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韓流  その1

2年くらい前だったか、テレビで「輪舞曲」というドラマがやっていた。
チェ・ジウという韓国の女優が出演するという事で話題になった作品だ。

当時、韓流ブームもおちつきはじめた頃だったが、僕はまったく興味が
なかったのでチェ・ジウの顔すらあまりよく知らなかった。
竹野内豊が好きだったので、なんとなく見たのだが チェ・ジウを見て
「なんだ~このカワイイ娘は~!」。 一目惚れである。
たどたどしい日本語のセリフがすごくかわいくて、ノックアウトされてしまった。

こうなると過去の出演作が見たくなるのが人情だが、チェ・ジウについての知識といえば
「冬のソナタ」に出てた人、という事ぐらいしか知らない。
そう、日本に韓流ブームを巻き起こしたあの<冬ソナ>だ。

どうしても冬ソナが見たい!いや、チェ・ジウが見たい!と、近くのビデオレンタル屋へ走った。
行ってビックリ!ビデオ屋には韓流コーナーがあり、そこは女の園。
とてもじゃないが、いい歳したオッサンが立ち入るには かなり勇気がいる。
結局、根性ナシのぼくは借りずに帰ってしまった。

でも、どーしても見たい!誰かもってないかなー。 そうだ!オイラ美容師じゃないか!
お客さんの中に韓流好きの奥様がいっぱいいるじゃないか!
さっそく一人の女性に声をかけてみる。 ビンゴ!
「持ってるわよ、しかもノーカットのオリジナル版」という事で
すぐに貸してくださった。

韓国のドラマというのは、日本のドラマのように一時間の枠におさまっていないらしい。
毎回ばらばらで、長い時は70分くらいあるという。
一話70分くらいが、なんと20話もあった。まいったな~。
お客さんに借りた手前、全部見ずに返すわけにはいかない。
「どうだった~」なんて聞かれて答えられないでは、ちとやらしい。

えらいモン借りちゃったなぁ~と思いつつ第一話をディスクイン。
うわぁ~チェ・ジウだ~。あれ~ヨンちゃんだ~。と、半分ひやかしながら見ていた。
しかし一話が終わると、「ん、なんだ!次が気になるぞ?」
「もう一話見ようかな」  そして第二話が終わるとまた次が気になる。
そんな調子であっというまに全部見てしまった。まんまとハマッてしまったのである。

僕の韓流ブーム幕開けの瞬間だった。

                                         明日へ続く



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