最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe-Blog)

最前線で活躍するお父さん、お母さんのためのBLOG
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●12月6日

2008-12-06 12:41:55 | Weblog
●12月6日

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このところ怖い夢を見て、夜中に目が覚める
ことがある。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)※ではないかと思う。
目が覚めたとき、息が苦しく、ハーハーと深呼吸を
繰り返すので、そう思う。

知人の1人もそうだったが、体重を80キロから
70キロに減らしたら、それが治ったという。
どういう因果関係があるのか、私にはわからないが、
肥満はよくないらしい。
もう少し体重を減らしてみよう。

そういえば、母の四九日忌の法事が終わったあといから、
食事の量がふえた。
体重も、63キロ台から、65キロ台に!

少しリバウンドが、始まっているのかもしれない。

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●正直

最近、私にこう言う人がいる。
「お母さんが亡くなって、さぞかし、つらいことでしょう?」と。
で、そういうとき、私も一応、世間体を気にして、「そうですね」「ご心配、
ありがとうございます」と答えるようにしている。……していた。

しかしどうも居心地が悪い。
ウソではないが、しかし私は私の心を偽っている(?)。
母が死んで、「つらい」と思ったことは、この2か月、一度もない。
正直に告白すれば、私は、ほっとしている。
心の重荷が取れたよう。
この安堵感は、どこからくるものなのか。
しかしほっとしているのは、事実。

私と母の関係は、古くは、私が高校生のときに切れている。
それに私はワイフと結婚してからも、マザコン・タイプの男だったが、
それは愛情に根ざしたものではない。
愛情があったから、母を大切にしていたわけではない。
つまりは、母に、そうインプットされていただけ。

加えて母は、92歳だった。
天命とか、寿命とかいう言葉を使う人もいる。
介護もたいへんだったが、兄の分もあり、費用の負担も大きかった。
だから一方で、「100歳までは、しかたないかな」と思いつつも、
「100歳を超えたらどうしよう」とも思っていた。
母が100歳になれば、私は70歳近くになっている。
それまで私のほうが生きているという保証はない。
だからほっとした。
少なくとも、今は、森S一が歌う『おふくろさん』のような心境ではない。
(この先のことはわからないが……。)

ただひとつの(けじめ)として、葬儀、法事だけはしっかりとした。
母の戒名には、「院号」をつけてもらった。
母のためというよりは、親戚縁者の心を休めるために、そうした。
不要な波風を立てるのは、最小限にしたい。
仏壇を新調したのも、そのため。

それからこれは私の性分だが、何でもきちんと、一通りそろっていないと、
気がすまない。
それで今日も、仏壇屋に行って、あれこれと品をそろえてきた。
たとえば「精入れ」の儀式にしても、私の宗派では、赤いローソクが
必要という。
私は先日、それを捨ててしまった。
「クリスマスか何かのローソク」と思ってしまった。
それを住職に電話で話すと、住職は明るい声で笑った。
(ああいう住職となら、この先、仲よくできそう!)
ほかに香をたく道具一式、金ぴかの供物置き、などなど。

で、このエッセーのタイトルは、『正直』。
その正直について、書く。

以前にもその人のことを書いたが、その人の父親も、当時、特別養護老人
ホームに入っていた。
そこで私が「見舞いに行きますか?」と聞くと、その人は笑いながら、
こう言った。
「いいや……。この3か月、行ってないかなあ……。6か月になるかも
しれない」と。

私はその人の言葉に、すがすがしいものを感じた。
ふつうなら、自分が親不幸者と思われるのがいやで、こういうばあい、
適当なウソをつく。
しかしその人は、正直に、そう言った。
その言葉を聞いて、私はその人がますます好きになった。
というのも、中には、表面的な関係だけをみて、相手を判断する人がいる。
「あの人は、親の見舞いにも、きちんと言っていない」
「だから親不孝者だ」と。
そして自分も、その表面的な関係だけをとりつくろって、それでよしとする。

私はそういう偽善が、大嫌い。
偽善者が、大嫌い。
見聞きしただけで、ヘドが出る。

だから私は、これからは正直に言うことにする。
書くときも、そうだ。

私は兄や母が死んで、ほっとしている。
重圧感から解放されて、ほっとしている。
どうして、そう感ずることが悪いことなのか!
(ときどきふと、さみしく思うことはあるが……、しかしその程度。)

(補注※)「睡眠時無呼吸症候群」について

『SAS(睡眠時無呼吸症候群)NET』は、つぎのように説明している。

(病気)

私たちの睡眠を妨げる要因のひとつとして最近注目されている病気に、睡眠時無呼吸症候群があります。文字どおり、眠っているときに無呼吸状態になる病気で、SAS (Sleep Apnea Syndrome)とも呼ばれています。

無呼吸状態とは、呼吸が10秒以上止まっていることを指し、この状態が7時間に30回以上、あるいは1時間あたり5回以上あると睡眠時無呼吸症候群(SAS)となります。

(原因、睡眠時無呼吸症候群になりやすい人)

太っていてあごや首に脂肪がついている
アデノイドなどの病気により、扁桃が肥大している
花粉症やアレルギーなどで、鼻が詰まりやすい
アゴが小さい
アルコールの摂取により筋肉がゆるんで、のどがふさがりやすくなる


Hiroshi Hayashi++++++++Dec・08+++++++++はやし浩司

●アメリカがデフォルト(債務不履行)に!

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オバマ大統領は、就任直後、デフォルトを
宣言するらしい。
そんなニュースが、あちこちの
経済サイトに載り始めた。

デフォルト、つまり債務不履行=国家破綻。

しかしアメリカがデフォルトしたら、世界経済は、
さらに大きな激震に見舞われることになる。
サブプライム・ショック程度ではすまないだろう。

株価はどん底から、さらにその下のどん底に向かう。
たとえば先日、1億円の財産を1000万円にしてしまった女性がいた。
その女性は、それを嘆いていた。
しかしまだそれでもよいほう。
へたをすれば、その1000万円が、つぎには、
100万円になってしまうかもしれない。

アメリカがデフォルトするというのは、そういう意味である。

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実のところ、今、この瞬間にアメリカがデフォルトしても、何もおかしくない。
アメリカの貿易赤字は、天文学的数字を、何倍も超えている。
しかし一方で、アメリカ・ドルは、基軸通貨としての地位を保っている。
かろうじて、……というか、ほかにそれに代わる通貨が、今のところまだ、ない。
しかしもしアメリカがデフォルトするようなことになると、日本経済もそのまま
奈落の底に叩き落とされることになる。
今まで懸命にためこんできたドル資産が、紙くず同然になってしまう。

で、そのあとのことだが、世界の二極化は一気に進む。
(これは私の素人予測だから、あまり気にしないで、読んでほしい。)
勝ち組と負け組に2つに大きく分かれる。

勝ち組として残るのは、このアジアでは、日本と中国。
残りの国々は、負け組として、アメリカと運命を共にする。
ヨーロッパでは、ドイツとロシアが残る。

が、問題は、そのあと。
負け組の国々の政情が、これまた一気に不安定化する。
むしろ、こちらのほうが怖ろしい。
テロも続発し、規模も拡大するだろう。
テロリストたちが核兵器を使うことも、考えられる。
いちばんあぶないのは、テルアビブ(イスラエル)、東京、ソウル(韓国)、
それにワシントン(アメリカ)。

その対策は、きちんとできているのか?
もしアメリカがデフォルトすれば、日本は後ろ盾を失うことになる。
アジアの中で、孤立することになる。
そのとき日本は、単独で、中国やK国と対峙しなければならない。
その能力は、あるのか。

オバマ大統領は、まず一度、アメリカ経済を清算した上で、
経済再建を考えている。
ひとつの家にたとえるなら、一度自己破産を宣言して、借金をチャラに
した上で、つぎの策を考えている。

……少しずつだが、オバマ大統領の政策が見えてきた。
ズルズルと重荷を背負って大統領職をつづけるよりも、そのほうが楽。
すべての責任はすべて、ブッシュ大統領にかぶせることができる。

その鍵を握るのが、ビッグ3の再建策。
オバマは、ビッグ3を切い捨てたあと、デフォルトを宣言する。
私はそう読んだ。

2009年は、アメリカのみならず、世界経済にとっても、たいへんな
年になりそうである。


Hiroshi Hayashi++++++++Dec・08++++++++++++++はやし浩司

●映画『WALL-E』を見る

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昨夜、仕事が終わったとき、ワイフが迎えに来てくれた。
で、それをよいことに、つまり、そのまま2人で映画館へ足を運んだ。
見たのは、『WALL-E』。
アメリカに住む孫が、先日、ワォーリーのおもちゃをもっていたので、
それ以来、ずっと気になっていた。

『WALL-E』は、『ニモ』に似た、子ども向けの映画。
おとなも楽しめるが、やはり、どこか物足りない。
童心に返るといっても、そこには限界がある。
で、星は、3つの★★★。
子どもなら、星を5つつけるだろう。

見所は、ロボットの表情。
ウォーリィはしぐさで、イーバアも目だけで、それぞれの心を
表現していた。
それがちゃんと観客に伝わってくるから、不思議!

が、あまりほめてばかりいては、評論にならないので、ワイフの
意見を紹介する。

(1) 登場する人間が、大統領も含めて、みんなバカみたい。
(2) 宇宙船に行くときは、ロケット噴射で、帰りは、ワープ航法で、
矛盾している。

つぎに見たい映画は、『地球が静止する日』『ミラーズ』『ザ・ムーン』。
この3本は、必ず映画館で見る!

なお映画に行くとき、少し時間があったので、駅前のBカメラへ。
そこでワイフは、ポータブルのDVDプレーヤーを買った。

さっそく家に帰って、それを使ってみた。
2人でふとんの中で、ロシア映画を見た。
おかげで今朝は、朝から軽い偏頭痛。
朝方(Zミック)を半錠のんで、また寝なおす。

おかげで偏頭痛は消えた。
快適な朝だ。
しかし時計を見ると、午前10時!
こうして私の週末は、はじまった。

(注)「Zミック」(ゾーミック)というのは、偏頭痛用の薬。
たいへんよく効く。
ただし血管を収縮させる副作用があるので、私は加減をみながら、
量を決めて服用している。
また常用は危険とのこと。
医師とよく相談して服用するのがよい。
私のばあい、「あぶないかな?」と思ったときは、4分の1~8分の1を、
予防的にのんでいる。
(偏頭痛が起こる前には、それなりの前兆があるのでわかる。)
1錠を丸々のむようなことは、めったにない。

なお偏頭痛薬をのむときは、ほかのハーブ系の精神安定剤を同時にのむと
よいのでは……?
私はいつもそうしている。

若いころは、原因もわからず、当然、治療法も薬もなく、偏頭痛に苦しんだ。
一時は脳腫瘍を疑われたこともある。
ここ10年は、すぐれた薬が開発され、私は偏頭痛から解放された。

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