夕霧の烏帽子

クラシックバレエと
仕事と宝塚を生きがいにしている
50代の徒然を書いてます。

発表会 その3

2007年12月30日 | バレエ
当日は先生にお化粧をして貰ってから、バーレッスン。
前回の時は「汗でお化粧が落ちるのは嫌!」なんて、
自分勝手に考えて先生方に迷惑を掛けたので、
今回は早めにお化粧を済ませた。
リハーサル室で行われたM先生のバーレッスンで汗だくになった
けれど・・ま、仕方の無い事であります。

本番通りのゲネなので、まずは秋の衣装を着ける。
ゲネは最悪でした
いや、最悪と言うか、途中で諦めたというか・・・。
一列に並んでのアラベスクがあるのだけれど、
ガタガタと軸足ががたついていた。
私の前でアラベスクをしている先輩もガタガタと
していたので、
「Iさんがガタついているんだから、いいや」なんて、
思ったら気が楽になりましたわ。
自分が踊る?場面では「ライトが綺麗だ~~」、なんて
幸せな気持ちになっていました。

秋のゲネが終わって袖に戻ると、
M先生が
「皆して緊張しているのが分かったよ~~」
「こんな感じだったよ~~」なんて、
私達の動きを真似してくれて大笑い
主婦クラスの良い所は、全てを笑いに変えて行くところだと思います。

「あと、一回しか踊らないんだよね」
「悔いないように、頑張れないとね」と、シミジミと話しました。


「ピーターパン」のゲネは、照明やスモークも入って
踊っている自分の気持ちが盛り上がって行きました。
すげぇ====状態で大喜びの私。
セットが入っただけでも感動だったのに、スモークが
入って、その中をパデシャして行くのは楽しかったなぁ。


楽しいのだけれど、
スタッフの方から「スモークで滑らないで!」と注意をされて、
とにかく怪我をしないように、
一緒に出ている子供たちにも怪我をさせないように・・
そんな事も考えながらのゲネとなりました。
レッスン時にはラップの芯を使っていた斧が本番用は
思いの他重くて・・
下手に振りまわして子供にぶつかったら怖いよ~~
と、皆で話したりしていました。




今回はゲネ前に何回も振りのチェックをしたので、
間違いはありませんでしたよ~~

発表会 その2

2007年12月30日 | バレエ
今、思い出しても何故そうなったのか??分かりません
リハーサル前に振りの確認をしなかった自分がいけないのか・・・・。



リハーサル時の海賊の踊りを踊っている時に私は振り間違いをしまして
それも皆さんが下手に動くところを
一人で上手に動いておりました。
先生の「あら???」と言う可愛らしい声が
未だに私の頭の中には聞こえています。
その後、頭は真っ白になって音楽だけは頭に中を流れている・・
そんな経験をさせて戴きました


一生懸命に踊っていた皆さんは、そんな事は露知らず・・
「申し訳ありません!」と、謝る私に
「何したの???」ってな具合ではありましたが、
リハ最中に目が合った、A先生の目は怖かったです


「こんな間違いをリハーサルでしたのだから本番は大丈夫」
・・なんて、懸命に考えながら
帰りの電車の中で泣いておりました


写真は発表会で頂いた、お花達です。
ありがとうございました。






発表会 その1

2007年12月30日 | バレエ
発表会の事をどんな風に書こうかな??なんて、
前回の発表会のブログを読み返してみました。
・・、私も進歩したな・・が感想。
前回の発表会の緊張感を思い出したのだけれど、
今回の本番はあまり緊張もせずに楽しめました

と、言う事で前回と同じ形態で書いてみたいと思います。


平日の発表会なので、
午前中は仕事をしてからリハーサルへ突入しました。
前回と違って大きな衣装は「秋」のみなので、荷物も少なくて楽チン。
楽屋に入ったら、皆さん揃っていなかったので焦らずにお昼を
食べて足慣らしをして頭を作りました。

まずはグラズノフの四季のリハーサルから。
これは子供クラスと私等、主婦クラスのアンサンブルであります。
最初の立ち位置が場当たり時に確認した位置と違うように感じた・・。
私は後列なのだけれど、最前列のAちゃんと位置が重なるはずで
「これならば足先が客席から見えなくて、ラッキー」と、
思っていたのに、リハーサル時にAちゃんは随分と外側でポーズしているので、
私の足先は丸見えでして・・・アチャ状態となりました。
しかし先生は何も言わないし・・・なんて思いながらのリハが進む。
リハ終了時に友人が前に居るAちゃんに、「もっと中央に寄ってね」と
話してくれたのだけれど・・・う==ん、自分も前回がそうだったから
今なら分かるのだけれど、場当たり時に言われたライトの色とかテープの
色って緊張していて聞いているけれど、聞いていないような
感じだよなぁ・・。きっとAちゃんも初めてのアンサンブルで
緊張していたのだろうね。


四季のリハが終わって、海賊まで時間があるので衣装を着替えて
見学をする。
前日は団の公演があったので、男性ゲストは大部分がお休みでありました。
A先生が一人でグランの相手をしていて・・・注意をしつつのサポート。
毎回の事ですが、先生には頭が下がります

ピーターパンの場当たりはセットの変換等も入るので入念でした。
リハーサル時は舞台監督の方からの演技指導や、
アシスタントの方達からの色々な指示を頭に入れつつ・・でありました。
とにかくセットが大掛かりなので、「怪我をさせてはまずい」と言う
現場の方達の気持ちが伝わるだけに・・。
宝塚もこんな感じなんだろうな・・なんて、
思いながらバックステージを経験させてもらいました。

そこで私はやってしまいました~~~~