手塩にかけて

2009年02月13日 | Weblog
~手塩にかけて~
この言葉皆さんご存知だと思います
手塩にかけてとはお漬物を作る際
手で塩を混ぜ込むことに由来する言葉
だそうです
まだお菓子屋に勤めはじめたばかりの私は
その頃は良いルセット(配合)があれば
ケーキは美味しく作れるようになると思って
毎日新しい配合で作ることに一生懸命でした
そんな時シェフとデニーズで御飯を食べました
そこでの出来事です
シェフはテーブルにあるお塩を私と自分の手のひらに
のせ、「指でどういう風でもいいから揉んでみて」
と言われました
二人で揉むこと5分ぐらいだったでしょうか
塩を舐めてみました
二人の手にある塩の味はそれぞれに違っていました
どちらがおいしいとかではなく
「こんなに違うんだ!」
とびっくりしたのとここでやっと物づくりは配合じゃない
ことに気づかせて頂きました
毎年バレンタインの時期になると忙しく
くたくたになってお菓子をつくってたあの頃と
こんな出来事があったことを思い出します
人それぞれの味があることがものづくりの楽しさ
だと実感したことが今もこの仕事を続けている
理由かもしれません
お菓子やパンを作っていて
自分にしか見えないものがあるなら
そんな微妙なことへの気づきを大切に
頑張ろうって思うんです
今日は思い出話をさせていただきました
それでは









鹿

2009年02月12日 | Weblog
郡上で捕れた鹿で作った生ハムです
細長いのは同じ鹿で作ったサラミ
生ハムはできあがるまでかなり
時間がかかるようです
ソミュール液に浸して塩漬けにし
冷蔵庫につるしてあります
ソミュール液には塩の他にハーブやスパイス
ワインが入ってます
なんとも言えない黒紫色をしてますが
中は赤いんです
出来上がったサラミは前菜で召し上がって頂いてます
見た目と違って上品なサラミでとっても美味しいですよ
生ハムが食べられるのはもう少し先かな?きっとおいしいはず

神の雫

2009年02月11日 | Weblog


写真がひどくみずらいですが。。。
19巻大人買いしてしまいました
社長の本棚の神の雫を拝借して読んでるうちに
はまりにはまってしまい
毎日続きを読みたくて仕方ない
社長の本棚には8巻までしかありません
9巻以降が本棚に並ぶ日を心待ちに過ごしていましたが
一向に並ぶ気配はありません
漫画喫茶へ行こうか随分迷って待ちきれなくネットの
即日配達で買ってしまった
漫画はほとんど買わない読まない私です、19巻大人買い
の一万五百円は非常に厳しい
人気のあまり皆さんもご存知のようにドラマが放映されてます
なんだか私は漫画で読んでるほうがかなり楽しい
そしてソムリエのイマウラさんと出会ったことで
私の中でワインが熱い!!
だがしかし、火曜日の夜は神の雫ではなくトライアングルを
見てしまう
神の雫3巻でカキとあわない白ワインで登場した
シャブリ・プルミエ クリュの造り手 ヴェルジェ
興味津々の造り手です(ネゴシアン)
シャルドネではありませんが
この造り手のおいしい白ワインについ最近出会いました
現実と漫画の世界を行ったり来たり楽しんでます




パスタにかんすい

2009年02月09日 | Weblog
「かんすい」ってご存知でしょうか?
ラーメンの麺に欠かすことの出来ない副材料です。
かんすいは簡単に言うと天然ソーダ水といったところでしょうか。
およそ千七百年昔、モンゴルの湖の水で小麦粉を練ると弾力があり
舌触りの良い麺ができることが発見されました
これがかんすいのはじまりでありラーメンの起源なんだそうです。
お店では夜のメニューで手打ちパスタをご用意しています。
パスタの麺にかんすいを入れてみました。
ラーメンは箸ですするもの。
パスタはフォークで巻き上げて噛むもの。
同じ麺類ですが食べ物の意味が全然違う
かんすい入パスタはパスタの意味を壊してしまわないか?
とも考えましたが
生パスタにコシを求めた試みは成功でした
写真は手打ちのリングイネ(Linguine)です。
このリングイネ、茹でた後ズワイ蟹とそののダシでつくった
ソースでとってもグルメなパスタに変身します。
素晴らしい材料や技法は国境を越えますね~
そこに郡上をプラスできると更に素敵な一皿が出来上がります
もっともっとです



おひなさま

2009年02月09日 | Weblog
今年も郡上八幡では、2・14(土)~4・3(金)までおひなめぐりがあるそうです。
いろいろな種類のお雛様が町じゅうに展示されるので、街並みを散策しながらお雛様を楽しむことができるそうです。
 
 庵のお店にもお雛様を飾ってみました。
ちょうど猫ちゃん(招き猫)の上の辺りです。
お店に来られたら、見つけてみて下さいネ。
とても可愛らしいですよ。

立春

2009年02月05日 | Weblog
  二月に入り、立春を迎え少し暖かくなってきたような気がします。

庵の窓辺に入る日差しも少しだけ柔らかくなってきたようです。
   
   
   少しずつ、春が訪れているようです。