ロッキーの節電大作戦!「暑さ寒さを我慢しないで脱原発達成!」

浜岡原発停止による「電力不足?」報道に触発されて始めた節電日記。
必要な電気は使用、ムダな電気は使用しない。

SONY Studio CF-1980 整備?

2024-05-02 19:03:31 | アマチュア無線
SONY Studio CF-1980シリーズを数多く整備?しましたがその中で気づいたことを書いてみました。
皆さんご存じのようにCF-1980シリーズはCF-1980、CF-1980Ⅱ、CF-1980Ⅴと有ります。
構造的には良く似ていますのでCF-1980を中心に他機種もおりまぜて記します。
発売後かなり経っているので普通に入手出来る物はまず正常動作する事は有りません。
電気系統およびメカ部分の整備は必須となります。
整備内容を動画でもUPしています。
https://youtu.be/HVtbXmB-QEo

CF-1980は大きく分けて前期型と後期型が有ります。
スピーカーの外形形状が四角いのが前期型で丸いのが後期型です。
左写真が前期型、右写真が後期型です。
   
左写真がCF-1980Ⅱ、右写真がCF-1980Ⅴです。ダイヤル面に違いが、スピーカーは同径ですがヘッジに違いが…
   
CF-1980のケースを外す時の注意事項です。
カセットメカ部にビス止めがして有ります。ここの取り外しを忘れない様にしましょう。


先ずは心臓部のヘッドの状態です。
中古ラジカセのヘッドは多少減っている物ですが…
ヘッドはギャップのスジが確認できる状態まで減った物は寿命です。
写真右側のヘッドはそのギャップのスジが見えますのでもう寿命です。
この状態でも録再生は出来ますが悲惨な音です。
オークションを見ていると整備品ながらヘッドの状態は秘密と言う出品物がほとんどですが…


次はスイッチの分解整備です。
色々な洗浄剤や復活剤を試しましたがどれも一時しのぎ程度の効果しか有りませんでした。
スイッチを分解して見ますと結構な汚れです。どれも硫化して真っ黒になっています。
硫化=排気ガスや温泉のガスなどに含まれる硫黄成分が銀(Ag)と化合し硫化銀(Ag2S)になること。電子部品故障の原因となる。
数多くのCF-1980シリーズを見ていますがどれも似たような汚れです。
   
入手品の中には前ユーザーの方が接点復活剤を使用した物も有りましたが写真の様にヒドイ状況でした。

以上のような状態なのでスイッチの分解整備は必須となります。
固定接点側は「銅用コンパウンド」で磨き、荒れた接点面を綺麗にします。
擦動面にはコンタクトグリスを少量塗布致します。
稼働接点は形状が複雑なのでサンハヤトの「接点プライト」で処理しています。
処理前後の状況写真です。
      
整備スイッチの取り付けですが気を付け無いといけないのが方向性が有ると言う事です。
昔、SONYのサービスマンが言っていました。反対に取り付け事が有ると…
スイッチノブを直立したまま取り付けるとどちらに傾くか分からないので反対に付けることも有るようです。
だからいつもノブを傾けた状態で取り付けるようにしています。


マイク等の入出力端子も硫化で黒くなっています。
取り外してサンハヤトの「接点ブライト」で処理して黒い硫化膜を除去します。
写真は処理前後の状態です。


スライドボリュームは動きがスムースな場合はスリットが有るので接点復活剤を塗布して綿棒で清掃です。

動きの悪い物や汚れがひどい場合は分解整備が必要です。
ただし足が折り曲げて取り付けて有る物は足を伸ばすと必ず折れてしまいますのでお気お付けを!
    
回転型ボリュームも取り外して見ましたが、抵抗習動面が上側にありほとんど汚れていません。
取り外さなくても接点復活剤の吹き付けで問題無いようです。


1970年代ラジカセのトランジスターリード線はハンダ付け性向上のために銀メッキされた物が多用されています。
この銀メッキリード線は経年の変化で例外なく硫化して真っ黒になっています。
この硫化が性能低下や故障の原因になっています。
それと同時に銀メッキが析出してイオンマイグレーションを起こしています。
このイオンマイグレーション部分を断続的に電流が流れる事によって「バリバリ音」や「ジージー音」の原因となっています。
CF-1980シリーズのトランジスターはどれもこの様な状態です。
写真はリード線の硫化とイオンマイグレーションを起こしているトランジスターです。
   
この様なトランジスターは取り外して性能をチェックし問題無ければ硫化膜やイオンマイグレーションを除去し使用しています。
劣化品は新品に交換してますがバイアス抵抗の調整が必要です。
以前チューナー部2SC710を2SC1675に交換しましたがそのままでは正常動作しませんでした。

CF-1980はチューナー部にはモールド抵抗が使用して有ります。
このモールド抵抗は例外なく抵抗値の増大や割れなどで劣化しています。
劣化モールド抵抗は全数P型抵抗に交換します。
左写真はモールド抵抗の割れた状態です。右写真はモールド抵抗をP型抵抗に交換した様子です。
   
チューナー部の不具合でよく起きるのが電源ラインのセラミックコンデンサー劣化です。
絶縁が低下して抵抗になっていますので受信出来ない状態になります。

今まで経験したCF-1980のチューナー不具合の80%をこのセラミックコンデンサーの劣化が占めています。
この不具合はCF-1980、CF-1980Ⅱで有りました。
皆さんもチューナー不具合の時は疑って見てください。
また、良く鳴っていたのに突然無音になったことがありました。(CF-1980)
TR8のベース電圧が「ゼロ」でしたのでIFTの断線を疑い交換したら直りました。


電解コンデンサーの交換
電解コンデンサーを取り外しチェックすると劣化で容量の増大が見られます。(左写真)
電解液が蒸発して電極間が狭くなって増大しているのか?
容量抜けも有ります。(右写真)
   
いずれにしても電解コンデンサーは全数交換したほうが良さそうです。
特に電源回路は使用していなくてもACコードが差して有ると常に稼働状態なのでなおさらです。
写真は交換したオーディ用電解コンデンサー、右下の黒いのが高耐久電源用電解コンデンサーです。


オーディオ基盤の半固定ボリューム
CF-1980の前期型にはオーディオ基盤に半固定ボリュームが使用して有ります。
これが劣化すると「ボコボコ」と音が出ることが有ります。
この半固定ボリュームは整備または交換して置く必要が有ります。
右写真は劣化した半固定ボリューム、左写真は交換した半固定ボリューム。
   

モーターサーボアンプ部
ここのトランジスターもご多分に漏れず硫化しています。
取り外し性能チェックと黒い硫化膜の除去です。
速度調整半固定ボリュームは劣化して調整しにくいものです。
ここは調整のしやすい多回転型に交換です。
多回転型ボリュームは基板裏側にとりつけて有ります。
モーターのノイズをキャンセルするダイオードの劣化も有りました。
予防的にダイオードは交換するようにしています。


再ハンダ
経年でハンダが劣化してクラック等が発生している事が有ります。
怪しそうな所は新しいハンダを追加しながら再ハンダをします。
以前、音がだんだん出無くなる不具合に遭遇しましたが、トランジスターを取り外して清掃して取り付けたら直ったことが有ります。
多分、ハンダが劣化して不完全は導通不良を起こしていたのでしょう。


メカ部メンテナンス
グリスの固着と余分なところに油が付着していいるためメカ部の分解整備も必須です。
CF-1980やCF-1980Ⅴはわりとグリスの固着が少なめです。
CF-1980Ⅱは固着が多目で特にブレーキ部の固着が酷く大変です。
稼働シャフト部分のグリスが乾き接着剤の様になってこびり付いています。
ここを分解できるかどうかがメカ部分整備の成否を握っています。

作業中は手にグリスが付くので写真は少なめです。


定番のベルト交換
   

フライホイルのサビも綺麗に取ります。


ヘッド部の真ちゅう板も磨きピカピカに…

メカ部とスピーカーを取り外しボデー内部も清掃です。


数多く見ているとこんな事も…
モーターが逆回転、これには驚き!
マグネットの圧入がゆるく使用中にマグネットが回転してS極とN極が入れ替わって回転が逆になった様です。


モーターの回転が不安定
モーター内部のコンデンサーが断続的にショートしている様でした。


これはリード線を挟み込んでカバーをした様でリード線が潰れています。


これはヒートシンクを基板に締め付けているビスですが最後まで締まっていない。


これはカウンター用のベルトがプーリーに掛かっていない。


クリップが掛かっていない。


ハンダの外れ


接着剤が垂れ下がってランプスイッチを強く押さないと点灯しない。


カセット操作部の摩耗
手持ちの現物で確認するとCF-1980前期型のシリアルNo.117,721番以前は押しボタン部に摩耗がみられる。
リンクの当たり部分が少ないのが原因です。
このようなのを入手した場合は部品取り品から幅の広いリンクと入れ替えを行っています。

手持ちのシリアルNo.211,024番はリンクの当たり部分を広くして改善され摩耗は見られません。


これはスライドスイッチの取り付けが傾いている。


調整です。
まずは電源電圧12Vの確認とチューナーへの電圧調整です。
チューナー電圧は4.6Vです。調整は半固定ボリュームで行います。
この半固定ボリュームも劣化している場合は整備または交換です。
下写真の左下隅が交換した半固定ボリュームです。
CF-1980の前期型ではこのボリュームは無くて抵抗の選択になっています。

テープ関係の調整は基準テープを再生しながらオシロを見ながら行います。

チューナー部の調整は目盛り合わせと感度調整です。
左写真はCF-1980の後期型、右写真はCF-1980Ⅱのチューナー部です。
     

故障モード
いままで遭遇した故障と対策を簡単に記します。
1)ジージー、バリバリ音等のノイズ(CF-1980、Ⅱ、V)
  トランジスターのイオンマイグレーションを除去
  トランジスターの不良→交換
  パワーICの不良→交換(CF-1980Ⅴ)
2)ボコボコ音(CF-1980前期型)
  AF回路の半固定ボリュームの劣化、整備または交換
  その他ヘッドの磁化でも発生(CF-1980シリーズ全般)
  消磁する。
3)音量可変が出来ない。音が小さい(CF-1980Ⅴ)
  ボリュームのブラシが脱落、CF-1980Ⅴはブラシの固定が特殊なので発生しやすい。
  これは部品取り品と交換
4)レベルメーターが半分位振れる。(CF-1980シリーズ全般)
  4-1)切り替えスイッチが汚れて端子間の絶縁が低下→スイッチ分解整備
  4-2)IFTの絶縁低下でTRコレクターの電圧が検波回路に流れ込む為→IFT交換  
5)ラジオが聞こえない(CF-1980、Ⅱ、V)
  チューナー部のセラミックコンデンサーの劣化→交換
  チューナー部のコイル部のハンダ劣化で導通不良→再ハンダ
  感度が悪い。トランジスターや検波ダイオードの劣化→交換
       バーアンテナの線がハンダ付けの所で断線→再ハンダ
6)モーターの回転ノイズが発生
  サーボ回路のダイオード劣化→交換
  モーターの不良→部品取り品に交換
7)モーターが回転しない
  電流制御トランジスターの不良→交換
8)テープ走行不具合
  グリスの固着等→メカ部の分解整備、
9)音がこもる
  ピンチローラーの不良でテープが蛇行している。
  ピンチローラー交換
10) テープを再生すると消去される。
   切り替えスイッチの汚れで端子間の絶縁が低下して消去ヘッドがOnになる。
   切り替えスイッチの分解整備
11)テープ再生時擦れるような音がする。 
   誤録音防止の金具が変形してキャプスタンプーリーと接触している。 
   金具の変形を修正する
12) ダイヤル面の針が動かなくなる。
   ダイヤル糸を掛けているプーリーのシャフトが折れている。
   ストレート部の有るスクリューをタッピングしてシャフト代わりにする。
  
13)ラジオやLINE INで聞いていると30分位で音がかすれて来る。
  LINE INジャックの接触不良なので何回かジャックを抜き差しすると直る。
14)録音時消去されないで前の音が残る。
  バイアス発振回路の不具合かと思いユニットやコンデンサーを交換してみたけど直らず
  結局、消去ヘッドを交換したら直りました。
15)FMの時にチューニングメーターが振れない。
  FM側の検波ダイオード不良、ガラスが破損、もう一方も亀裂が…
  
16) ラウドネススイッチをOFFにすると音が出なくなる初めての現象です。
  最初はスイッチの接触不良かと思いましたが、テスターを当ててみるも問題なしです。
  スライドボリュームの端子に追加半田すると良くなったり駄目になったりで不思議な現象です。
  回路図を見るとスライドボリュームのカシメ部が接触不良で導通していないのだと気づきました。
  カシメ部も酸化していて取り外し取り付け時の半田の熱で接触不良になったようです。
  部品取り良品に交換で良くなりました。
  
17)音が小さい、16㎝スピーカーボイスコイルの断線でした。
  スピーカー交換で音が出るようになりました。
18) 音が微妙にひずむ。
  カップリングコンデンサー等を疑り交換しましたが改善せず。
  最終的にパワーTRを交換したら直りました。
  交換したパワーTRのhfeは正常で、hfeだけでは判断出来ないようです。
  
19)音がかすれる。
  スピーカー交換で正常になるのでスピーカーが問題ですね。
  スピーカーの外形にサビが発生しているので内部もサビが発生していると思われます。
  分解してみると予想通り内部がサビていました。
  コイル側にもサビが…
       
※つづく

 
 


 
 
 
 
   
   
 
  
  
  
  




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24時間換気吸い込み口の清掃

2022-04-30 20:11:49 | 立て替え大作戦
我が家の24時間換気は「第3種換気方式」です。
これは、排気ファンにより強制排気をし吸気口から自然に吸い込みます。
先日この吸気口に付いているフィルターを掃除の為に外しました。
そうするといつも汚れているのですが今回は余り汚れていません。
今回は写真撮り忘れで有りませんが、いつもは下の写真のように汚れています。

不思議に思い吸気口をのぞくと向こう側が余り見えません。(トップ写真)
よく見ると吸気口の外側にホコリが溜まり詰まっています。
築16年経ちますが吸気口の外を掃除したことは有りませんでした。
ホコリが少しずつ積もって目詰まりを起こしたようです。
早速、内側からエアーブローを行い目詰まりを解消です。

エアーブローに使用した携帯コンプレッサーです。
重さは10kg位のであちこちに持って行けて便利です。
ただし、タンク容量が小さいので長くはエアーブロー出来ません。

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サーモスタット混合水栓の取り換え

2021-09-29 13:44:06 | 立て替え大作戦
サーモスタット混合水栓レバーの動きが悪くなったので新しい物と取り換えです。
新築時から使用しているのでかれこれ15年間使用したことになります。
物はアマゾン等の通販で購入することも出来ますが、地域経済活性化の為に近くのホームセンターで購入。
現物を確認しながらあれこれと迷いレバーハンドルの長いのにしました。


交換工事費は8,000円掛かるとのことでしたので自分で交換する事に…
先ずは道具を準備しますが特に特殊な道具は要らなく道具箱の中に有りました。
写真に有りますパイプレンチとドライバーは必要無かったです。


次に、部品の不足が無いかチェックします。
特に不足は無いようです。


モンキーレンチで取り付けナットを緩めて古い本体を取り外します。
その前に水道の元栓を閉めるのをお忘れ無く。


取り外すと結構汚れています。
シールテープの残骸も取り除かなくてはなりません。
写真の様にシールテープが残ると言う事はシールテープの巻き方に問題が有ります。
水が通る穴の部分にシールテープが掛かる巻方だとこうなります。


汚れを落し取り付け準備完了!


シールテープを5回以上巻きます。
巻き方が足りないと水漏れの原因になります。
また、水の通る穴の部分にはシールテープが掛からないように巻きます。


穴ピッチと平行度に配慮しながら締め込みます。
ゴムパッキンが付いてはいますがここの平行度は肝心な所です。
ここまで終わったら元栓を開いて水を出し配管内のゴミなどを流します。


取り付け完了!
通水試験では水漏れも無く上出来でした。
混合水栓レバーの動きも軽く気に入りました。
シャワーヘッドが大きめに成りました。
一時間ほどで作業終了です。
時間給8,000円の仕事をしました。凄い!
 

  
 
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モノラルラジカセの最高峰!SonyCF-1990

2020-12-26 16:50:10 | アマチュア無線
今回は、Sonyのモノラルラジカセ「CF-1990」の整備です。
大きなキズも無く比較的状態の良い物ですが惜しいことにスイッチノブが1ヶ所折れています。
状態はテープ不動、ラジオもイマイチです。
発売後かなりの年月を経ているので想定の範囲ですが…
    

早速ケースを外して見ると大迫力の20㎝スピーカーが表れました。
コーンの状態も良く中心ドームの凹みも有りません。
ツイーターのマグネットがCF-1980等と比べると随分大きくなっています。
   

基板の配置はCF-1980シリーズと同じ感じです。

本体が大きい分部品配置は余裕が有ります。
下の写真はチューナー基板ですが、左側が本機、右側はCF-1980で比べると分かります。


ちょっと意外だったのがチューナー部のモールド抵抗です。
CF-1980ではチューナー基板にモールド抵抗を使用していましたが…
その後のCF-1980ⅡやCF-1980ⅤではP型抵抗に変更されていたのにCF-1990ではモールド抵抗に先祖返りしています。
モールド抵抗は劣化で抵抗値が増大するので全数P型抵抗に交換する必要が…こりゃ大変。
トランジスターの足も硫化で真っ黒になっていますので取り外して清掃や特性チェックです。
それにバリバリ音やジージー音の原因となるイオンマイグレーションの除去が必要です。

トランジスターの対策とP型抵抗に交換した状態です。トランジスターは6個の劣化品が有りましたので交換しました。
      

モーターサーボ基板です。
CF1980シリーズと比べると電源電圧が6Vになったせいか回路が変更して有るようです。
コンデンサー交換、トランジスターチェック、速度調整半固定ボリュームの交換です。
速度調整半固定ボリュームは基板裏面に取り付けて有るのでみえません。
モーター制御用のトランジスターの発熱が多いような気がしたのでアルミの放熱版を付けました。


バンド切り替えスイッチです。
操作ノブが上面に有るので複雑なリンクを経て右写真のバンド切り替えスイッチを動かしています。
スイッチをノッソリと動かすとバンドが上手く切り替わらない場合が有ります。
   

サイド面に有る各種の入出力ジャックです。
これも硫化で真っ黒になっているので取り外してサンハヤトの接点プライトで処理が必要です。右写真が処理後で綺麗になりました。
   
スイッチ類を取り外し分解整備です。
汚れた状態で接点復活剤を使用しても効果は限定的なので分解整備が必要です。
      
開口部に近い方の接点が汚れています。

小さいスイッチは外気に暴露されやすいので硫化で真っ黒です。
本機の発売された1970年代は公害で亜硫酸ガスが多く放出されたのでその影響でしょう。

銅用コンパウンドで磨きピカピカに…
     

壊れていたスイッチは他機のを移植です。
ノブの形状が違いますが特に違和感は有りません。


乾電池BOXは綺麗です。
乾電池4本で動作するようです。CF-1980シリーズは8本使用だから随分進化している。
プラス側端子が3個になっているので不思議ですが充電式バッテリーの為の物かと思う?
   

電解コンデンサーは無条件に交換です。(一部交換できないところ有り)
外観は綺麗でも例外なく劣化しています。(特に容量の小さいのが悪くなりやすい)
   

電圧調整用半固定ボリュームが汚れていました。カシメの所に黒い硫化膜が入り込むとダメになります。
サンハヤトの接点プライトで処理して硫化膜を除去して有ります。抵抗値も4.7KΩでOKでした。


メカ部分を取り外し整備です。定番のベルト交換です。
   
ヘッド部分のスライドはスチールボールの5点支持となっていました。
いつも思うのだけどグリスは作業者の手加減で多く塗られている所に固着の不具合が発生しています。
同じ場所でも固体によって全く問題の無い場合が有ります。本機は固着ヶ所が多めでした。
あと、金属と金属がスレ合う所は黒っぽいモリブデングリスが使用して有ります。
メカ部整備中は手がグリスで汚れるので写真少なめです。


ヘッドは段差が有ったので少し研磨して有ります。
      
テープスピードの調整は多回転型ボリュームに替えたのでスムーズに出来ました。


一通り終わりテスト中です。
ボタンの操作は軽く非常に良いですがラジオSW等は少し固めです。
オートシャットオフは当たり前ですが、CF-1990には再生終了でオートリワインドやオートリピートが有ります。
この操作をメカの機構部分だけでおこなっている事に驚きます。
ラジオではMWの帯域を広くして音の深みを増す切り替えも出来ます。
レベルメーターがテープ再生時に振れないのでおかしいと思っていましたがスイッチをミキシング側にすると振れます。
振れ方がピークに対して鋭く反応する感じで高級感があります。


ケースの締め付け部1ヶ所破損が有りました。
瞬間接着剤で固定し回りを今はやりの紫外線で固める樹脂で固めました。固めた状態の写真撮り忘れです。


ケースに収めました。
パソコンのスピーカーに慣れた耳にはこの迫力はなんだと言うくらいの音質です。
  
「使い終わったら必ずOFFに」のラベルが剥がれていたのでプリントアウトして作りました。


しばらく使用していて気がつい事ですが、AC100Vの場合に本体の電源が入って時に一瞬ですがブーンと小さな音がします。
この現象は乾電池や外部電源(無線機用安定化電源)では発生していません。
一瞬なのでラジオを聞いているときやテープを再生している時は何ら問題無いのですが波形を調べてみました。
アンプに供給されている電源は、トランス→整流ダイオード→平滑コンデンサ→パワーアンプと流れています。
供給されている電圧がスイッチが入ったときに一瞬下がりますがここでブーンと小さな音がします。
最初に下がるのは各回路にチャージされるからだと思います。
チャージが終わればブーン音もしないのでこう言う仕様なのか?

整流回路の内部抵抗を少なくしてやれば改善するかと思い整流ダイオードを順方向抵抗値の小さい整流用ショットキダイオードに変更。
それに平滑用電解コンデンサーの容量を2200μF×2個から3300μF×2個に変更してみました。
結果は多少の改善が見られましたが解消には至りませんでした。
おなじソニーのラジカセCF-1980が手元に有ったので電源波形を調べて見ましたが同じ様な感じで最初のドロップが有りました。
しかし波形ドロップが少なくスピーカーが小さいせいかハム音として感じません。


受信周波数とダイヤルの位置関係です。
         
整備完了です。


コメントを頂き返信したのですが何故か反映されないのでこちらに書き込みます。
今日は、古いラジカセは多少の整備が必要です。
最近の私はメカ部の分解整備や劣化部品の交換などかなり徹底してやっていますが、
取りあえずベルトの交換とスイッチ類に接点復活剤を吹き付ける位で何とか実用になる場合も有ります。
程度の良さそうなのを入手して少しずつ始めて見るのも良いかと思います。
私も最初はベルト交換と接点復活剤の塗布から始めました。

修理の依頼もたまに有りますが、主に整備しているのがソニーのCF-1980シリーズなのでそれ以外はお断りしております。
整備するにしても古い機器なのでいつ故障するか分かりませんのでその辺をご納得いただいてからやっています。
自己所有の機械ですが以前こんな事が有りました。整備後の動作確認をしてOKとなりケースに収めたら故障していたことが有りました。

整備品の一部はヤフーオークションにも出しています。興味が有ればご覧下さい。
「CF-1980」で検索していただければ出てくると思います。スピーカーの画像が私の出品物です。
現在CF-1990も整備前の物を1台保有しています。整備後出品予定ですけど物になるかはまだ分かりません。
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#2020年 電気使用量 「1,833kWh/年」 2005年の過去最高に比べ71%の減少!(ロッキーの節電大作戦)

2020-12-11 20:34:06 | 脱原発は節電から
今年最後の検針が有り12月の電気使用量が確定しました。
12月の使用量、今年は昨年に比べ減少しています。
現在の暖房はエアコンからファンヒーターに切り替わって居ますが…
期間の最初はエアコンでしたので割と暖かい日が続いて使用量が減少したようです。

年間で見ますと1,833kWhで近年増加傾向ですが、節電開始前と比べると大幅な減少です。
2005年の過去最高値「6,489kWh」と比べると71%の減少です。
この減少はエアコンの使用を控え暑さ寒さをガマンした訳では無く「ムダな電気使用」に気が付いて対策をした結果です。
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#加湿空気清浄機のカビにご用心…(ロッキーの節電大作戦 番外編)

2020-12-11 20:03:34 | 日記
空気の乾燥するこの時期、インフルエンザや風邪の予防に室内の加湿が有効です。
ただし「適切な湿度と室温」を保持しないと冬場でもカビやダニなどが繁殖しますので注意が必要です。
最適湿度帯は40%~60%と言われていますが室温で変化します。


湿度の目安とする湿度計も個体差が結構有ります。(同じ場所でも58~70%)
写真中央の湿度計は低めに出ているのでこれを基準にしますと加湿のし過ぎに成ります。
右端の「タニタTT-551」が温度湿度共に反応が良く正確に思えたので現在各部屋に設置して温湿度管理をしています。


湿度管理と言えば加湿器ですが我が家のは空気清浄機と一体型になっています。
常温で加湿する機器はメンテナンスを怠ると、中の水が雑菌の温床と成り、加湿により室内環境を悪化させ兼ねません。
対策として水タンクは毎回、加湿器部分もこまめに洗っています。
水質を改善する銀+イオンの部品も定期交換が必要ですがこの部品、メーカーにより交換が1~2年毎から10年毎と幅が広いのが少し疑問です。
下の写真は銀+イオンの部品:右がダイキン用で10年間、左がシャープで1~2年

トップ写真の機種(ダイキン)で先日トレー部分を3~4日洗わなかったらトレー部にヌメリが発生した。
10年有効の銀+イオン部品の効果を過信してはいけません。
特に水の有無を検知するフロートが付いていますが、この部品のした部分にヌメリが発生しやすい。

ダイキンの加湿部分はいつも水より上にあり乾燥しやすい。
特に感心するのは加湿フィルター部分が全然汚れないことです。
なぜ…???
後に書いていますシャープのは加湿フィルターが直ぐに汚れてそれが落ちないと来ている。
ただし、水を汲んで加湿部分に掛ける構造になっているのですがその部分にカビが発生します。
加湿部分          汲んだ水をかける所にカビが… 
   

シャープは銀+イオン部品がタンク側についている。
タンクの水質改善を行っているので良いかと思いきやこれも3~4日洗わないとトレー部に少しヌメリが発生した。
こちらもフロートは簡単に外せるようになっている。
青色の加湿フィルター部分は加湿しないときは常に上に有り乾燥しやすい。
だだし給水毎に加湿フィルターを水洗いして居ても水のミネラル分が白く析出してくる。
これがクエン酸液で処理してもほとんど落ちない。
また水に浸かっている矢印部分の内部は普段清掃しないのでヌメリが発生します。

分解して清掃、矢印部分にヌメリ発生。

それと水タンクのゴムパッキン部にカビのような物が発生していました。
台所洗剤で洗えば直ぐに落ちましたがこんな所にもと言う感じです。
加湿器を使用していないフタと比べてみました。
左が使用中   右が未使用  


機器メンテナンスを怠りなく行い衛生的な室内空間を作りインフルエンザや風邪を予防しましょう。

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モノラルラジカセの最高峰!SonyCF-1990 №2

2020-11-10 07:33:59 | アマチュア無線
CF-1990の2台目が手に入りました。
説明では全ての動作確認で問題無し!とのことでしたが発売年からかなり経っているので眉唾だなと思いつつ整備前提で取得です。
オリジナルの外箱に入って到着です。

小キズは有る物の外観は綺麗です。
         
次に動作確認です。
確かに各種スイッチやボリュームにガリは無く操作に問題は有りませんでした。
よほど保管状態が良かったのでしょう。
ただ、テープスピードは倍速くらいの速さで回っています。
ベルトが劣化して伸びれば回転は遅くなるはずだが?
後から分かった事ですがモーターサーボ基板の電解コンデンサーの不良でした。

基板の配置はCF-1980シリーズと同じ感じです。
左側はチューナー基板、中央は20㎝スピーカーヨーク、右側がAFアンプ基板です。

チューナー部基板はシールド部分のくすみも無く鏡のように部品が映り込んでいます。
      
大迫力の20㎝スピーカーです。8Ω6W、今は余りお目に掛からない「MADE IN JAPAN」です。
   
5㎝ツイーターのマグネット、CF-1980シリーズと比べると随分大きいのが使用して有ります。

驚きなのがスイッチ部分やスライドボリュームの綺麗さです。
CFシリーズを数多く見ていますがこんなに綺麗なのは初めてです。
動作はガリも無く正常に切り替えや可変が出来ています。
接点復活剤を塗布と思いましたがこんなに綺麗で動作も問題無いので復活剤で汚すことも有るまいと思い止めました。

下写真は他機の例ですが、スイッチ部分は外気に暴露されやすいので硫化で黒く変色しているのが常です。
  
ヘッドの状態もほとんど使用していないのでは無いかと思われます。
状態の良さを何とか伝えようと思い格子状の紙をヘッド手前に置いてみました。
線が連続して変化しているので状態の良さが分かると思います。

これほど程度の良い状態の物ですが電解コンデンサーに付いてはかなりの劣化が有りました。
やはり古いラジカセは電解コンデンサーの寿命が尽きていることが多い様です。
音が出ていても本来の性能を発揮しているとは考えられませんので交換が必須となります。
先ほどのモーターサーボ基板の電解コンデンサーをチェッカーで測ってみると47μFが倍の容量になっています。
100μFもほぼ倍の容量です。結局サーボ基板の電解コンデンサーを交換したらテープスピードが直りました。
   
電解コンデンサー交換後の状態、右写真は取り外した電解コンデンサーです。
   
いままではスピード調整用半固定ボリュームが劣化して調整が困難なことが多いので多回転型半固定ボリュームに交換していますが…
本機の半固定ボリュームは劣化も無く綺麗なので交換していません。スピード調整も問題無く出来ました。

CF-1990で使用されているトランジスターのリード線はハンダ付け性向上のために銀メッキされた物が多用されています。
この銀メッキリード線は経年の変化で例外なく硫化して真っ黒です。この硫化が性能低下や故障の原因になっています。
それと同時に銀メッキが析出してバリバリ音やジージー音の原因になるイオンマイグレーションを起こしています。
この硫化やイオンマイグレーションは1970年代に発売された古いラジカセには見られる現象です。
本機の場合この硫化が少ないので取り外しての対策は止めようかと思いましたが…
それでもと思い取り外して特性をチェックし劣化品は交換して有ります。
いつもは一気に外してしまうのだけど今回は慎重に1個ずつの対応です。
リード線が硫化して黒くなっていますがわずかです。

チューナー部にモールド抵抗が使用して有ります。
このモールド抵抗は劣化で抵抗値の増大が見られるのでCF-1980では全数交換していました。
しかし、前のCF-1990でP型抵抗に交換しながら抵抗値を測るとほとんど抵抗値の変化が有りませんでした。
発売年が新しい分、劣化も起きていないようです。ゆえに本機では交換は取りやめました。

経年により変色していることが多いポリアセタール樹脂部品ですが真っ白で綺麗です。

受信周波数とダイヤル位置です。
MW 730kHz

MW 1330kHz

FM 76.8MHz

FM 90.4MHz

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SONYのラジカセ「CF-1980」 №26

2020-10-27 21:01:12 | アマチュア無線
SONYのラジカセCF-1980が手に入りました。
汚れは少なめですが、テープ走行ダメ、ラジオ不調ですので整備?です。
残念な事にスイッチノブが2個破損しています。


早速ケースを外して見るとスピーカーの外形が丸いので後期型のようです。
CF-1980はスピーカーの形で前期型と後期型に分類できます。
その他に回路や使用トランジスターでも前期型と後期型では違いがあります。

こちらは前期型でスピーカーの外形が四角です。


スピーカーを保護して作業開始です。

作業計画としては次の様な感じです。
1)スイッチの分解整備
2)トランジスターを取り外して性能チェック、不良品は同等品と交換
3)電解コンデンサーの交換
4)カセットメカ部の固着グリスの取り除きとグリスアップ
5)モーターサーボアンプ部の整備(速度調整半固定ボリュームの交換)
6)チューナー基板のモールド抵抗全数交換
7)調整(チューナー部、速度調整等)

スイッチを取り外し分解して見ると接点部分が真っ黒で結構な汚れです。
稼働接点は形状が複雑なのでサンハヤトの接点プライトで処理しています。

固定接点側は銅用コンパウンドで磨き、荒れた接点面を綺麗にします。

スイッチ擦動面にはコンタクトグリスを少量塗布致します。
このコンタクトグリスは流動性がものすごく有ります。
使用後フタをしていても容器を写真のように横にして置くと漏れ出します。
必ず立てて置かないといけません。

こちらの接点は方向性が有りますので気を付けないといけません。
右端2個の可動接点は形状が微妙に違います。

マイク入力などの入出力端子の交換です。(取り外した端子)

前もって処理してある端子と入れ替えです。
手前が処理品で硫化膜が取り除いて有るのできれいです。奥が取り外し品です。

整備スイッチの取り付けですが気を付け無いといけないのが方向性が有ると言う事です。
昔、SONYのサービスマンが言っていました。反対に取り付け事が有ると…
スイッチノブを直立したまま取り付けるとどちらに傾くか分からないので反対に付けることも有るようです。
だからいつもノブを傾けた状態で取り付けるようにしています。
壊れたていた2個のスイッチは部品取りしてあった物を使用です。

スライドボリュームはスリットが有るので接点復活剤を塗布して綿棒で清掃です。
以前、分解清掃しましたがスライド操作のスムーズ感が無くなったので最近は特に必要が無い限りこの方法にしています。


トランジスターを取り外してチェックです。
CF-1980シリーズで使用されているトランジスターのリード線はハンダ付け性向上のために銀メッキされた物が多用されています。
これはCF-1980に限った事では無く1970年代初期のラジカセや無線機も同じです。
この銀メッキリード線は経年の変化で例外なく硫化して真っ黒になっています。これが性能低下や故障の原因になっています。
それと同時にリード線の銀メッキが析出してバリバリ音やジージー音の原因になるイオンマグレーションを起こしています。
トランジスターは全数取り外して良否のチェックと硫化膜やイオンマグレーションを除去します。
※取り外したトランジスターです。

リード線は硫化して真っ黒になっています。
それに底面にシミのような物が見えますがこれが析出した銀です。
ここを電流が断続的に流れバリバリ音やジージー音の原因になっています。
この現象は本機だけに限らず古いラジカセには良く見られる現象です。

同じ型番でも銀メッキリード線を使用していないトランジスターも有ります。
左が銀メッキリード線使用トランジスターです。
過渡期で銀メッキ品とハンダメッキ品の物が使用して有るようです。


電解コンデンサーは取り外しチェックすると劣化で30~50パーセント位の容量の増大が見られます。

こちらは0.47μFの電解コンデンサーですが2倍の容量になっています。

電解コンデンサー、AF回路はオーディオ用に交換です。電源部は高耐久型に交換です。(一部を除く)


回転不良はたいがいベルトですが本機のベルトも伸びきっています。
これでは回転しません。
   
モーターサーボアンプ部、トランジスターのチェックと速度調整半固定ボリュームを調整のしやすい多回転型に交換です。
多回転型ボリュームは基板裏側にとりつけて有ります。
  
メカ部のメンテナンス作業風景です。
操作ボタンの所はグリスがベトベトで大変です。

ピンチローラーを中古品ですが状態の良い物に交換です。

スピーカーを取り外し内部もきれいに清掃です。

メカ部メンテナンス完了で取り付けました。


チューナー部は劣化しているモールド抵抗を全数P型抵抗に交換です。
トランジスターは取り外してチェックです。結果、劣化品4個を同等品に交換しました。
問題の無いトランジスターは再利用で硫化膜やイオンマグレーションを除去して有ります。
   

取り外して有ったスピーカーを取り付けました。

スピーカーヨークが分厚く立派です。


さてさて緊張の電源投入!
ラジオなにがしかの放送が聞こえる…チューナーは目盛り合わせと感度調整です。
テープも取りあえず音が出ているのでテープスピードとアジマス角の調整をしました。
         
外部電源での確認です。12Vが定格です。
   
どれ位電圧が降下しても動作するか確認すると8Vまでは正常動作しています。

調整も終わりランニングテスト中…

ようやくケースに収めました。


長くなりますが同じCF-1980 №27 の整備内容です。
同じ様な内容なので適当にカットして有ります。
いきなり整備後の写真です。
   
電解コンデンサー交換ご写真です。
オーディオ用コンデンサーがきれいです。
奥に見える黒っぽいコンデンサーが電源用高耐久型です。

電源スイッチも硫化して真っ黒になっていたのですが綺麗に清掃です。奥の方に見える青く四角い部品が、交換した速度調整半固定ボリュームです。
他機の例ですが2枚目写真は処理前後の比較です。
    
劣化していましたモールド抵抗交換後の写真です。
   
ハンダの劣化も予想されるので増しハンダをしました。

ツェナーダイオードも取り外しチェック清掃です。写真は清掃前

ヘッドの状態は良さそうです。

終わりです。
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遅い日よけの取り付け(ロッキーの節電大作戦)

2020-08-11 08:31:41 | 日記
例年だと7月の梅雨開けに取り付ける日よけですが、今年は長雨の影響で取り付けは8月となりました。
今年は日よけが要らないかと思っていましたが、ここに来て晴天続きでようやく夏らしくなって来ました。
こんなに遅い取り付けは日よけの取り付けを始めた2011年以来初めてです。
緑のカーテンもようやく出番となりました。

緑のカーテンからの贈り物、長雨でもそれなりに育ちました。



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2020年3月電気量は売り買い同じに

2020-07-26 09:26:19 | 日記
3月の電気使用量は売り買い同じでした。
分社化した中部電力ミライズKKの伝票によると
買いは「ご使用量」
売りは「受給電力量」と言うらしい…
実際の使用量は自家消費量の71kwhが有るので201khwになります。
最近は節電ネタも無いので自然体で電気を使用しているせいか毎年3月は130kwh位で推移です。
それでも過去最高2006年の504kwhと比べると大幅な減少です。
それにしても2014年の54khwは自分ながら凄いと思う。
どんな暮らしをしていたのだろう…

 
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過去20年間の電気代

2019-12-31 08:27:36 | 脱原発は節電から
過去20年間の電気代をグラフにしてみました。
2011年より大きく減っています。
これは原発事故により節電に目覚め取り組んだ結果です。
節電と言っても暑さ寒さをガマンしてエアコン使用を控えたのではありません。
緑のカーテンで夏の日差しを和らげエアコン負荷を低減しました。
待機電力の削減も大きいです。古いPCやHDDレコーダーは年間で見ると1ヶ月分の電気使用料に匹敵します。
パット点くHDDレコーダーは電源を切ったつもりでも内部は動いていて電気使用料は再生中と余り変わりません。
設定によって待機電力は少なく成ります。その代わり起動に少し時間が掛かるように成りますが我が家は待機電力削減を優先しています。
最近の照明はリモコン付きが多いですがこれも待機電力を発生していますのでなるべく元スイッチで切るようにしています。
詳しくは過去ログにありますので下記でどうぞ
https://blog.goo.ne.jp/byq2hj/e/cafcd4e9750c683ae1263499282651df?fbclid=IwAR2r6XgFo2dNJdGdKAXzpIk0nGtxQnOT3GDCzY_dVu4b7nmJF_sKrQ87dog
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#2019年11月度電気使用量「141kWh」 (ロッキーの節電大作戦)

2019-11-14 14:32:51 | 脱原発は節電から
最近は特に節電を意識していないのだけどここ数年の11月は低下傾向です。
11月で過去最低の2014年はどうやって過ごしていたのかと思う…

久しぶりの書き込みですが「FB」なみにリアクションのボタンが新設されている。

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太陽光発電 償却完了!(ロッキーの節電大作戦)

2019-09-02 09:13:31 | 脱原発は節電から
2012年に設置した太陽光発電設備の償却が完了しました。
当時、結構しましたので設置には大げさですが清水の舞台から飛び降りる覚悟が必要でした。
それでも補助金が結構有ったのと買い取り価格に助けられ償却完了です。
7年3ヶ月掛かりました。

最近の太陽光発電は随分と安くなっています。設置へのハードルは下がっていると思います。
住宅の屋根に3kw程度の設備を取り付けて、設備費を抑えれば気楽に取り付けられそうです。
買い取り価格も下がってはいますが、設備費を低く抑えるので直ぐに償却できそうです。
特にオール電化の方で日中在宅して見える人は、発電した電気を自家使用するので有利です。
何しろオール電化の電気代は平日の日中はべらぼうに高く設定して有ります。
平日昼間 38円/kwhです。これなら売るより自家使用した方が断然お得です。



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2019 年8月の電気使用量は「229kWh」でした。 過去最高の2008年の「816kWh」と比べると「71%減」(ロッキーの節電大作戦)

2019-08-20 11:53:10 | 立て替え大作戦
8月の電気使用量の検針が有りました。
8月と言っても検針日の関係で7月10日~8月12日の34日間分です。
使用量は「229kWh」となり昨年の「207kwh」と比べると10%の増加です。
しかし、昨年の「207kwh」は30日間分ですので日割りにすると今年の方が少なめです。

過去使用量との比較
 2008年8月=816kWh 過去最高
 2012年8月=101kWh 過去最低
 2019年8月=229kWh 2008年対比節電率=71%

今年は梅雨明けが遅れましたが、その後は猛暑日が続きました。
エアコンの24時間稼働で暑さをしのいでいます。
それにしても最近はすぐエアコンを入れてしますので夏でも汗をかくのが少なくなっています。
日中はリビングやキッチンのエアコン、夜は寝室のエアコンとエアコンの切れ目が有りません。
熱中症になりやすいのは快適な環境で暮らしすぎなのかも知れません。
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#緑のカーテンが完成!(ロッキーの節電大作戦)

2019-07-21 07:45:52 | 日記
今年は結構立派な緑のカーテンになりました。
梅雨明けが遅れているのでまだ緑のカーテンとしての本格的な出番が有りません。
それでも立派な実がなりましたので早速収穫です。
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