矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

子どもと一緒に育つこと☆

2018-03-17 07:09:38 | 庭と小鳥と雑草と…

先月2月24日に、
平成29年度社会的養護における「育ち」「育て」を考える研究報告会を聴講する機会に恵まれ、国立障害者リハビリテーションセンターに行ってきました。




基調講演は村木厚子氏でした。ちょうど1月末から読売新聞に連載されていた記事を読んでいる最中だったこともあり、グッドタイミングです





村木氏は、ご自身の様々な経験(子育て、拘置所エピソードなど)を踏まえて現在活動されている
『若草プロジェクト』の内容なども紹介され、もっと聴きたい!と思うほど濃いお話が聞けました。


その活動の原点が【なぜ?】という疑問から出発していることには共感しました。

また、子どもが減っている、という事は【親が減ってきている】のです、という指摘には、はっとして気づかされました。




様々な場所で仕事されている方々の発表もあり、
子どもを見守り育てる場所は、こんなにも沢山あるんだ!と、あまりに知らな過ぎた…と実感




これは去年の報告書ですが、基調講演をされた岡田喜篤氏(社会福祉法人北海道療育園理事長)の講話は感動します。もっと深く考えていかなければ、という気持ちになります



この日、印象に残った言葉は、



『現場にいることは最大の武器になります』


『会話』ではなく『対話』を‼︎


『立派な大人はいらない。信頼できる大人が必要』


『支援からこぼれている子どもには【安心できる居場所】【味方】【誇り】が必要』




このことは、たぶん子どもだけでなく、大人にも必要なんだと思う。支援に繋がらない人をどうやって見つけて繋げていくか


現場で感じて考え続けていかなければ❣️