今となってはアメリカ+EU+イギリス+日本 vs. 世界という構図になりつつあります。
今はFRBの利上げのことばかりが騒がれていますが、その陰に隠れて非常に大切な記事が出ました。
どうやら既に終わったようです。
このブログでも何度も書いていますが、これは世界を変える非常な出来事で大々的に報道されるべきことですが、西側諸国のメディアはなかなか取り上げないと思います。
一人でも多くの人が、事態の深刻さを認識されることを希望しております。
過去の歴史を振り返ると、基軸通貨ドルから離れようとする支配者達はことごとく消されてきました。
有名なのはサダムフセインとカダフィ大佐です。
米ドルの使用をやめようとしたり金本位制を導入しようとしたため、悪名を着せられ殺害されました。
しかし昨年米軍がアフガニスタンから突然の撤退をすると、アメリカの力が落ちていると考えてサウジアラビアは、アメリカに対する態度を変え始めました。
そもそもペトルダラーというのは米軍がサウジアラビアを保護する代わりに、原油取引を米ドルで行うという取り決めでした。
それ以来、アメリカはドルをすればするほど海外から資源やモノが国内に流入するという特権的な立場を手に入れ、代わりに世界中にはドルが大量に流出するという状況が過去50年間、続いてきたわけです。
サウジアラビアがロシアとの軍事協定を結んだのはその後ですが、サダムフセインやカダフィ大佐の時とは異なり、アメリカはサウジアラビアに攻撃を仕掛けませんでした。
つまり、アメリカは非常に弱っていると考えた他国も追随し、エジプト、ナイジェリアなど次々とBRICSの加盟しようとする国が出できました。
そしてそれらの国に対しても、アメリカは攻撃を仕掛けることはありませんでした。
その後もサウジの王子はバイデンの要請を完全に無視したり、陰でボケ老人と呼んであざ笑っていたことも報道されていました。