常々私は「本当に女なんだろうか?」なんて思いつつ
毎月くるブルーな日を恨めしく思っているタイプなんだけど
先ほど読んでいたエッセイで
「女は女として生まれてくる」説もそこそこ正しいのではないか?
なんてことを思っていたsachiakiです。
私はどちらかといえば、男性性も女性性も社会と呼ばれるものが形成されてから
後天的に身につくものだと思っている方なんだけど、
「鼻くそあるいは女の情念 角幡唯介」を読んでいたら
そうはいうても女は驚くほど早い段階で「女」を身にまとう、という話もよく聞くし
そもそも私が幼少期を含め女性だらけの環境よりも男性だらけの環境にいるのは
自分が持て余している「女性性」が女性にとっては目障りなものだと自覚していて
それを出そうが出さずとも受け入れてくれる男性といる方が楽だからなのではないか?
なんてことを思ったりです。
そもそも私の6歳の誕生日を祝ってもらった写真は
小学一年生だというのに流し目で一瞥するような視線をし
肩は少しクネッとさせ、しなを作り、不機嫌そうには見えるけれど
どことなく色気があるものであって
本当にこれ自分なのか?なんて思ったりもした。
当時を振り返って親がよく言っていたことといえば
「あなたは妙に色気のある子だったから誘拐が本当に心配だった」そうなので
小学校に上がる時に伸ばし続けた髪をバッサリ切られたショックは当時めちゃくちゃ大きくて
自分は”女の子であることを否定された”と思ったのですよなぁ。
今考えると「髪を整える料金の節約」って親は言っていたけれど
節約するなら伸ばしっぱなしの方が安上がりだったわけで
どちらかといえば、自分の手から離れる時間が長くなる小学生になるからには
あまり”女の子らしく”という外見をさせたくなかったのかもしれない。
その割には矛盾してる発言が多かったけれど……。
でも、この記憶を辿っていくと私が「女じゃないかも」って思うようになったのは
その後の色々な理由があるにしろ、もしかしたら「女の子であって欲しくない」という
親の背後を察知して変化させたのかもしれないなぁ…とかなんとか。
外見云々は別にして、私が「女である」自覚を持つと
なんとなく不具合があるような、そういう気配は時折感じるわけで
性別とは見かけ以上に難しいなって思います。
もし自分の女性性という武器を目一杯生かすようになったら
その時は相当数の敵を作りそうな気もするし、
そうでもないのかもしれない。
ともかく言えることといえば、保育園時代に受けた
女の子からのほぼ総スカンは避けたいなってことです。
久しぶりに自分が女性であるってことをを考えてしまった夜ですた。
エッセイって読むとけっこう面白いですね。モイモイ
毎月くるブルーな日を恨めしく思っているタイプなんだけど
先ほど読んでいたエッセイで
「女は女として生まれてくる」説もそこそこ正しいのではないか?
なんてことを思っていたsachiakiです。
私はどちらかといえば、男性性も女性性も社会と呼ばれるものが形成されてから
後天的に身につくものだと思っている方なんだけど、
「鼻くそあるいは女の情念 角幡唯介」を読んでいたら
そうはいうても女は驚くほど早い段階で「女」を身にまとう、という話もよく聞くし
そもそも私が幼少期を含め女性だらけの環境よりも男性だらけの環境にいるのは
自分が持て余している「女性性」が女性にとっては目障りなものだと自覚していて
それを出そうが出さずとも受け入れてくれる男性といる方が楽だからなのではないか?
なんてことを思ったりです。
そもそも私の6歳の誕生日を祝ってもらった写真は
小学一年生だというのに流し目で一瞥するような視線をし
肩は少しクネッとさせ、しなを作り、不機嫌そうには見えるけれど
どことなく色気があるものであって
本当にこれ自分なのか?なんて思ったりもした。
当時を振り返って親がよく言っていたことといえば
「あなたは妙に色気のある子だったから誘拐が本当に心配だった」そうなので
小学校に上がる時に伸ばし続けた髪をバッサリ切られたショックは当時めちゃくちゃ大きくて
自分は”女の子であることを否定された”と思ったのですよなぁ。
今考えると「髪を整える料金の節約」って親は言っていたけれど
節約するなら伸ばしっぱなしの方が安上がりだったわけで
どちらかといえば、自分の手から離れる時間が長くなる小学生になるからには
あまり”女の子らしく”という外見をさせたくなかったのかもしれない。
その割には矛盾してる発言が多かったけれど……。
でも、この記憶を辿っていくと私が「女じゃないかも」って思うようになったのは
その後の色々な理由があるにしろ、もしかしたら「女の子であって欲しくない」という
親の背後を察知して変化させたのかもしれないなぁ…とかなんとか。
外見云々は別にして、私が「女である」自覚を持つと
なんとなく不具合があるような、そういう気配は時折感じるわけで
性別とは見かけ以上に難しいなって思います。
もし自分の女性性という武器を目一杯生かすようになったら
その時は相当数の敵を作りそうな気もするし、
そうでもないのかもしれない。
ともかく言えることといえば、保育園時代に受けた
女の子からのほぼ総スカンは避けたいなってことです。
久しぶりに自分が女性であるってことをを考えてしまった夜ですた。
エッセイって読むとけっこう面白いですね。モイモイ