矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

障がい児デイサービスにて〜工作『とりの起きあがりこぼし』〜

2017-02-09 11:44:31 | みんなの美術
2月最初の美術教室は、今年の干支にちなんで

『とりの起きあがりこぼし』

です




はじめに折り紙で、鳥の巣を作り…

発砲スチロールのたまごみたいな球体に、でペタペタとお花紙をちぎり貼っていきます。




僕はここに糊を入れたいなぁ… って思ってる? R君



やっぱりね R君、この日はずーっと
糊遊びを気持ち良さそーにやってたね!
粘土やりたいよ〜の気分だったかも


おねむな子は、スタッフさんが手伝ってくれました



お花紙って、ふわふわしてて気持ちいい〜。



春らしい小鳥さん



みてー!完成!といつも嬉しそうに見せてくれるS君。



ほ〜、青い卵のようで神秘的






絵と同じく、とってもカラフルなmさんの小鳥。



S君は絵も描いて鳥とセットにしてたね!




お昼寝している子も、歩き回っている子もいるけれど、みんな自分の制作に集中してます



創作好きなスタッフさんの作品
いつも子どもと一緒になって楽しんでます


うん、世界を感じます


お家では、起きあがりこぼしとして遊んでも良いし、台に置いて飾っても可愛いかも

アトリエ ル・ブルエ
www.bleuetart.com

【UFU SAITAMA 3ヶ所同時開催展】〜川越〜

2017-02-06 09:42:50 | 美術館へ行こう!

ただいま川口・川越・春日部の3ヶ所で開催中のアート企画展

川越市立美術館での
アーティストトークに行って参りました。





会場に入ると沢山の人・人・人

14名の作家さん自分の作品を前にお話しされました。
施設スタッフの方や、お母さま、お父さま、ご両親などが付き添われ、質問や思いなどゆっくりと答えられていて、穏やかで熱い時間が流れていました






中には有名な作家さんもいて
いろんな場所で作品は目にしていたけれどご本人にお会いするのは初めて!という嬉しい出会いもありました







工房集で見た作家さんは、こんな立体も作っていたのね〜
思わず質問もしてしまいました


質問できるのが嬉しいですね




とにかく…



うわっ… な、なにこれ。? とか



あぁーっ! これいいなあ、作ってみたい!

とか、



す、スゲーっ(心の声は時にストレート)

などなど、いっときも休まることなくビシバシ反応しっぱなしなんです

どんな人が、どんな格好して、どんな顔して制作してるんだろう⁉️

という淡い想いも、このアーティストトークで満たされましたし





ダンボール、好き


この作家さんも…


この作家さんも、好きです


物語が聞こえてくるよう。と感想を言うと…

文章を別の人が書いたり、とコラボもできそう! とまた別の意見がでたり…



トークショーが終わり、魚の絵の前で見入っていると作家さんが近寄ってきました。私はすかさず、
顔彩、どうやって塗るんですか?などと質問。その方はきちんと答えて下さって、さらに持っていた作品ファイルも見せてくれました。昔のものから最近のものまで。
二科展にも入賞するなど、絵を描くことを仕事にされているそうです。

今年はまだなにも描けなくて〜…と少しはにかんだような笑顔が印象に残りました


なんていうか、アーティスト皆さん、
穏やかな笑顔だったり
熱く燃えてるぜ‼️みたいな表情だったり、と熱い想いがビンビン伝わってくるエネルギーを持っているんです

想いと作品が一致しているから、見ているこちらにもストレートに伝わってくるのだと思います

『マンガボンボン』の作家さんの言葉、胸が熱くなりましたよ〜。

夢は外国で展示をしたい‼️

絵を描いているとワクワクする! いつか大きな絵を描いて個展を開きたい!

ああ! 彼女はキラキラに輝いていました

いえ、彼女だけでなくここにいたアーティストみんながそれぞれの熱量でもって存在が輝いていました

なんだろう、

魂の喜びに触れた感覚です。

輝やくって、たぶんこういうことなんだろうな〜。

「わたし、かがやく!」じゃなく

人が自分をどう見たか、感じたか

なんだろうなぁ。

その人の中で、熱い何かが発光している状態?

きっと、人からも作品からも、おんなじエネルギーが放出されている気がする

作品に込められた時間と熱量

が見る人になにかをぶつけてくるんだ。
だからこちらは、スカスカのスポンジみたいになって、シューッと吸い込んでみればいい。

気持ちがいいか、不快か、異物を感じるか、記憶が蘇るか、疑問が湧くか、真似して見たいなーとか、勝手に想像しちゃうとか…

頭の中を何かが駆け巡ったら、しばし向き合って
心の中で対話してみるのも面白い。






固定観念や偏見を脱ぎ捨てて、ゼロから見てみよう


曽根岡 舞子


美味しい物と娘の絵♪

2017-02-05 11:39:55 | 庭と小鳥と雑草と…
ここ最近、外や家で食べた美味しいものたち


次男が好きな、コメダ珈琲
シロノワール など





娘は美味しいスイーツやサンドウィッチなどを、
部屋でゆっくりと描く…









次男は、このパン食べたいなぁ とか言いながら描く







苺が食べたい〜🍓
と言って…


食べたものを絵にする娘

食べたいものを絵にする次男


絵にしたい気持ちはおんなじね

『エミリー』 〜詩人との出会い〜

2017-02-01 11:02:09 | 庭と小鳥と雑草と…
家族のお世話に疲れたら…

誰もいない部屋で、絵本を開こう


わたしにとっての極上の時間


手にしたのは人からの贈り物の絵本

自分では探せなかったかもしれない…




『エミリー』
マイケル・ビダード ぶん/ バーバラ・クーニー え 掛川恭子 やく / ほるぷ出版



アメリカの詩人 エミリー・ディキンソンとひとりの少女の出会いの物語。


バーバラ・クーニーは好きな絵本作家のひとり。 もうすべてのページの絵が素敵。 すーっと引き込まれてしまう絵


エミリー・ディキンソン
知らない人だった。ここで出会えた

ちょっと謎めいた女の人として登場するけれど、少女にあてられたにくぎづけにされた。

少女がサンルームでお父さんと交わす会話も素敵で、思考がさらに深く掘り下げられてゆくよう…


エミリーについてもっと知りたくなった。


不思議だな。 予期せぬ出会いから、また世界が広がっていく。 頭の中で旅する気分


バーバラ・クーニーの絵本で大好きなのが…



『ルピナスさん』
バーバラ・クーニー さく かけがわやすこ やく /ほるぷ出版


エミリーと同じ方が訳されています。

19年前に購入していたから、
長女長男が6歳・3歳の時ね

ルピナスの苗を買ってきて庭に植えたけど、うまく根付かなくて悲しい思いをしたのを覚えている


エミリーもルピナスさんも、凛とした美しい心をもった女性のお話し。

大切にしたい想いが詰まっています