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元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

罵言は世間の為に

2022-11-05 08:14:26 | 独り言




明治大正期の小説家の森鴎外氏の名言に「罵言は世間の為に風俗を矯る利あるべく、一身の為に信用を長ずる益あるべし」と言うものがある。【罵言】即ち「罵る言葉」や「手ひどい悪口」の事だが、それをを【矯る】と。更には「曲がったものを真っ直ぐに正す」とか「いつわる。かこつける。偽造する。うわべで欺く・騙す」または「強い。勇ましい。激しい」等の意味がある。要するに【罵言】は保身の手段でもあるが、時に間違った物事を正す手段にもなる。どうしても止めさせなければならない事を、荒い言葉で言わざるを得ない場合もあるものだ。だから国会での野次も、時に(填まれば)効果的な場合もあるものだ。急に寒くなった。来月いっぱいで今年も終わるのだから当たり前だろう。心配すべきは冬季の雪量である。前回の冬は酷かった。昨年と違うのは、父が居ない事だ。実質、在宅介護は約4年だったが、最後の1年は大変だった。なので現在は、その苦労が抜けて、悲しさよりは身軽になった快適さが勝っている。夜中も構わず起こされたので尚更なのだ。(こればかりは在宅介護をした者ではないと解るまい。)たぶん色々と思い出し、故人を偲ぶのは、墓に骨を納めてからだろう。そんな感じがする。「しかしまあ~」である。ちょうど父の葬儀が、暗殺された元総理の安倍晋三氏の国葬と重なった事から、その印象も、より強く残った。またそれを期に御蔵入りをしていたカセットデッキ2機種(Victor「KD-970SA」、Technics「RS-670U」)も、修理方法が急に解った事から、49日を前に、その両方が復帰をしたのだから、正に奇跡である。だから尚更忘れられない。なので今後は、それを使いながら、自然と父を偲ぶ事になるだろう。昨夜、テープラウンジの球切れをしていたTechnicsのカセットデッキの電球を交換した。クリプトン球は、とても明るいので、こちらの方が良い。



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