生後数日・・・生後1カ月・・・生後2か月・・・
うんと小さい子猫はキャリーケースで育てます。 なるべくふかふか毛布が体に密着するように小さめにして、大きくなるにつれ、大きめキャリー、小さめケージ、中くらいケージ、と体の大きさや運動量、兄妹の数によってケージを変えていきます。
タビー君は、キャリーから、やっと中ケージまで大きくなりました。
三毛ちゃんは、なかなか育たず、ミルクも少なめで、病院に連れていっても、小さいので、思うような治療も出来ません。
捕液したり、念のためにインターフェロンを打ったり・・・・
入っているキャリーケースを開けるとき・・・(今日は生きているだろうか?)といつも思うけど、だんだんと・・・(今、生きているか?)になって来ます。
これ以上は無理かな・・・と思い始める。
そしてキャリーを開け、静かに横たわっている姿をみると無力感に襲われます。
三毛ちゃんは亡くなってしまいました。
この頃、小さい子の入ったキャリーケースを開けるときに、ドキドキするんですよ。
歳のせいか?と思ったけど、どうも違うらしい。
(生きているだろうか?)と思いながら開けるせいだと思います。
これがトラウマなんだろうか?
猫なんだから、ご飯を置いとけば、ちゃんと留守番しているんだから、心配しなくて大丈夫よ。 ミルクの子だって待っているわよ。心配性ねえ・・・・と半ばあきれて、言われましたが、大人猫はそれで大丈夫。
生きるか死ぬか、今日か明日か、という猫をみているせいか? 子猫はそれでは済まされません。
キャリーケースを開けたとき、元気にミルクを欲しがる子を見たいので、用事があっても帰ります。 心配性ねえと言った人には変に思われるかもしれないけどね。