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あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

能力としての武器について考えようと思った

2019-11-05 | from:sachiaki
よく「自分の能力を棚卸ししましょう」とか
「あなたの能力はどういうもの?」とか
適性診断とか自分の力がよく分からなくなった時の
溺れている状態の人間には甘い罠だと気づけないような
様々な指南書が飛び交っては、
個人情報を引き出していったり、
セミナーや啓蒙書でお金をジャンジャン吸っていったりするけれど
結局のところなんだかよく分からないままで
知識だけはあるのになんだか路頭に迷ってることってありますよね。

それ、俺な。
的なことを思っているsachiakiです。

まぁ先立つものもないので個人情報がブッコ抜かれたり
セミナーにも行けていませんけどね。

それはさておき、今年の8月にとある投資家が亡くなって
ものすごく惜しまれたっていうニュースがあったんだけど
知ってる人は知っているかな?
瀧本哲史さんって人なんだけど、
この人の代表作でもある「僕は君たちに武器を配りたい」という本があることを
この亡くなったというニュースで初めて知ったんです。
もともと自分は投資家だとか、経営者だとか
そういった人たちは同じ血が通っているとは到底思えなくらい
離れたところにいる人種であって
こういった人たちが読む本なんて興味ないな〜って感じだったのだけど、
なぜかこの人のことだけは「もしかしたら本当のことを伝えようとしてるんんじゃないか」
みたいな背中に電気が走るようなそういった感じを受けたので
亡くなってしまったニュースがきっかけだけど
件の本をときおり本屋で探していたんです。

そもそも投資などに興味がないからこそ、
そういった本棚に向かうことが少なかったのもあったけれど
8月から日も経ってしばらくしていたし
割と忘れてしまっていた今日この頃。

月に一度政治哲学の話を講師さんと呼ばれる人と
ツイキャスラジオでやっているんだけど
政治哲学は政治の話と切っても切れない経済の話が平行して語られるのね。
その時に初めて哲学の求める「よく生きる」ということと
「政治」と「経済」はすごく近しいところにあって
本来お金儲けだったり、どう国を舵取りしていくかっていう話の根本には
哲学が潜んでいるんだと分かってきたら
俄然気になりだしてですね、政治哲学の分野になるアダム・スミス(国富論)や
カール・マルクス(資本論)やデヴィッド・リカード(比較生産費説)などが読みたくなってきたわけです。

と、話がどんどんそれていってしまうのでその辺は今日は置いておいて。
そういうお金の考え方、資本の考え方というのを見る時に
そういえば「僕は君たちに武器を配りたい」って本があったなって
再び思い出したわけです。
そんで今読まないときっと意味がないって思いまして
方々を歩き回って……ついでにドラクエウォークも進めて……
ようやっと手に入れたのがエッセンシャル版の「僕は君たちに武器を配りたい」だったのでした。

まだ読み終わっていないので結論はないけれど
明らかに今まで目を通してきた啓蒙本と呼ばれる類のものや
「〜できる!」みたいな夢を持たせるような本と違い
そんなことは分かってるよ!っていう話じゃなく
前書きにもあるように

「非情で残酷な日本社会を生き抜くための、「ゲリラ戦」のすすめ」であって

不労所得の得方が載っているわけでもなく、努力していれば報われるわけじゃないだとか
流行に乗ることの危険さや、スペシャリティになったとしてもコモディティ化(一般化)は進み
必ず価値が下がることなど、ありとあらゆる耳が痛い話が載っています。

たしかに文字にしてしまえば陳腐な話しか載っていないような気がするけれど
これはエッセンシャル版なので抜き出した時に落ちてしまった
瑣末だけど大切なことが本著には載っているんだろうなって期待が募りました。

ともかく自分の出来ることをもっと煮詰められるように
「戦略がすべて」と呼ばれるような、
そんなものを見つけてみようと思います。
関連記事→電通報 『戦略がすべて』-24の方程式-

なんか硬くなってしまったけれど今日はそんな感じです。
めちゃくちゃ眠いので今日は早く寝ようかなって思っているよ。
そんじゃーね、モイモイ。
コメント
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