近くの海へつながる川の河口を歩いていると野鳥の鳴き声が遠くから聞こえてきました。どこから聞こえてくるのかと思い、声のするあたりを見回してみると大きな建物の屋根の上でイソヒヨドリの雄が一生懸命囀っていました。
じっと見ていると、なぜか落ち着かない様子で、あちらこちらに移動を繰り返しながら、まるで歌を唄うように囀りまわしていました。そんな雄の姿を追いかけていると、突然、何かの鳥がス~ッと目の前を横切りながら飛んで行くのが私の視界に飛び込んできました。急いでそちらに目を向けると、護岸沿いの手すりの下にその鳥を発見。そっと近づき確認して見ると雌のイソヒヨドリでした。
どうやら、雄の鳴き声に誘われて姿を見せたようです。そこで暫く2羽の様子を観察してみましたが、どうやらまだ番にはなっておらず、雄は移動を繰り返しながら必死に囀り続けいましたが、メスは気にはしているようでしたが、雄を慎重に選んでいるのか、なかなか雄の方に近づきはしませんでした。(後に恋が実ればいいんですが・・・)
そんなイソヒヨドリの様子を眺めていると、恋する者たちの可愛い仕草のようで、見ていてすごく微笑ましかったです。
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