虐待の傷

野良猫が２０匹位集まる場所は、日中は会社の建物に入れないので、皆、寒い外で暮らしています。

餌やりさんは自転車で来るようで、私が自転車で通ると、勘違いして近づいてきます。

餌やりさんに会えないので、手術しているのかどうか？まだ解りませんが、多分・・・未手術・・

その中に、ごはんですかあ～と寄ってくる薄茶ちゃんがいます。

背中からお腹にかけ、丸い傷跡があります。

ワイヤーを巻き付けられて、外れないまま大きくなったようで、ワイヤーが肉に食い込んでいたらしいです。

近くの会社の人が、ワイヤーを切ってくれたらしいです。

これは虐待です。

人に近づいて虐待され、人に近づいて助けて貰ったこの猫は、今、人の傍に寄ってきます。

それが救いです。