あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

死にたい消えたいが絶好調!

2024-05-17 | from:sachiaki
最果てタヒさんの『死んでしまう系のぼくらに』を
思わず思い出したりして。
でもさー、死にたい死にたい!って思ってる時って
けっこう生きていることを実感する時でもあるというか
ジワジワとシンドイ気持ちが綿布団となって
重なって圧迫してしてくるんだけど
その重さがちょっと心地よかったりもするよね。
なんじゃそりゃって話なんだけど。
思い返しても自分の人生には
この重たい毛布が常に横に控えているよな
なんてこを思ったりするsachiakiです。

本当に死ぬとかそういうことはないって
自分でわかっているからこそ
じっくりとこの「死にたい」って気持ちと
正面から見つめあってやろうじゃないか
っていう感じ。
「死に至る病」を書いたのはキルケゴールで
その病の正体は「絶望」なんだけど、
神様との関係を喪失した絶望という意味でも
まぁそうなんだよねって思ったりしてるのです。
世の中の光の道を歩ける人には関係のない
そういった背信の道を歩いている者にしかない
しょうもないやつです。

とはいえ、この救い主がいないことこそが
自分を救えるのは自分しかないと
奮起するしかなくて
なんとか絶望のふちに
しがみついているところなんですけれど
今回は年齢も重なっていることもあり
前述の布団の重さもなかなかのもので
ちょっとだけ困っています。

昔の自分だったら、
こんな時にはお台場あたりまで行って
誰もいない海をぼんやり見たり、
静かな西新宿を歩いたりして
夜の空気をめいっぱい吸って
よし絶望するのも飽きた!って
切り返しができたんですけどね……
腰の重さが布団の重さと相まって
シンドさ増し増しとなってるのが
ヤバみを感じさせます。(でも死なないよ!)

たぶん抑うつ状態なんだろうなって
自分でも分析できるんだけど、
処し方があることもわかっているし、
中年以降はこういった鬱々とした気持ちと
寄り添って生きていかないとならないので
少しずつでも慣れていこうと思っています。
ー更年期とかあるじゃん?

という本がありますが
そこでも、わけのわからない不調のどん底から
心身のリハビリが始まったーー。
とあるので、きっとそういうものなんだと思います。

そもそも「死にたい」と思えるのって
死から遠いことを知っているからで
パワーがあり過ぎだって話もあるぐらいだしな。
本当に死んでしまうような人は
たぶんこんな風に大っぴらには書かないでしょう。
知らんけど。

鬱々とした気分は今もずっと覆っているけれど、
とにかく自分の世界をチェンジ・ザ・ワールドして
良くもないけれど悪くもないなってぐらいに
回復したいと思います。

21〜26歳の間までの期間
とにかくわけのわからないシンドさと
常に向き合ってきた人間の生き汚なさで
乗り越えてみせるぞ〜!ってことで。

夏目漱石だって20代後半、30代後半、40代後半と
神経衰弱に患って幻聴だのなんだので悩んでいたというし。
漱石が49歳で生涯を閉じていなかったら
50代後半、60代後半でまた悩まされていたのかもね。

スプラやっていても、しぶとさと
負けっぱなしは嫌っていう負けず嫌いが
やっぱ強いタイプだなって自分で思うので
無駄に足掻いていこうと思います。

久しぶりに『中高年の心理臨床』の教科書を読み返してた。
教科書はやっぱり尊いね。
ってことでこの辺にて。モイモイ
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