護国寺で催された知り合いの先生のお茶会に行って来ました。
今日は快晴でしたが梅雨入りの時期は雨にちなんだ取り合わせが多く
お道具は平茶碗、手桶水指、渚棚やすげ傘香等。
籠花入れ、釣花入れにはあざみ、ナデシコ、ハマナス、空木等季のものを活け、
すっきりと涼を感じる設えで、恵みの雨に感謝の念を表してました。
単衣の衣に袖を通し、襟を正すと気持も心も段々と整ってくる。
日頃は忙しくあわただしい生活なので静寂の中で頂く一服のお茶とお菓子がほんとにお・い・し・いい！
また寺に着いたら境内のあちらこちらに巨大なオブジェと花が目に留まりました。
なんだ？コレ？
今、華の世界で大活躍の 花匠 前野博紀 さんの作品展示でした。
もう終わってしまいましたが、イベントの内容は↓こちらでご確認くださいね。
天 地 創 生 ～がれきに花を咲かせましょう～
平成24年 6月6日（水）～10日（日）
会場／護国寺 本堂（東京都文京区大塚5-40-1）
本堂作品展示内覧受付時間／10：00～20：00
※但し8日（金）・9日（土）は本堂イベントのため10：00～16：00まで
流石のど迫力で 「The おとこ花」 龍を形どったがれきに洋花が随所にちりばめられて荘厳。
茶花は「野にあるように」あるがままの姿を基本として内省的に活けますが対照的な花の力が感じられました。
また、震災被害木を利用した組み立て式モバイルスタンドを売っていたので少しでもお役にたてればと購入。
宮城県南三陸町の災害被害木を使用し被災地に復興を推進し、雇用を生み出す活動との事でした。
一人一人の力は小さいけれど自分に今何ができるか？
今後も常に問い続け行動に移せればと感じられるイベントでした。