うちのジルには市販の八木アンテナをルーフに穴を開けて支柱を通してその先にアンテナを取付けている。
工事は面倒だが、天気に関係なく室内からテレビを見ながら操作できるというのが一番のメリット。
この改造工事をやって6年経つので、点検と補修をやった。
アンテナマストはトイレルームに手を伸ばして、テレビを見ながら操作する。
同軸ケーブルは引き回しが面倒なのでルーフファンの近くから取り込んだ。
このアンテナはマスプロ製だが、今はもう製造中止と聞いた。
家庭用のものなので、対候性的には今一で6年も経つと電気メッキのビス類は錆ている。
そのためにさびた箇所にはペンキを塗った。
多少見栄えは悪いが、錆て醜くなるよりは良さそう。
アンテナマストが屋根を貫通する箇所は水道用の塩ビレジューサーにパイプを差し込んで、室内まで貫通している。
固定は外部のFRPにエポキシ接着剤を使用。
見栄えは良くないが、機能的には問題なさそうだが、念のためにシーリング回した。
アンテナマストはアルミパイプの20mmを使っている。
これはアンテナを上げたまま忘れて移動しても、パイプが折れてボディにダメージを与えないように細いパイプにした。
アンテナも小さいし屋根からの持ち上げも70cmくらいなのでこれまで問題は無かった。
室内側のトイレルーム内の様子。
左側はシャワーの高さ調整で、右側がアンテナマスト。
アンテナ方向が分かるようにしている。
工作は面倒だが、快適化度は 100点だ。
地デジアンテナは、屋根や他の金属類から60~70cm以上離したほうが影響を受けにくい。
地デジアンテナで一言。
※ 電界強度が高い場所ではどんなアンテナでも良く映って当たり前。
※ 電波が弱ければ弱いほどアンテナが大きくなるのは仕方がない。偏波が同じであれば、指先くらいのアンテナが多素子の八木アンテナよりゲインが高いことはアンテナ理論から言って有り得ない。
※ キャンカーに付けるメーカー製のアンテナは恰好はいいが価格が高いわりに映りは悪い。ルーフに直付けでよく映るはずがない。
※ 放送局の送り出し偏波に合わせることが大事。垂直か水平かは周囲のアンテナを見ればわかる。
※ カーナビのアンテナはゲインは少ないが垂直、水平偏波のどちらでも受けられる構造になっている。ボディが鉄だから受ける電波は一応ではないのでアンテナは数か所必要。
※ ヘンテナはゲインが少しあってどちらの偏波も受けられる。おまけに軽いので簡単にルーフより上に上げられるので良く映る。無指向性と言われるが、指向性はあるので向きを変えられるようにしたほうがいい。
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