大きな団地の地域猫活動が始まってから2年が経ちました。
年2回の住民への活動報告会には、市役所や保健所の担当者も来て下さり、市の地域猫活動のモデル地区であると認識しているとの言葉を頂いています。
住民ボランティアは、報告会や写真展を行う事によって、町会の活動である責任、モデル地区である事の責任を少しづつ、強く、感じて下さるようになりました。
月に一度の定例会も欠かさず開かれ、毎日の餌やりには、日誌がつけられ、次の人に回されるので、健康状態もわかり、迷子猫や一時的に現れる猫の存在もチェック出来ています。
地域猫活動をしているとアピールしながらの餌やりによって、遊歩道への置き餌はなくなり、問題だったカラスも来なくなりました。
一番大変なのが、毎日の猫の糞取り清掃です。暑い時、寒い時、広い敷地の中にある糞取り作業は大変です。
2年間の糞取り作業、年2回の大規模清掃活動により、団地の管理組合から、地域猫の会へ、清掃活動に対する謝礼が渡される事になりました。
実は、(管理組合が活動を公に認める)と言う事が画期的な事なんです。
活動報告会を通して、外部からの見学者、行政、千葉県の担当者までが見学に来られ、管理組合も、認識を新たにして下さったようです。
これにより、ボランティアの励みになっています。
2年の成果が出てきました。