2024年度導入で年間620億円の税収を見込む
2019年、ほとんどの国民が知らないうちに森林環境税なるものが創設された(同年3月に森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律が成立し、森林環境税と森林環境譲与税が作られた)。
この新しい国税は、使い方がハッキリしないまま、国民から徴収することだけが決まった。
2024年度より、国民に対して住民税に1000円上乗せして徴収される。この税収は1年で620億円と言われる。そこから地方公共団体に「森林環境譲与税」が配分される。
「年間1000円の負担で、美しい森林が保てるのならば良いではないか」という物わかりの良い方もいるかもしれない。だが、以下の説明を読んでいただければ、そのようなことは期待できないことを理解していただけると思う。
樹齢100年も・・・明治神宮外苑「樹木“1000本”伐採」 都民が見直し求める(2022年4月16日)