時事通信 11月19日(水)17時16分配信
日本政府観光局が19日発表した1~10月累計の訪日外国人数(推計値)は、前年同期比27.1%増の1100万9000人だった。10カ月間で、2013年の年間1036万3904人を上回り、2年連続で過去最多を更新した。円安で日本観光が割安なことに加え、東南アジアの訪日ビザ緩和や羽田空港の国際線増便が追い風となった。
政府観光局は、訪日客の増加について「東京五輪決定で日本が世界から注目を浴びていることも一因」と指摘。14年は「年間1300万人前後になる」と予測した。