
1971年に購入し読んだ本ですが、その後本棚にしまって有りました。
何回もの引っ越しに耐えて、日焼けをしていますがこの度再読しました。
イタイイタイ病は、低濃度のカドミウムを「食物や飲料水」からの長期間摂取で発症します。
特に女性に多いのですが、土着の人は30代から、お嫁に入った人は50代前後から発症します。
当時は原因も分からず患者さん及び家族にとっては悲惨な状況だった事が本より読み取れます。
このことを放射能汚染から見てみますと、低濃度=安全とは言えないわけです。
誰かの発言された「ただちに健康被害が有りません」もある意味間違ってい無い訳ですが…
しかし、晩発性の放射線障害が心配されますので「安全だー」おじさんに惑わされないよう取れる対策は取りましょう。
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