あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

~イギリスメディアレポート~BBC1 

2005-05-16 23:54:37 | 海外事情
本日公示された高額納税者のTOPに、金融界の一サラリーマン清原達郎さん(46)が踊り出ました。

納税額は36億9000万円!給与所得でのトップは初めてで、ちなみに収入は100億円だそうです。

その経歴は、野村証券や大手外資系証券を渡り歩いた後、社長以下十数人の投資顧問会社「タワー投資顧問」(東京都港区)の部長になり、現在は企業年金などを運用するファンドの現場責任者を務めているそうです。

その仕事のスタンスは、「必ず投資先の経営者に会って、成長性を見極め、地道にこつこつと仕事をし、企業価値が高い割に安い銘柄を見つけ出し、高くなったら売るのがスタイル。」とのこと。
派手な生活はまったくしていないそうです。

有名なアメリカの投資家、ウォーレン・バフェットと非常に似ていますね。

さて本日から、ガイド表紙モデルの風戸さんから送ってもらったイギリスのメディアレポートを連載したいと思います。

今回のレポートは、風戸さんがイギリスで語学勉強をしながら、現地のいろいろな人にインタビューをしたり、100人もの人にメディアについてのアンケートを行ったりして、イギリス人のメディアに対する本音に迫るものです!

日本ではなかなか知られていない情報も多々あるので、かなり面白いと思います。

まず最初は、イギリスの国営放送BCCについてです。
(ちなみにイギリスのチャンネルは、BBC1、 BBC2、ITV1、channel4、channel5と全部で5つしかありません) 

◆BBCの質の高さについて

「BBCの質の高さは、数々の表彰においても象徴されています。

例えば、BBCワールドニュースによるスーダン・ダルフール危機報道が、放送界のピューリッツア賞と呼ばれる『ピーボディ賞』を受賞しました。

ピーボディ賞は、1941年、ラジオ放送から社会的に貢献した番組を選出、表彰したことから始まりました。テレビ、ラジオ、制作者団体、及び個人を対象に、電子メディアの社会貢献を称えるこの賞は、長い歴史と権威があります。

BBCは過去1年間にわたってスーダンで広範な取材活動を行い、25以上のニュースチームが、スーダンや東チャドの難民キャンプなどからレポートしたのが評価されました。

また、同報道は“徹底した調査報道を行い、常に国際ニュースのトップ項目であり続けた”ことを称えられ、今年2月に、英国ロイヤルテレビジョン協会賞のニュース・イベント賞も受賞しています。

BBCが“イギリスマスメディア界の権威”と言われる理由が、ここにあるのです。」

明日は、BBCの番組制作の質の高さの理由、その“報道精神”に迫ります。

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