ここのところずっとアホほどハマッていた「天穂のサクナヒメ」を
おとといようやっとクリアしまして
クリア後のサブストーリーを見てギャーーーーー!!ってなっていたsachiakiです。
クリアしてからじゃないと見られないサブストーリーとはいえ
大砲を打ち込まれたんじゃないか?と思うほど抉ってくる話で
検索をかけてみたら、かなりたくさんの人がギャー!となったみたいで
そうだよねぇってなっていたところです。
最後がハッピーエンドじゃないと賛否両論になりやすいけれど
今回の話もハッピーエンドのようでハッピーエンドでないので
なんとも切ない気持ちにさせられるわけですよ。
小沢健二の「ぼくらが旅する理由」が思わず脳内再生しちゃったもんね。
このサクナヒメの世界は人間たちの住む世界”麓の世”ではなく
神様の住まう”頂の世”というところなんですけれど
この世界が実り豊かであれば”麓の世”も豊かで平和となり
”麓の世”で乱世が続いたりすると”頂の世”の鬼が活発化したりする
お互いの世界が影響し合う”二つ世”という世界観なのですが
交わっているわけではないので
基本的には神様が麓の世界にいくこともなければ
人間たちが頂の世界に来られることもないわけです。
ただ、この二つの世界を時折つないでしまう「天の浮橋」がかかる時、
その時は人間が頂の世に迷い込んでしまうこともあるのですね。
それでも基本的には死んだ人間の魂が渡ってくるーようなのですけれど。
そんな行き来が基本難しい二つの世界にて
うっかり頂の世に紛れ込んでしまった人間たちのうちの二人、
元侍の田右衛門と宣教師のミルテ。
最初の頃は「天の浮橋」がかかったら全員麓の世に帰る
という合意がされていたようですが、
なにせ「天の浮橋」がかかるのは神様の中でも一番偉い
カムヒツキ様でも分からないってことで
その時を稲作をしながら待ち続けていたんですけどね……。
ここからはやりこむ人たちで経過する時間が10年程度の人もいれば
100年って人もいると思うんですけれど
まぁそこそこの時間をともにしたと思ってください。
そんな家族以上に家族となった人たちの中で
大人で教養あふれる二人が親交を深めていないわけはないんですわ。
本編は頂の世に巣食う大きな災いの神こと大龍-オオミズチ-を打ち取って終わるんですけれど
(これも涙なしには語れない超いい話なんです)
ゲームをクリアするとエンディングロールとともに
「天の浮橋」がかかったのか
それぞれがどういった進路を選んだのか
止め絵にかぶせる形でキャプションがつき、
麓に戻った子もいれば、頂の世に残った人もいて
その中でミルテは麓に戻り、田右衛門は頂の世に留まったことを知ります。
最後に「天穂のサクナヒメ」のタイトルロゴが出て終わり。
改めてゲームの続きをするか、
最初からやるかを選択できるので、「つづき」を選ぶと
サブストーリーがいきなり始まるわけです。
それはミルテが祈り続けてしまって動くことができなくなってしまい
他の人たちが困っているって話なのですが
田右衛門がなにか悩みがあるなら聞くだけ聞くぞと促してみると
ミルテはなにかを覚悟したかのように顔を上げて話始めるわけです。
悩みとは「来年を当たり前にここで過ごしてしまうこと」だということ。
それは暖かく優しい時間で彼女も好きな世界だけど、
自分の夢はなんだったか?
それは麓の世で自分の神様の凄さを伝えることだと思い出したと。
そしてしばらくゲームを続けていると
今度は田右衛門とミルテが二人きりで夜空を眺めているシーンが入ります。
「月が綺麗だ」という田右衛門。
そして自分はこの頂の世に残るという話を始めます。
戦嫌いで家を飛び出し帰るところがないことと
この頂の世では好きなだけ自分のしたかった稲作ができるという理由です。
それに対してミルテはやはり麓で布教を続けたいということを述べます。
また別の世界について知り、自分の宗教が間違っているところは正すことをしたいと。
田右衛門が教えを正すなど「教会が許さないのでは?」と問うと
彼女は上の人たちは厳しいので「ヒヤブリになることもある」と答え
それに驚きつつも「強いなミルテは」と唸るのです。
そんな二人のやりとりをそばで聞いてしまったサクナヒメの複雑な表情。
そりゃ複雑な気持ちになりますわな。
ていうかゲームユーザーであるこちらがズガーンって心打たれましたもの。
ただ二人が離れ離れになるっていうなら、
もともと別々の道を歩んでいた二人だし、
そうねーってことでなにも思わなかったのに
クリア後にこの展開よ!!!!!!
しかもミルテが夢を語った後で
生きて布教を終えることができたら帰ってきたい、その時は……。
と言葉を切るあたり、もうこれをギャー!!!と言わずして
なんて言葉にすれば良いのやら。
二人はほぼほぼ両想いなのに、
ミルテが悲惨な死を迎えるかもしれない麓の世に戻ることを
引き止めることをしない田右衛門。
なぜなら彼女の夢は応援したいからーーーーー!!!!
ギャーーーーーーー!!!!!
遠くまで旅する恋人に あふれる幸せを祈るよ
ぼくらの住むこの世界では 太陽がいつものぼり
喜びと悲しみが時に訪ねる
遠くから届く宇宙の光 街中でつづいてく暮らし
ぼくらの住むこの世界では 旅に出る理由があり
誰もみな手をふってしばし別れる
ーぼくらが旅する理由より
「こんなに遠く離れていると愛はまた深まってくの」
とでも思うのかな。シンミリ。
というわけで心がまだサクナヒメの世界から戻ってこられません。
リトルナイトメア2を終えた時も
あんなに仲良し(?)だったモノとシックスなのに
シックスが最後にモノを裏切ったシーンとともに
心をえぐられたんだけど、今回のは別の意味でえぐられました。
まぁそういった作品の方が心に残るんだけど。
とりあえず麓の世に戻った三人の行く末がそれなりに充実したものに
なっていたことはキャプションで知っているので
あとは同人誌などで心を補完していこうと思います。
インディーズゲームなのに100万本売れたってことで
つい最近ベストプライス版も出たので
ぜひまだ遊んだことがない方はプレイしてみてください。
プレステ4とSwitchでできますよ。
パソコンで遊ぶスチームだとどうなんだろうあ。
ゲームの話でうっかり長くなってしまいました。
さて、今はiPadでのお絵かきに慣れなくてはならないので
練習しに戻ります。
そんじゃまた。モイモイ。
おとといようやっとクリアしまして
クリア後のサブストーリーを見てギャーーーーー!!ってなっていたsachiakiです。
クリアしてからじゃないと見られないサブストーリーとはいえ
大砲を打ち込まれたんじゃないか?と思うほど抉ってくる話で
検索をかけてみたら、かなりたくさんの人がギャー!となったみたいで
そうだよねぇってなっていたところです。
最後がハッピーエンドじゃないと賛否両論になりやすいけれど
今回の話もハッピーエンドのようでハッピーエンドでないので
なんとも切ない気持ちにさせられるわけですよ。
小沢健二の「ぼくらが旅する理由」が思わず脳内再生しちゃったもんね。
このサクナヒメの世界は人間たちの住む世界”麓の世”ではなく
神様の住まう”頂の世”というところなんですけれど
この世界が実り豊かであれば”麓の世”も豊かで平和となり
”麓の世”で乱世が続いたりすると”頂の世”の鬼が活発化したりする
お互いの世界が影響し合う”二つ世”という世界観なのですが
交わっているわけではないので
基本的には神様が麓の世界にいくこともなければ
人間たちが頂の世界に来られることもないわけです。
ただ、この二つの世界を時折つないでしまう「天の浮橋」がかかる時、
その時は人間が頂の世に迷い込んでしまうこともあるのですね。
それでも基本的には死んだ人間の魂が渡ってくるーようなのですけれど。
そんな行き来が基本難しい二つの世界にて
うっかり頂の世に紛れ込んでしまった人間たちのうちの二人、
元侍の田右衛門と宣教師のミルテ。
最初の頃は「天の浮橋」がかかったら全員麓の世に帰る
という合意がされていたようですが、
なにせ「天の浮橋」がかかるのは神様の中でも一番偉い
カムヒツキ様でも分からないってことで
その時を稲作をしながら待ち続けていたんですけどね……。
ここからはやりこむ人たちで経過する時間が10年程度の人もいれば
100年って人もいると思うんですけれど
まぁそこそこの時間をともにしたと思ってください。
そんな家族以上に家族となった人たちの中で
大人で教養あふれる二人が親交を深めていないわけはないんですわ。
本編は頂の世に巣食う大きな災いの神こと大龍-オオミズチ-を打ち取って終わるんですけれど
(これも涙なしには語れない超いい話なんです)
ゲームをクリアするとエンディングロールとともに
「天の浮橋」がかかったのか
それぞれがどういった進路を選んだのか
止め絵にかぶせる形でキャプションがつき、
麓に戻った子もいれば、頂の世に残った人もいて
その中でミルテは麓に戻り、田右衛門は頂の世に留まったことを知ります。
最後に「天穂のサクナヒメ」のタイトルロゴが出て終わり。
改めてゲームの続きをするか、
最初からやるかを選択できるので、「つづき」を選ぶと
サブストーリーがいきなり始まるわけです。
それはミルテが祈り続けてしまって動くことができなくなってしまい
他の人たちが困っているって話なのですが
田右衛門がなにか悩みがあるなら聞くだけ聞くぞと促してみると
ミルテはなにかを覚悟したかのように顔を上げて話始めるわけです。
悩みとは「来年を当たり前にここで過ごしてしまうこと」だということ。
それは暖かく優しい時間で彼女も好きな世界だけど、
自分の夢はなんだったか?
それは麓の世で自分の神様の凄さを伝えることだと思い出したと。
そしてしばらくゲームを続けていると
今度は田右衛門とミルテが二人きりで夜空を眺めているシーンが入ります。
「月が綺麗だ」という田右衛門。
そして自分はこの頂の世に残るという話を始めます。
戦嫌いで家を飛び出し帰るところがないことと
この頂の世では好きなだけ自分のしたかった稲作ができるという理由です。
それに対してミルテはやはり麓で布教を続けたいということを述べます。
また別の世界について知り、自分の宗教が間違っているところは正すことをしたいと。
田右衛門が教えを正すなど「教会が許さないのでは?」と問うと
彼女は上の人たちは厳しいので「ヒヤブリになることもある」と答え
それに驚きつつも「強いなミルテは」と唸るのです。
そんな二人のやりとりをそばで聞いてしまったサクナヒメの複雑な表情。
そりゃ複雑な気持ちになりますわな。
ていうかゲームユーザーであるこちらがズガーンって心打たれましたもの。
ただ二人が離れ離れになるっていうなら、
もともと別々の道を歩んでいた二人だし、
そうねーってことでなにも思わなかったのに
クリア後にこの展開よ!!!!!!
しかもミルテが夢を語った後で
生きて布教を終えることができたら帰ってきたい、その時は……。
と言葉を切るあたり、もうこれをギャー!!!と言わずして
なんて言葉にすれば良いのやら。
二人はほぼほぼ両想いなのに、
ミルテが悲惨な死を迎えるかもしれない麓の世に戻ることを
引き止めることをしない田右衛門。
なぜなら彼女の夢は応援したいからーーーーー!!!!
ギャーーーーーーー!!!!!
遠くまで旅する恋人に あふれる幸せを祈るよ
ぼくらの住むこの世界では 太陽がいつものぼり
喜びと悲しみが時に訪ねる
遠くから届く宇宙の光 街中でつづいてく暮らし
ぼくらの住むこの世界では 旅に出る理由があり
誰もみな手をふってしばし別れる
ーぼくらが旅する理由より
「こんなに遠く離れていると愛はまた深まってくの」
とでも思うのかな。シンミリ。
というわけで心がまだサクナヒメの世界から戻ってこられません。
リトルナイトメア2を終えた時も
あんなに仲良し(?)だったモノとシックスなのに
シックスが最後にモノを裏切ったシーンとともに
心をえぐられたんだけど、今回のは別の意味でえぐられました。
まぁそういった作品の方が心に残るんだけど。
とりあえず麓の世に戻った三人の行く末がそれなりに充実したものに
なっていたことはキャプションで知っているので
あとは同人誌などで心を補完していこうと思います。
インディーズゲームなのに100万本売れたってことで
つい最近ベストプライス版も出たので
ぜひまだ遊んだことがない方はプレイしてみてください。
プレステ4とSwitchでできますよ。
パソコンで遊ぶスチームだとどうなんだろうあ。
ゲームの話でうっかり長くなってしまいました。
さて、今はiPadでのお絵かきに慣れなくてはならないので
練習しに戻ります。
そんじゃまた。モイモイ。