私たちは個人個人でも違うけれど、
もうちょっと大きい部分でも
例えば生まれ落ちた性別の違いや
生まれた国や環境で違いがあって
「良い」「悪い」には育ってきた過程で
その基準も変わってくると思っているsachiakiです。
ていうか、
この前提はみんな了解してるんだろうけれど、
なんかムキーッてなってる時って
そういうこと丸っと忘れちゃうんだろうね。
先ほど食べ尽くし系夫とのやりとりっていうのがあって、
どうやら餃子がサービスデーで12個出てきたうち
夫が9個食べてしまい、文句を言ったら
「なにそんなに食べたかったの？」って返してきたとあり、
妻がめっちゃ憤慨しているってのがあったんだけど、
まぁこれはうちも私が少食めで
ダンナ氏ことパンダ氏が大食いめなので
時折起こることなんだけど
それでも「なんで食べちゃったの？」って聞くと
しょんぼりしながら「好きなものだったから」とか
「食いしん坊だから」って返してくるので
それは仕方ないって呆れながらも
矛は収まるし、「じゃぁ二皿目頼む？」って聞かれて
そこまで食べたいわけじゃないってことに気づいて
いや、いい。ってなるんですよね。
ーいや、いい。ーってことは自分の中でも
食べきれない量であることはなんとなく察してるわけよ。
ほんでも「こちらが多めに食べちゃってるからもう一個いる？」
とかそういう気遣いが欲しかっただけなんだなってわかるわけ。
だから「もっと食べたかったの？」という問いに対して
気遣いが足りなすぎる！ふざけんな！ってなるんだろうなと。
とはいえ、たいていは男性の方が体も大きく
（実際そのやりとりをした人は夫が180cm超えだったそう）
普段の行動パターンから妻の方が少なくて
食べるのはこのぐらいで足りるはずって
思い込んでいることってあると思う。
で、上の「もっと食べたかったの？」も対しても
妻が怒りながら「食べたかった！」って反論しても
たぶん夫的には可愛いなぁって思うだけなんじゃないかなと。
それを愛らしいとか、微笑ましいと捉えるか
モラハラ夫断罪すべし！と捉えるかは
やっぱ背景とか環境とか、その人の良い悪いの尺度を
どう作ってきたかだと思うわけ。
だからこういった悲しいやりとりが出ないようにする対策としては
普段は少食であろうと、
「今日は食べることを楽しみにしている」と伝えておくとか、
最初から取り皿で取り分けておくなんだと思うのよね。
まぁ後者の方が確実でしょうな。
前者は「楽しみにしている」と伝えておいたところで
直前に忘れられる可能性もあるから。
で、そういった対策もせずに気遣いに期待するのは
やっぱりお門違いだとも思うのよ。
それ国が違う人とのやりとりでもそう思うの？って。
おそらく国が違う人とのやりとりだと
「あの国の人は食い意地が悪い」とか内心で思いつつも
違う国の人だからな〜と考える角度が変わると思うのよね。
それを同じ国の人で同じ習慣の人がやるからこそ
モラハラだとかそういう風に受け取りやすくなってるんだと思う。
いわく、自他境界線が緩んでるってことだよね。
あなたと私は同じであるはずなのに
私のことを理解していないなんて許せない。
そんなところでしょう。
こういう分析をするから気遣って欲しい系の
人から嫌われるんだけど、まぁ性分だから仕方ない。
最近はこういった日記に書くとか心の内側だけに留めておいて
口にしないってことを覚えたので
だいぶ人を傷つける機会は減った気がします。
それでも気遣って欲しい系の人とのやり取りは難しいと
感じるんだけどね。
とにかくなにかを伝えたい時、
相手の背後にあるもの、文脈を読み取って
伝える努力をした方が互いに良いこと尽くしよ
ってことです。
大変だけどね。
そんな感じです。それではまた。モイモイ！
