定義 ヤチ編

会場へ着いて、まず思ったのは、少ない．．．．
やっぱエンデューロ人口は減少している。　会場をウロウロしても若い人が少ない。
原因はなんだ？複数あると思う。

会場で車を停めたとなりは、いつも勝沼で走っていた人。逆側はBEERS関係者。
同じ年式のGASGASだったので、いろいろと話す。
彼のチャンバーはFMF。師匠がたまに話す、FMFとの相性。気になっていた。
下が太っていいらしい。

レースは早い者順に並んでスタート。8年前に出た時は、ゼッケン順だった。
このレースにこだわる人もいないって事か。

スタートして砂ホコリで何も見えない状態で走る。
気が付けば、お隣のGASGASの方が前を走っている。
前を行く人をどこでパスしようか狙っている様子。
長めの登りに差し掛かったところで、なんか前の人が失速気味。
ヤバイと思ってラインをズラしたが、ラインもふさがれて終了。
ほぼビリに。

ヤチに近づいて来た。
すでにハマっている人が多数。集団はすでに通り過ぎているので、参考が無い。
ハマっている人は端にいる。　ココは真ん中でしょ。
ウリャ。ズポ。
幸いにも。かなり浅いところで止まった。
引き上げて、ワダチとワダチの間を慎重に走り抜けたが、その後もヤチは続いている。
マシンを停めて、その先の水が溜まっているところに、足を突っ込んでみる。
スネぐらい入ったところで止めた。
もしかして脱出不可能なところにいるのか？周りには水面が全部見える。
もうヤンキー１０人に囲まれた感じ。
なんとか、ワダチとワダチの間を深呼吸して渡りきる。　一体みんなはどこを通って来るのか。
キョロキョロしながら、合流ラインに注意しながら走る。　
こうなりゃ足跡から抜け道の方向を知るしかない。それか集団に追いつくか。

２周目に入り、ミニモトの方々に追いついて来た感じ。　抜ける人はほとんど小さいマシン。
ヤチでは右側の迂回ラインを発見。
その後も湿った作業道をブッ飛ばしていると、そこを通ってはいけないってラインへ入りそうになって、Fブレーキを掛けたところで、ズポッ。
スゲー深い。ニュートラルにして後ろタイヤを手で回して、マシンが抜けたところで横にバタン。体力消耗である。

画像は、ラガンが出てくる事を期待して穴を掘る子供達。