ホスピス、緩和ケア看護覚書*カナダ編

ホスピス看護をカナダから。2013年大学院を卒業しました。カナダ人の夫とは14年たっても熱愛中。

節約2

2011年11月18日 | 日記
生命保険てどれぐらい入っていますか?日本では当たり前の生命保険、障害保険。カナダで入っている人は少ない。何故って医療は無料だしとそういう事を考える人は少ない。でもそういう保険ってちゃんとあるんですよ、こちらでも。

住宅ローンをつくると、それに対する保険にほぼ強制で入る人は多い。しかしそれはローンの残りを支払ってくれるだけ。働いている人は自動的に政府の失業保険や、病休保険に入る。でもそれにも限度額があって、私の場合は収入の四分の一にもならない金額。

絵里佳を身ごもっている時に、旦那と話し合った。高齢出産だし、絵里佳が二十歳の時に私は55歳。旦那は57歳。大きな家を購入して、2人のうち一人でも働けなくなると生活を維持していくのは困難と。なのでそれはそれは大きな生命保険をお互いにかけました。例えば、一人がなくなると住宅ローンすべての支払いが終了して、残された伴侶の収入を一年分支払ってくれます。こうすることで伴侶を亡くした悲しい時に無理して仕事に戻らなくて良い。その上、多額のキャッシュも支払われます。備えあればうれいなしってものだけど、保険が大きいと掛け金も大きいもので、家計が厳しければそこも考えなければなりません。

旦那も私も政府の仕事だから個人の保険だけでなくて仕事場の保険(グループ保険。死亡時のみ支払われる)もあるわけで、自己経営の仕事ではないのだからここまでかけなくても、とも思います。

持ち家だから家財保険にも入っているし、車の保険も当たり前(ベンツには普通以上の保険がかけてあるし)。保険だけでいったいいくら払っているのか見るのも恐ろしい。

家が大きければ住居税も高いし、スーツケース一つでバンクーバー空港へきた時とは大違いだと。改めてしみじみ。

医療者なので、健康を前提に生活を構築して、その健康がなくなった時どうなるかということを垣間見るので、個人保険を考えた。

半学生生活が長期化している今、生活を変えなければならない。自分達の稼ぎで家族をささえなければならないのに私は学校に戻った。スーツケース以上のものを背負って。あー本当に難しい。

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