例え今ではなくとも、

英国の戯曲家、シェイクスピアの名言に「備えよ。例え今ではなくとも、チャンスはいつかやって来る」と言うものがある。そんな名言を取り上げるのも何だが、「まあ何と言う事でしょう？」てな事が続いたので、この名言が浮かんだ。今日は休みだったので、旧友に渡すカセットデッキの最終調整をしていたのだが、程なくしてモーターが焼けた。まだ新品の筈なのにガッカリである。その製造国は中国だ。Amazonで３ケ￥2500てな製品を買った。元々耐久性に問題があったのだろう。それで別な物に交換したら不良品で動かず、そんなこんなをしているうちに録音と再生アンプも壊れてしまい渡せなくなった。今月は矢鱈と音響機器の故障が多いのだが、中には原因不明のものもあり、なんでこんな事になったかと不思議でならないのだ。それで実質使えるものはサブ機で使っているＳＯＮＹのビギナー用だ。仕方がない、約束なのでそれをやる事にしよう。尚、Ｌｏ-Ｄのビギナー用は動力部のコンデンサが今日、飛んで基盤の裏に補充をした。適正値のコンデンサが無いので仕方がない。来月は、そのコンデンサの注文だ。それで目下の処、部品を交換すれば使えるカセットデッキは、ＳＯＮＹとVictorの中級機だけだ。何か良い製品でも探そう。流石にこんな事ばかりが続いては、オーディオ機器だけに「波長でも合わないのかな？」なんて事を思ったりする。しかしながら、「そのうちに落ち着くだろう？」なんて楽観的な思考なので、正に「チャンスはいつかやって来る」だ。いずれにしても今年は、嘗ての名機をプロの手で蘇生させる予定なので、それまでの辛抱だ。お金が貯まったらお願いしよう。５万位は掛かるだろうか？とにかく普通に使えるカセットデッキが欲しいだけである。昨年、奇跡的に復活した物が沈没したのは残念でならない。だが、そう上手く行かないのも人生である。