紺日わん倶楽部

日々の暮らしに彩りを

大徳寺黄梅院小林太玄禅師

2008-09-05 | 茶の湯
鷺沼の万楽堂さんの招きで小林太玄禅師の講話を拝聴しました。
「字は人なり」と表されますが掛け軸の墨跡のように、
ご本人様もたっぷりと大きくふくよかな方でした。
講話の内容は禅語の意味するところを経験談にまじえながら易しく楽しくお話くださいました。
一部紹介いたします。
「明歴歴 露堂堂」 人はあからさまに一点も隠すところもなくあらわれる。
          日頃より常に不満をいだいたり、執着の心があればおのずから
          態度、風貌、言動にあらわれるものである。
          悟りや真理は遠いところにあるのではなく、日々感謝し謙虚に
          己を顧みて進むべき道を自分で会得する。

 他にも「主人公」など大変有意義なお話で、禅語の心を敬い徳を賞玩するための
 味わい方などをお教えいただきました。

 企画してくださいました万楽堂さまにもお礼申し上げます。
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