天馬空を行く

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勝利至上主義の少年サッカーチーム!

2017年12月01日 | サッカーで思うこと

根分けしたアロエベラ

アロエは何にもしなくても育つ、育つ


さて話は少年サッカーの話。


プロのサッカー選手は結果が全て

どんな良いプレイをしても、結果が伴わなければ次で使われない。

戦力外ということになる

 

相撲で横綱はよく品位を求められるけど、品位だけでは地位は維持できない

横綱は後がないから、結果を出さないと引退しかない


お金を貰っている以上、どちらも厳しいのがプロだ。


5年生の息子は現在地元のサッカーチームに属している。

この辺では強いチームで通っている。


息子が3年生までいたかつてのチームは弱小チームだった。

試合で勝てないチーム。


それもそのはず、二つのチームはチームとしてのカラーが違う。

試合への取り組み方もそもそも違う。


今いるチームは勝利至上主義

強い子しか試合に出れない

試合に負けると、コーチと子供たちでミーティング(反省会)をする。

それが何時間になることもある。

親の当番も必須で、負担には家族にかかる。


前にいたチームは、エンジョイ至上主義

勝ち負けよりも、楽しむことが優先

試合には全員出れるし、負けても反省会などない。

負けても勝っても、責任は全員にある。

親の当番はない。サッカー好きのコーチ達が全てを賄う。


どちらが良いかは、それぞれの考え方で違うと思う。

自分は後者の考え方に近い。


小学生のうちはまず楽しむことが大事。

試合では全力で挑む。

例え負けても、全力を出して戦ったのなら、それでいい。

プロじゃないんだから、勝たなきゃいけない試合なんて一つもない。


サッカーはチームプレイ。

一人の強い子だけでは戦えない。


チームに所属している子、全員で試合に参加して、勝った喜び、負けた悔しさを実感する方がいい。

人数があまりに多いなら、二つに分けて別々に参加したっていい。


ただ分けるとなると、お金もかかるし、倍、人手も必要になるのがネック。

少年サッカーの公式試合の場合、たいてい最低でも、帯同コーチ1名、審判員1名の大人2人が必要になる。審判をするには資格も求められるから、現実的にチームに余裕がないと厳しい


それでも後者のチームに所属していて、何とか運営できていたから、自分は後者の方がいいと思う。


息子は今のチームを辞めると言い出した

サッカーが嫌いなのかと思ったら、チームが嫌いだと云う。

元にチームに戻りたいと。


息子は決してサッカーが上手ではないけれど、前のチームでは試合に絶対的に出れた

監督には「お前が必要だから」と言われ、息子なりに自分を必要としてくれると感じていたのかもしれない。


今のチームにはそれがない


人は自分を必要としてくれると、やる気がでる


子供は特にそう。どんな子でも可能性を持っているのだから、大人はそれを引き出してあげないといけない。


息子の今いるチームには5年生いっぱいで辞めると伝えた。

幼稚園から始めたサッカー。小学校を卒業するまであと1年ちょっと。

息子にとって悔いのないようにしてあげなくてはならない。

 

ただそもそもチームを替えたのは親の都合だったので、息子に責任はない。

だからと言って、今さら元のチームに戻ることはできない


前のチームのことで勘違いのないようにここで一つ書いておくと、

試合で負けてもいいから楽しんで来い!」なんて云う監督やコーチは誰もいない。

出るからには絶対に勝て!」と言って子供たちを試合に出す。

頑張れば、負けてもいいんだって気持ちにはなって欲しくない。


勝ち負けにこだわらないのは大人の気持ちであって、子供たちは常に勝つ気持ちで試合に挑ませる。


それに監督を悩ませのが布陣

試合で全員を使うからには、布陣も相当考えないといけない。

強い子だけを出すチームは、そのメンバーを中心に考えればいいけれど、全員を使って、なおかつ勝てるように布陣を考えるのはかなり難しい

全体のバランスを考え、時間配分も考慮して考えないといけない


サッカーを楽しく、自分のプレイに集中できるように、コーチも親も子供たちを応援してあげないといけない



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