先週は昔のボスの退職パーティーだった。そこの部署で働いたのは昨年のクリスマス以来。だから参加していた人たちは、懐かしい人ばかりだった。懐かしい顔ぶれ、楽しいひと時だった。
私が2年前にPCCをやめた時、正直いって、このボスが退職したら絶対もらえる仕事だろうなと思っていた。でもその頃彼女は退職する気は全くなかった。辛い思いをして古巣へ戻ってきた私を温かく迎えてくれたし、励ましてくれた。
昨年の一年間は私にとって、一昨年にましてもっと辛い一年だった。可愛がってくれた大ボスと目標としていた人の辞職。仕事の面接にことごとく落ち、将来のことを深く考えさせられた。興味のあること、幅の広い経験が積めるようにと、訪問看護に転向した。NPコースへの変更も挑戦した。道がふさがっても、変更が効くように自分を準備しておきたいと、前へ前へと進んできた。
以前のボスの退職が決まって以来、会う人ごとに言われたのが、「美加が彼女の後を継ぐんだよね」と。
2年前だったら、NPコースに入学が決まっていなかったら、そのとおりだと思う。しかし今は違う。
NPになるから、と返事をするとだれからも絶賛された。スゴーイ!美加だったら人気のNPになるよ!と。昔の同僚からもコメディカルの人からも言われた。なんだか尊敬の目線で見つめられているのを感じた。私を雇ってくれなかった二人の大ボスさえも、感心していた。
そして3つのことに気がついた。
前へ進んでいる内にどうやら、とても高いところに来たようだ。私ができるくらいだからたいしたことない、と思っていたけれど、それはどうも違うようだ。何時の間にかたどり着いところ。まだ始まったばかりだが、もうこの時点で誇りに思って良いのだと。
次にあれだけ欲しがっていた仕事。今絶好のチャンスがあるのに、まったく興味がない。逆に考えると、もし仕事がもらえていたら、きっとNPに挑戦しようと言う気にはならなかっただろうな、と。つらい2年間だったけれど、これはきっと運命だったのかもと。
最後に、パーティーの時に思ったのだが、言い訳する人って実に多いこと。「もっと若かったら、私も挑戦したのに」とか、”もうすぐで退職だから今更学ぶなんて”、”小さい子供がいるから”、と。だれも聞いていないのにこうやって言い訳。
確かに私も若かったら、、、て思う時はあるけど、私の若い時だったらきっと今のようには出来ない、英語もできるようになって、経験を積んでネイティブでない分それでカバーして、と。今だからこそやるこだと思う。子供が小さいのに、と言われる時もある。でも今を逃したら頭がもっと硬くなって学べないような気がする。体力的にも難しいと思う。子供を言い訳にすると、子供のせいでと、私はかえって、恨んでしまいそうな性格がある。身勝手な母親だと思う時もある。しかし長い人生のたった2年だ(いやいやマスターの2年を入れると4年になるか)。それにNPになることで、家族にメリットもあるのだ。遊び明けているのではない。学ぶなり働くなり、何かに打ち込んでいる姿をみて、きっと子供達も理解してくれると信じている。と、振り返ると私ってブルドーザーみたいに自分のやりたいことを押しまくりながら進んできて、言い訳をしないんだ、と。そういう自分に改めて気づいたのだ。
人生はたった一度。妥協せず、自分のしたいこと、信じることをやって生きていたいものだ。こんな私を支えてくれる旦那には心から感謝しています。出会えてよかった。
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私が2年前にPCCをやめた時、正直いって、このボスが退職したら絶対もらえる仕事だろうなと思っていた。でもその頃彼女は退職する気は全くなかった。辛い思いをして古巣へ戻ってきた私を温かく迎えてくれたし、励ましてくれた。
昨年の一年間は私にとって、一昨年にましてもっと辛い一年だった。可愛がってくれた大ボスと目標としていた人の辞職。仕事の面接にことごとく落ち、将来のことを深く考えさせられた。興味のあること、幅の広い経験が積めるようにと、訪問看護に転向した。NPコースへの変更も挑戦した。道がふさがっても、変更が効くように自分を準備しておきたいと、前へ前へと進んできた。
以前のボスの退職が決まって以来、会う人ごとに言われたのが、「美加が彼女の後を継ぐんだよね」と。
2年前だったら、NPコースに入学が決まっていなかったら、そのとおりだと思う。しかし今は違う。
NPになるから、と返事をするとだれからも絶賛された。スゴーイ!美加だったら人気のNPになるよ!と。昔の同僚からもコメディカルの人からも言われた。なんだか尊敬の目線で見つめられているのを感じた。私を雇ってくれなかった二人の大ボスさえも、感心していた。
そして3つのことに気がついた。
前へ進んでいる内にどうやら、とても高いところに来たようだ。私ができるくらいだからたいしたことない、と思っていたけれど、それはどうも違うようだ。何時の間にかたどり着いところ。まだ始まったばかりだが、もうこの時点で誇りに思って良いのだと。
次にあれだけ欲しがっていた仕事。今絶好のチャンスがあるのに、まったく興味がない。逆に考えると、もし仕事がもらえていたら、きっとNPに挑戦しようと言う気にはならなかっただろうな、と。つらい2年間だったけれど、これはきっと運命だったのかもと。
最後に、パーティーの時に思ったのだが、言い訳する人って実に多いこと。「もっと若かったら、私も挑戦したのに」とか、”もうすぐで退職だから今更学ぶなんて”、”小さい子供がいるから”、と。だれも聞いていないのにこうやって言い訳。
確かに私も若かったら、、、て思う時はあるけど、私の若い時だったらきっと今のようには出来ない、英語もできるようになって、経験を積んでネイティブでない分それでカバーして、と。今だからこそやるこだと思う。子供が小さいのに、と言われる時もある。でも今を逃したら頭がもっと硬くなって学べないような気がする。体力的にも難しいと思う。子供を言い訳にすると、子供のせいでと、私はかえって、恨んでしまいそうな性格がある。身勝手な母親だと思う時もある。しかし長い人生のたった2年だ(いやいやマスターの2年を入れると4年になるか)。それにNPになることで、家族にメリットもあるのだ。遊び明けているのではない。学ぶなり働くなり、何かに打ち込んでいる姿をみて、きっと子供達も理解してくれると信じている。と、振り返ると私ってブルドーザーみたいに自分のやりたいことを押しまくりながら進んできて、言い訳をしないんだ、と。そういう自分に改めて気づいたのだ。
人生はたった一度。妥協せず、自分のしたいこと、信じることをやって生きていたいものだ。こんな私を支えてくれる旦那には心から感謝しています。出会えてよかった。
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