古代米

2009年04月05日 | Weblog

古代米とは、稲の原種である野生稲の特徴を受け継いでいる米(稲)のこと
野生型の稲の種子(玄米)は褐色や黒紫などの色がついているものが多い
そうです
人が栽培することによって無色(白色)の種子へと変化します
現在の米は、栽培化によって白く粒そろいで栽培しやすい性質になってきた
ようです
古代米は、一般に、生命カが極めて強く、荒れ地で無肥料・無農薬でも
丈夫に育ち、干ばつ・冷水などにも強い性質を持ちます
ただ、米の性質にばらつきばあったり、栽培化された稲に
比べて収量が少ない稲の草丈が高く栽培しにくいなどの性格から
明治以降はほとんど生産されなくなってしまいました
最近、古代米が白米に比べてタンパク質やビタミン、ミネラルを多く
含むということがあきらかになり、健康食として話題を集めています
古代米には紫米(黒米)と赤米があります
紫米は玄米の色が黒色に近く、5分づきにすると黒紫色になります
この黒紫色は、赤ワインで話題になったアントシアン系の色素によるもので
血管を保護して動脈硬化を予防し、発ガンの抑制に関係する
抗酸化作用があると言われています
その他、たんぱく質・ビタミンB1・B2・ナイアシン・ビタミンE・鉄・
カルシウム・マグネシウムなどが豊富に含まれており
中国では、薬膳料理として古くから利用されてきました
紫米は、白米に混ぜて炊くと紫色に炊き上がります
健康食・美容食として話題のお米です
朝市で見つけたものは赤飯のように炊き上がります
と書いてあったのでおそらく紫米です
郡上の赤米
というネーミングで袋に750gぐらい入って400円で
販買されていました
とっても買いやすくこれは郡上土産にとってもいいと思います
いいと思うものはどんどん使わなきゃと思う主義です
今作っているお米のジェラートのお米をこれに変えてみようと
買ってきました
どんな風にできるか楽しみな一日になりそうです
資料を写してきたブログになってしまいましたが今日もお勉強ができました





杉苔

2009年04月04日 | Weblog
庭師さんの手入れで
はげちゃビンだった庭に杉苔が植えられました
コケ丈が毎年伸び続けるコケなので
今は隙間がある感じですが
ぐっと庭に迫力が増しました
散水は朝か夕方に行うといいそうですが広い庭です
水撒きも大変な仕事です
美しい庭を維持していくのは毎日の手入れがあってこそ
みんながんばって今日もお掃除です
それと私はきのこのを苔と呼んで笑われたことが
あります
郡上では普通だと思ってました
もしかして私だけでしょうか?きのこを苔と呼ぶ者は・・・









マンゴ

2009年04月03日 | Weblog

美味しさを最大限に引き出すには追熟が大事だと思います
追熟はワインに例えると、長期貯蔵型のワインを
セラーで寝かせて熟成させるような感じで
フルーツの美味しさを引き出すには欠かせません
追熟にはいつくかポイントがあって
フルーツの扱いに慣れてないと
追熟しすぎて腐らせてしまうことがあります
例えば私達が八百屋さんへマンゴを注文した場合
物によっては(国産品と輸入品)追熟されて出荷されてる
場合やそうでない場合色々あり結構食べごろを
見極めるのが難しい
当然扱う上でフルーツや野菜のことを
よく知っておかなければ一番いい状態で
使う事だって出来ません
特にあたしを悩ますのはマンゴです
八百屋さんから届いた日がベストな食べごろではないことが
ほとんどでお店で追熟させることが多いです
冷蔵庫では寒いし厨房では熱くて腐ってしまうしホント難しい
直射日光を避け、風通しの良い場所で
最低一日に一回は柔らかくなりすぎてないかとか
見張りをしてます 
マンゴは表面の光沢に白い油膜のようなものがはって
ペトペトしてきたら食べごろです
配送中冷蔵状態のものは常温に戻すことで汗をかいたりして
その結果腐らせてしまう事になったり
国産のものの多くは完熟で届くので扱いやすいです
今月は今が旬の清見オレンジとマンゴを使ったメニューです

清見オレンジのスープ仕立て
      きいろ系フレッシュフルーツとお米のジェラート

きいろ系はフレッシュマンゴ・ゴールデンパイン・デコポン・小夏など
アクセントにす~っぱいパッションフルーツのジュレを
ジェラートのお米は郡上で取れたものを使ってます
夜のメニューで召し上がれます












リュイナール

2009年04月01日 | Weblog
先日飲んだリュイナール
リュイナールの歴史は、シャンパーニュの歴史とも言えるほど
古くから創立されています
ローマ時代に石材採掘のために出来た洞窟を
ワイン熟成貯蔵庫に最初に利用したのもリュイナールです
そのカーブの総延長は8kmにも及ぶとか
スケールが違いますね
この日はリュイナール ロゼを頂きました
俗称でいうシャンパンですがわたしのイメージは大人の飲物
あとは・・・テレビでよくみかけるホストクラブのシャンパンタワー
勝者がラッパ飲みする「ドン・ペリニヨン」
そんな感じでしょうか?
こないだのワイン会では講師の方がおっしゃってました
あ~昼間からなんて幸せ~
って思わせるような飲物だと
シャンパンを口にする機会は少なく結婚式やパーティー
ぐらいでわたしもいいくらい歳をとりレストランで食事をする
機会が増えましたがそのぐらいにしか頂くことはありません
そんな大人な飲物は非常に美味しく心に残ってるんですよね~
あのときのシャンパンおいしかったぁ~なんて
優雅な気分にさせてくれるシャンパンですが食前でも食中でも
そして少し飲み足らないときの締めにも飲めるかなり優れものです
値段も高いですがシャンパン好きに言わせるとスパークリングワイン
では絶対ダメなんだそうです
私もそう思いますわかります、わかります
とっても好きなものに代替品はないんです
上品で繊細な酸味や長く続く泡、まったりリッチな気分で
飲んだこの日のシャンパーニュをこの日のおしゃべりを
思い出す日があると思います
こんな風に感じながら時間を過ごせるくらい大人になったんだと
ブログを書きながら自分の年齢を実感しています
食卓でシャンパーニュをいただけるような生活に憧れるわたし
ということで終りです