夕霧の烏帽子

クラシックバレエと
仕事と宝塚を生きがいにしている
50代の徒然を書いてます。

大人バレエ

2008年09月22日 | バレエ
お世話になっているM先生が主宰する教室の発表会を観にいく。

教室を立ち上げてから2回目の発表会なので、
子供達も育っていない為か、
大人バレエの人達への比重が大きい。
同じ先生に習っていながら、教室が違うだけで踊る内容が違う・・、
自分の教室では絶対に無いであろう、「○○の精」系のクラチュチュ
の踊りが大人の人達に回ってきていた。
・・・プログラムを観た時点では、羨ましかったわ

過去形


う~~ん、
人の振り見て、吾が振り直せです。

大人バレエの難しさを、改めて実感。

足先の汚さ、膝の曲がり具合・・。
「私の足はあれだよね・・」なんて、何時も先生に注意されて
居る言葉が頭の中を廻る,巡る

パ・ドドゥを踊った方は、余りにも・・
何故、先生は彼女にパ・ドドゥを踊らせたのか??と、
厳しい先生の事を考えると「????」で一杯になったのだけれど、
踊り終わった彼女の達成感を感じる表情で全て「良し」となっていた。


大人バレエはきっと、最後はこれなのかもしれない。
忙しい中、とにかく時間を作ってレッスンに勤しむ。
そんな中で頑張っている自分を褒めてあげる・・
基準は其々だけれど、
頑張った自分が居た事を確かめられる、
「よく、やった自分!!」、って思える・・よね。



しかし・・・、
それにしても
「もっと、引き上げる」
「腿の裏を伸ばして」
「足先を考えて!」と、色々と言われている自分としては、
「私はあの人以下なのか・・・」と、
改めて実感した次第であります



教室の友人達と帰る電車の中で色々と話しをする。
先輩は、
同年代の方達の踊りを観て、「引き際」を考えたそうだ。
彼女は前々から、そんな話をしていた。
しかしだねぇ、
彼女よりも5歳上のオバサマがウチでは頑張っている
わけだから・・・。
「まだまだ、OKですよ」と、話す。

お団子の結い方やメイク方法も話しに上がりました。
お団子の結い方で、上手に見えるか見えないか、
お化粧も口紅の色を子供達と一緒にしてはいけない・・なんて、
大人バレエの人達がどうやったら綺麗に見えるか??を話してしまいました。
やっぱり、
お団子の網の目が見えるの「アチャ」、と思うし、
ポニーテールに巻き付けるお団子は大人はまずいと思います。

其々の教室の発表会を観る事で、
「切磋琢磨」出来るわけだわね。



日曜日、リラククラスのレッスンに参加。
レッスン終了後に、発表会プログラムを思案中のE先生と話しをする。
「クラチュチュはどうかしら?」
「・・・・着てみたい気持ちはあるけれど、
やっぱり着ても良い年齢と、そうじゃない年齢があると思います」

「ポアントで2曲は、どうかしら?」
「やってみたいし、嬉しいです。
だけど、体力がどうか・・・」



どうも、ポジティブじゃない自分



それだけ、考えちまった発表会なのでした