よく「自分自身と向き合え」って表現を見かけるけれど
内省をよくするタイプの人間だと
えー！自分を抑制するためにも
たくさん自分を客観視してるのに？？？なんで？？？
ってなると思うんですけれど、
『リンカイ！』を見てたら
あぁそういうことだったのねーと
ちょっとだけ腑に落ちたsachiakiです。
ちょうど見ていた話が
能力高いのに遠慮がちっていうキャラクターが
なかなか勝てずに戸惑い、
同期の子たちが迷いながらも
自分の勝ち方を覚えて活躍していくので
強みとはなにか？というのを分析する話だったんですよ。
当たり前のことながら能力が高いってことは
分析力も高いし、実践する能力も高くて
弱みなんてほぼないんですね。
そうなると「強み」が逆に霞んでしまい
自分の強みが見つからないってことになってしまいます。
その子は分析しながら
「悔しい」という気持ちを噛み締めるんですけれど
それを見た時に、そこが強みやでって思ったんですよ。
「悔しい」って思うのって自分なら勝てるのに！
って思ってる証拠なんですよ。
負けて悔しくないなら向いてないけれど、
負けて悔しいのは向いてるし、
その悔しいって気持ちが強ければ強いほど
その人の強みになる。
絵が下手だと笑われて悔しかったら
死ぬほど努力して見返してやる！って思うやつです。
「悔しい」と思う部分がその人の強みなんですよ。
たぶん。
そういえばちょっと前に自分の向き不向きは
「これなら私の方がうまくできるのに」
って思うものが向いてる分野
っていう話を聞いたこともあって
上記とは逆のベクトルっぽく感じるけれど
「自分の方が上のはず」という
なぞの気持ちが浮かぶものは
その人にとって持ち味となる部分なんだと思います。
まぁ職業ってやつは「向いている、やりたい、望まれている」
というものの重なり合いなので
一概に強みであるものが”やりたいこと”でもないだろうし
難しいですよね。
こんなことを書いておきながら
じゃぁ自分が「悔しい」と思ったことって
最近あった？っていうと
そういやないなーとかなんとか。
いや、蓋をしてしまってるだけかも。
そもそも負けず嫌いな性格なので
けっこうあらゆるものに
「私の方がうまくできてると思う」って
なることも多かったりなかったりで🤣
でもそういうことを言うのって恥ずかしいし、
一所懸命に頑張ってる人に対しては
「下手だね」だなんて
考えてもいけないことだと思ってるんです。
まぁそうこうして考えあぐねている間に
「下手」と思っていた人が
どんどん上昇気流に乗るのを見て
やっぱりアウトプットって大事だなぁって思うんですわね。
と、後半はいつもの愚痴になってしまったけれど、
分析ってのは客観的なものだけど、
自分と向き合うってものは
蓋をしていた気持ちに気づくってことなので
恥ずかしいとか、怖いとか、そういったものを
直視する必要があるし、
蓋をしているだけに見えにくいので
「悔しい」って気持ちになったり
「私の方ができる」と思ったりするものに
気づくと自分自身と向き合える
きっかけになるんじゃないかしら。
そんなことを思いました。
あなたにも良いきっかけが訪れますように！モイ
