先日、昨年末に発売されたソニーのミラーレス一眼が良さそうなので、ソニーのサイトから発注した。
ソニーのカメラの中から選んだのはデジタル一眼カメラ α7 IVという機種。
ボクにとってはかなりの高額商品。
するとすぐに、このカメラは人気の機種でお届けは3月以降になりますと出てきた。
エーーーッ
まあ、ある程度は予想はしていたものの3月とはかなり遅い。
おまけに値引きは少ないし。
これも半導体不足なら仕方がないか。
数日前にも半導体不足の新聞記事を見た。
それによると、半導体チップや半導体チップを使った製品が世界的に求められているにもかかわらず、半導体の87%は台湾、韓国、中国で生産され、世界のチップの54%は台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSMC)社で製造されている。
1990年代は日本が世界を席巻していたのに、この30年間の間に様変わりした。
おまけに今は台湾と中国の緊張した関係が懸念される。
台湾は世界有数のチップ生産国だ。
中国と台湾の間で戦争が起こる可能性があると、アメリカの半導体チップ産業へのアクセスが潜在的に危うくなり、多くの産業に壊滅的な影響を与える可能性がありそう。
そうした中でアメリカのインテルは、半導体チップの生産規模を拡大する計画を発表しているし、台湾のTSMCや韓国のサムスンも、アメリカで工場建設を行って最先端の半導体を製造するらしい。
確かに、最先端のチップが載っているアップルのiPhoneや今のMacbookは素晴らしいが・・・。
日本も政府主導で4,000億円もの税金を投じてTSMCの工場を熊本に誘致することが決まったが、ここで作るのは最先端の物では無くて汎用の半導体と言うのが悲しい。
これらの計画はかなり有望だが、工場が生産レベルを向上させるまでには何年もかかることが予想される。
向こう数年間はこんな状況が続くかと思うと嘆かわしいやら悔しいやら。
頑張れ日本企業
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