ホスピス、緩和ケア看護覚書*カナダ編

ホスピス看護をカナダから。2013年大学院を卒業しました。カナダ人の夫とは14年たっても熱愛中。

夏時間から冬時間への変更の狭間で

2011年11月08日 | 日記
時間変更の時は、1日が25時間になって、一時間多く寝れるからラッキーとか思う。特に仕事の前だと超お得な気分になる。で、今年はそう仕事の前日!なんて思っていたのに、当日すっかり忘れた私。前夜にワインの飲みすぎで目覚まし時計の時間を変更するのを忘れた。

で、時間変更のことをすっかり忘れて出勤。誰もいないオフィス。おかしいな~と思いながら仕事を始める。人がいないせいか、室温も低くコートを着たままの私。しばらくして自分の馬鹿さに気づいた。あーもっとゆっくりベッドにいれたのに!!!!と地団駄を踏む私。

と、急に尿意をもよおし、トイレに向かう。本当にもう!私っておっちょこちょいなんだから!とオフィスのドアをブンッと開けてオフィスを出た。そしてあ!と大事なことを思い出す。カードキーを身に着けていない!!!!(コートを着ていたので気づかなかった)とあわてて重厚なドアが完全に閉まる前につかもうとしたけれど、アラームは緑から赤へむなしく変わりロックがかかった。

ガ-ン!カードキーなしではトイレも行けないこのビルディング。カバンも、携帯も、車の鍵も(カードキーがなければ駐車場へも行けないが)デスクに残したまま、床に膝ま付きそうになった。

あ!でもセキュリティーのお兄さんに開けてもらえば良いやと一階へ降りる(降りるにはカードキーはいらない)。でもセキュリティーのお兄さんはいつものデスクに座っていなかった。パトロールにでも行っているのかな~としばらく待つが音沙汰なし。不安が募る、仕事仲間の出勤が始まるまでここで一時間何もせずにひたすら待つのか、、、。

と誰かが駐車場のエレベーターから上がってくる!!!!他のテナントの会社職員だ。声をかけると、まるで不審者扱い。事情を話すと彼女がオフィスからセキュリティーに電話を入れるからと。上階のエレベーターへ消えていく。結局時間変更のおかげで一時間セキュリティーが不在だとか。振出へ。

何もしない、できないって本当に苦痛。ガラス張りのロビーでコートを着たままジョギングを始める私。でも鏡に映る自分がむなしくて(それに外を歩く人たちは私を不審者と思ったかも)やめた。そして誰もいないんだったらと、大声で叫んでみた。結構すっきりする。うろうろしながら叫んで自分の馬鹿さを笑い飛ばしていた。

で、30分早朝出勤のスタッフがやってきて、喜劇はおしまい。散々な時間変更でした。

追伸、ロビーにセキュリティーカメラがあることをすっかり忘れていた私。音は入っていないよね、、、、。

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