紺日わん倶楽部

日々の暮らしに彩りを

名残りの季節

2011-10-19 | 茶の湯
象牙色の無地紬に一つ紋苔色の江戸小紋(角通し)一つ紋
焦茶系の唐草模様の名古屋帯黒地、山に秋模様を施した名古屋帯


名残の季節になり茶会や茶事が各地で催されています。
先週末続けて知り合いの茶会や茶事があり足を運んでまいりました。
侘びた風情の取り合わせと菊や月など、この季節ならではのあしらいで
風炉から炉への橋渡しの時期と
風炉の季節が10月で終わってしまう名残惜しさを感じ取ることができました。
茶事の懐石は水屋をなさった方のブログ参考にしていただければと思います。
温石会ーつれづれ編ー
濃茶をおいしくいただくための懐石ではあるけれど
懐石がおいしいと気持ちも心もおなかも豊かになりますね。

趣向に合わせて名残の時期にふさわしい着物の取り合わせをしてみました。
亭主の気持ちや茶室の風情を損なうことなく調和と品格を持って客も望みたいと思います。
侘びた名残のこの時期にはきらびやかな帯や華麗さを主張する取り合わせでは場にそぐわない。
控えめでありながらも礼をつくす装いができればと思っています。

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