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リチウムバッテリーをオルタネーター充電

2022-01-20 |  サブバッテリー

今回はRENOGYのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーがカムロードに走行充電器を付けないで、どれたけ充電出来るのかを試してみる。

言ってみれば、キャンピングカーのサブバッテリーを鉛からリチウムに変えただけでどれくらい充電出来るのか。

今は、リチウムバッテリーに取替えたら昇圧型の走行充電器を一緒に付けるのが、当たり前のようになっている。

しかしこれは最近のことで、電気食いのエアコンを積んでいると、昇圧して早めに電気を溜めたいのは皆さん一緒。

ほんの2~3年前まで昇圧型の走行充電器はほとんど無かったし、今でこそリチウムの生セルでバッテリーを組んだらBMSを付けるが、4~5年前はそれも付けなかった。

 

 

 

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、満充電から過放電前の常用域はとても安定しているので、生セルを4個直列につないだだけのものをサブバッテリーとして使うことが多かった。

今でもそんな使い方をしている人がかなりいると思う。

大丈夫なのかと思うかもしれないが、大容量であれば意外にバッテリーが壊れることもない。

今回はそんなテストをやるつもりはないが、エンジンを掛けてどれだけ充電できるのかちょっと確認。

 

カムロードのディーゼルには130Aのオルタネーターが付く。

 

 

テスト風景はこんな感じ 

RENOGYの100Ahのリチウムバッテリーの最大充電電流は50Aまでなので、少し安全を見て残量が半分くらいからスタート。

スマホのアプリはRENOGYのDC Homeを使用してBMSのデータを読む。

 

 

オルタネーターにつながってない状態

カムロードのオルタネーター電圧は13.9~14.2V程度だが、このときは13.9V程度

リン酸鉄リチウムバッテリーは残量が 54/100Ah

バッテリー電圧 13.0V

エンジンにつながってないので放電電流は 2.89A

 

 

オルタネーターにつながった状態

バッテリーは残量が 54/100Ah

バッテリー電圧 13.2V

充電電流は 26.05A

 

バッテリーは残量が 81/100Ah

バッテリー電圧 13.4V

充電電流は 14.03A

バッテリーは残量が 85.87/100Ah

バッテリー電圧 13.5V

エンジンにつながっていので放電電流は 13.94A

バッテリーは残量が 91/100Ah

バッテリー電圧 13.60V

充電電流は 13.05A

バッテリーは残量が 91/100Ah

バッテリー電圧 13.60V

充電電流は 8.0A

バッテリーは残量が 100/100Ah

バッテリー電圧 13.80V

エンジンにつながっていので放電電流は 0.96A

 

カムロードのディーゼル車は130Aのオルタネーターが付くがガソリン車は80Aだったと思う。

今回、安全を見てリチウムバッテリーが残量 54/100Ahからスタートしたが、バッテリー残量が少ないほど電圧が低くなるのでオルタネーターから大電流が流れる。

ちなみにリチウムバッテリーの残量がほぼゼロに近い場合は、130Aのオルタネーターからは約90A程度の電流が流れる。

実験で使ったリチウムバッテリーが2つ以上並列の場合は問題ないが、1つのときはバッテリーに損傷を与える。

オルタネーター電圧は13.6~14.2V程度だが、時間は掛かるが満充電になる。

しかし、そのまま長時間放置すれば過充電になる可能性があるので、オルタネーターからの充電はカットした方がよさそう。

うちのジルもそうだが、エンジンキーを回した段階でサブバッテリーの回路がオルタネーターにつながる。

スターターを回すとサブバッテリーから200A程度逆流するので、エンジンが掛かってからオルタネーターとサブバッテリーがつながるようにする必要がある。

 

 

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RENOGY JAPAN     https://renogy.jp/

 

 

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コメント (13)
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