猫の不妊手術に連れて行って欲しいと頼まれた団地は、賃貸、高齢化、ペット不可だけど外飼い、未手術の猫、敷地が広いなどなど、餌をこっそりやる人が多い一方で、手術などはしていません。
押し入れの中にいた子猫を引き取った場所なので、むげにも断れず・・・
(捕獲はこちらでしますから・・・抱っこ出来るんで、キャリーに入れます)と仰ったので引き受けました。
(なんでかしら? キャリーに入れられないんです)
実は、野良猫を抱っこ出来るとおっしゃる方のほとんどが入れられません。
別の餌やりが2人来て、(ああ、そんなこと~抱っこ出来るから入れてあげますよ)で、失敗!
(おかしいなあ)と言いながら、散々、失敗!
そんなやり方で入るかい!
手術の予約もしているので、別のメス猫を捕獲。
術後、(産後だよ、1か月位の子がいるんじゃない?)で、捜索へ・・・
キジトラちゃんの子、見つけた!大きくなっていたんだねえと話しかけると、近くの人が、(あのメス猫を手術したい、子猫をどうにかしたい)と言ってきた。
えっ、手術したキジトラちゃんじゃないの? 良く見ると耳カットなし。
別の母猫でした。
結局、手術した母猫と子供は見つからず、我が家には、フ~フ~兄弟が4匹来る羽目になりました。
捕まえた時は、観念していたけど、帰ってからは、フ~フ~シャ~シャ~しかきこえません。 とんだ結末でした・・・
でも、この団地で、自治会が市の不妊手術助成の無料チケットに申し込んでくれました。
活気的な進歩です。公団の賃貸ですから。