープタウンにひとつである。でも、店主に秘密のコードを伝えれば店主は頷き、店の置くから酒を持ってくる。

店の外にいたホームレスに一番安いボトルのワインを買ってきてくれと金を渡された。22ランド。店主が売ってくれないので代わりに買ってくれと。了解していくと、どれかわからなかったので店主に聞くとホームレスの代わりに買っているのがわかってダメといわれた。

ホームレスは残念そうだった。彼らは恵んでもらった金はパンか酒に使うだけである。前は酒に使うだけだから金をやる必要はないといわれたこともあったが、酒以外に楽しみはないのかもしれないし、それで少しいい気分になれるんだった飲めばいい。彼らはあまりにか弱く、ひ弱く、酒を飲んで凶暴になったり犯罪に走ったりはしない。ただ、酔っ払うだけである。

店主は警察に酒を売ってはいいが、ホームレスには売るなといわれたといっていた。ホームレスを一掃するようにしているらしい。ずいぶん暖かくなってきたとはいえ夜は冷えるし、道路で寝るのは簡単ではないはずである。

日本でホームレスするより数倍(数十倍)は肉体的に苦痛だろう。

Twitterでシェア
Del.icio.usにブックマーク！