BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

葬送のフリーレン 第27話 『人間の時代』 感想: 全てはフランメの手のひらの上の出来事だったってことかw

2024-03-16 01:49:40 | フリーレン
意味深で暖かい静かな神回だったねー。

まさに「人間の時代」というタイトルに相応しい回。

何がスゴイか、って、結局、ゼーリエにしてもフリーレンにしても、1000年前のフランメの思惑のとおりに動いて、ともに「人間の時代」をもたらすのに貢献してしまっているということ。

ゼーリエは、フランメの遺言に従い、大陸魔法協会のドンとして君臨し続け、人間の魔法使いの育成に従事し、常に寿命の短さゆえ自分の高みに達する前に一生を終える人間のあり方に失望しつつ、それでも世代を重ねるごとに人間の才が伸びていることを実感しながらここまで来ているのに対して、

フリーレンはフリーレンで、こちらもフランメに諭された通り、魔族討伐のために、ひたすら魔力を隠す能力を研ぎ澄ますことに修練を重ね、その結果、ゼーリエからは「年の割に能力のない」魔法使いでありながらも、ヒンメルたちとともに魔王の討伐に成功を収めた。

その傍らでフリーレンは、フランメの自由な思考をなぞるように、民間魔法の収拾に努め、常に新たな魔法の可能性に対してオープンな鷹揚な姿勢を取り続けてきた。

言ってしまえば、ゼーリエは、魔法の何たるかを教え維持し続けるという伝統的権威の保全者としての役割を担い、対してフリーレンは、魔法のもつ潜在的可能性を実際に実現させる「民間=人間の魔法」の収集家、観測者として生きてきたことになる。

ゼーリエは自分こそが魔法の中心だという自負をもっているけれど、その実、弟子であった人間のフランメの願うままに振る舞ってきたわけだ。

つまり、死ぬことでフランメは、ゼーリエにもフリーレンにも、一種の「呪い」をかけたことになる。

その構図が、今回の話で明らかにされて、なんていうか、そのフランメの千年の未来を見据えた振る舞いに、なんだか爽快さを覚えてしまった。

うん、ものすごく良い回だよ。

ゼーリエは一人の天才・強者がいればそれで十分と思っているけど、それはまさに、エルフゆえの発想で、それに対して、フランメを師と仰いだフリーレンは、体はエルフ、心は人間、という存在として、人間の可能性を見続けてきた。

・・・といっても、フリーレンがその境地に達したのは、ヒンメルたちと出会い、彼らの死を経験したからなんだよね。

その意味では、ハイターの弟子、というか子どもであったフェルンは、きっとフリーレンにとっても重要な意味を持っているんだろうなと思う。

多分、フェルンは、フリーレンの目には、人間の可能性そのものに見えているのだろうね。

で、そのフェルンが、今回、ゼーリエからも見初められたwというのだからスゴイ。

まさに「人間の時代」を体現した存在がフェルンってことじゃんw

そのフェルンが、ゼーリエの誘いに対して、自分の師はフリーレンだと応えたのだから、これは痛快w


・・・ということで、前回までが第2次試験のダンジョン攻略で、確かに見ているとものすごいアクションの連続なので、おおお!と嘆息していたわけだけど、ただそれは見終わったらそれまでだったのだけど、

今回の話は、そうしたアクションシークエンスとしての第2次試験を描くことで、何が企図されていたのか、それが明らかになってすばらしかった。

しかも、その意図を誰が語るでもなく、ゼーリエとフリーレンの言動の対比でしめしてくるのだから。。。

いやー、脱帽だよ、これは。

にしても、そのゼーリエとフリーレンの二人から一目置かれるフェルンって・・・w

で、次回でどうやら終わりみたいだけど、これはもう落ち穂拾いのようなエピローグになるのだろうな。

間違いなく2期はやるだろうけど、とはいえ、時間は結構空いてしまうのだろうな。

ということで、ようやく禁じていた原作に手を出せるような気がするw

あー、しかし、ほんと、いい回だったなぁ。

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86-エイティシックス- 第13巻 ─ディア・ハンター─ 感想: うーん、1巻の惨状への回帰は、物語としては悪手にしか見えないのだけれど・・・

2024-03-15 14:41:12 | エイティシックス
悪筆、悪文、悪構成・・・といった、作者の悪癖は、前巻にも増してフル稼働。

この人、実は人に読ませたくないんじゃないの、これ? ってくらいひどい文章。

ただ、思いっきり都合よく解釈すれば、この作品世界のクソ酷さを克明に描くために、もしかしたらわざと悪文のオンパレードにしてるんじゃないか? と逆に思わせてくるくらい。

とにかく読みにくい。

ありえないくらい読みにくい。

シーンがバンバン変わってくるくせに、その変化が単なる「一行空け」で示されるだけで、しかもそのシーンの変化がある程度読み進めないと確信できないため、酷く読みにくい。

加えて、視点人物が誰かも実は判然としないことが多い。

だったらいっそ、全て「神の視点」からの三人称記述でかけばよいと思ったら、時折、平然と視点人物の独白のような内面が描かれるので、たちが悪い。

その上、とにかく登場人物の数が多くて、最初期の登場人物以外は、常に、これ誰だっけ?ってことになる。

これだけ様々な国の様々な組織の様々な立場の人が入り乱れるのなら、さすがに冒頭にすべての人物名と所属先くらいリスト化すべき。

特に、ノウゼンの一族や帝国貴族たちは、今後の展開で重要な役回りを担うはずだから、全て名前を記しておくべき。

それをどこそこの機甲師団所属の・・・とか言われても、わからんよ!!!

いや、これ真面目にクレームいれたいくらい。

結果、多くの頁を読み飛ばす、ということなって、ますますわかりにくくなる、という酷さ。

そうした悪文・悪構成の上で書かれるストーリーが、真面目に陰湿なクソ話なので、ホント、やってられない。

人によっては、人間の悪辣さが描かれていて素晴らしいとか言ってるやつもいるようだけど、いや、だからといってこの文体が容認されていいわけではないだろ?と。

まぁ、これはきっと、4巻以降10巻くらいまで続いた、いかにもラノベ臭の強いチャラい「エイティシックス学園w」を、きっと担当編集者の意向で書かされているうちに、作者の中に溜まったストレスが発散された結果なんだとは思うけどね。

だって、あの頃描かれた諸国におけるレギオンとの争いとか、11巻以降の「第1巻の悪夢アゲイン」のプロットと全然シンクロしないのだもの。

いや、一応背景の設定としては使われてはいるけれど。

でも、11巻冒頭のちゃぶ台がえしの、レギオン戦のゼロからのやりなおし・・・で、すっかりどうでもよくなっちゃったからね。

せいぜいヴィーカとレルヒェがちょっと絡んでくるくらい。

ていうか、この二人のような、独特なラノベ口調のキャラが間に挟まらないから、とにかく会話が続いても、どの発言が誰のものか、も実はわかりにくいケースが多くて、頭を抱えるんだよ。

三人称視点で書け、というのは少なくともそうしたときに「・・・とセオは言った」みたいな記述をうるさくても加えろ、ということ。

それがないところが多くて、めちゃくちゃわかりにくいだよ。

あとモブの描写はもう割り切って具体的な名前をその都度与えたりしない方がいい。


ネイムド・キャラwは、あれ、この人、前に出てきた人だっけ?とか一瞬、思ってしまうから。

今回だったら、人間生体爆弾にされた〈仔鹿〉の子たちとかね。

まぁ、とにかく悪文なんだわ。

その上で、クソみたいな話ってことだけど、それはよく言われているように、11巻からこの方本巻までかけて描かれてきたこと、というのが、結局、連邦が瓦解して、かつての共和国のように「連邦版、というか帝国版の86区」をつくる動きが進められたということ。

連邦が救済したエイティシックスの子どもたちを含めて、共和国の奴らがクソでサイコなレイシストの優生主義信奉者たちの集団だった、ってことを執拗に描いて、その結果、もう共和国の奴らなんていらない、ってことに連邦の連中が思ってしまったw

まぁ、正確にはすべての共和国人、というわけではなく、エイティシックスを使って兵器用の人体実験をしていた共和国の軍属の残党が悪い、ということになるのだけど。

でも、そうした「核となる悪意」が世間に広まることで、市民の間で疑心暗鬼が広まり、世情が荒れて暴動が各地で起こり、治安が崩壊するという流れが生じてしまう。

しかも、連邦は、つい前まで帝国で、その帝国の遺制たる貴族たちも憤懣やる方なく連邦の中で、帝政奪還の機会を伺っていたからたちが悪い。

結果、市民のエイティシックスや共和国に対する疑念をうまく操って連邦の崩壊を画策してくる。

このあたりは、端的に人間社会の愚かさでしか無いわけだけど。

そうして、連邦も崩壊して再度、帝国へと戻りそうな勢いにある。

その意味では、今回、見ものといえば見ものだったのは、エルンストが本性を現して、襲撃者をアサルトライフルで執拗に殴打し撲殺する殺害者の姿をみせたこと。

このエルンストの豹変ぶりは、まさに、いろいろと取り繕うことでなんとか命脈を保っていた連邦が崩壊し、いままで押さえつけられていた帝国が頭をもたげる、という点でものすごくうまい描写だったとは思う。

連邦の理念を体現していたはずのエルンストが自壊することで、帝国が復活する、という流れ。

まぁ、ここから先は、ノウゼン家絡みとシンも巻き込まれていくのだろうし、フレデリカ絡みで他のエイティシックスの面々も思い切り巻き取られていくのだろうけど。

そこが、第1巻のときの「エイティシックス」のときは異なるところだし、その点で、どんな救済の道を作ることができるかどうかで、最終的にこの作品の評価は決まるのだろうな。

だって、わざわざ第1巻の状況を連邦/帝国で再演するということは、あのときと同じ過ちは繰り返さない、という流れ以外の何物でないじゃない。

まぁ、だから今回、というか前回あたりから、シンがただのレーナの犬っころに堕してw、本編に大して絡んでこなかったことなんだろうな。

彼とレーナには最終巻での大役が控えているから。

かわりに、今回の「悲恋」担当となったのが、アンジュとダスティン、ユートとチトリ、だった、ということで。

正直、ダスティンの逡巡は、彼がメインキャラではないとわかっている分、うざかったし、ユートはユートで、もう少し活躍するのかと思っていたら、結局、ただチトリのメッセンジャーでしかなくて、がっかりした。

やっぱりこの作者は、こうした恋愛描写は全然ダメだよね。

それくらいなら、最後にリトが不用意に殺されるところのほうがまだマシ。

ということはやっぱり作者はただのミリオタでしかない、ってことで。

ただ、こういう形でリトを消す、ってことに思いつくところが、ホント、この作者は外道だと思う。

で、こうした、人類側の内乱描写が続く一方で、引き続きレギオンとの戦いは続いているのだから嫌になるw


・・・ということで、11巻12巻よりはマシな話だったけど、3巻もかけて行ったのが「連邦/帝国版86」の実現だった、というのは、正直、悪手だと思うのだけどね。

繰り返すけど、今度は同じ過ちを繰り返さない、というのが王道だから。

でも、この作者がそんな殊勝なことをするとも思えないから、そうなると最後はむしろ、人類は全て滅んで、みんなレギオンとして転生しました!、というアンハッピーだけどハッピーな幕切れで終わりそうな気がするんだよね。

そういう意味で、エルンストは、徹底した狂言回し、ってことになりそうだけど。

どうなるかねぇ。。。。

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【推しの子】 第143話 『全肯定オタク』 感想:アクアとルビーが前世バレしたのって、結構、ビミョーじゃない?

2024-03-14 19:08:28 | 推しの子
うーん、なんか、さりなと吾郎の関係で、ルビーとアクアが振る舞うのって、やっぱりなんかちょっと違うかなぁ。。。

これ、このまま二人きりのときはずっと、ルビーもアクアも中の人で対話していくようになるのかな?

さすがにちょっと気持ち悪いんですけど。

特に、弱音を吐くアクアとか、懺悔のための告白をするアクアとか。

いくら吾郎の気分で語っていたとしても。

やっぱり、これ、いつか破綻しそうな気がするんだけどなぁ。。。

まぁ、その前に物語が終わってしまえばそれまでなんだけどw

にしても、さりな化したルビーは、マジで引くくらい気持ち悪い。

これ、前世バレ、ギリギリまで粘っていたほうが良かったんじゃないかなぁ。

なんか見てられないw

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アクセル・ワールド 第27巻 『第四の加速』 感想: メタトロンの姫ムーブからの死亡フラグも含めて、なんか無理やり物語を畳みに来た気がするのは気のせいかな?

2024-03-13 21:42:26 | SAO/AW
前巻の感想の日付を見たら、2022年3月13日で、実にきっかり2年ぶり。

さすがにこれまでの内容の多くは忘れていて、特に冒頭のゼルコバとか全く思い出せなかった。

途中でハルが対戦相手だった・・・って語ってくれて、ああそうだったっけ?と思ったものの、全く思い出せないw

ということで、読み進めながら、ぼんやりとこれまでの話を思い出しつつの通読だった。

まぁ、それでも最後までちゃんと読ませてしまうのが、この作者の卓越したところなんだけどね。

実は、並行して『86』の13巻にも手を出しているのだけど、相変わらずの悪文・悪構成の連続で一向にページが進まないのとは大違いw

『86』の分かりにくさは、もはや犯罪級で、あれで出版するのって、よほど編集者が無能でないと出来ないことだと、逆に思ってきた。

それに比べて『AW』の読みやすいことよ。。。

まぁ、作中時間で半日しか経っていないのだから、そりゃ読みやすくもなるよな、とも思ったりw


で、そんなAWの27巻だけど、前巻の最後に登場した「第四の加速」世界であるドレッド・ドライブ2047からの闖入者とシルバー・クロウとの戦いから始まり、最後は、DD2047の「リンカー」たちとの「世界間戦争」が始まる、というところで終わり。

残念だったのは、300ページあるじゃんと思ってたら、本編は240ページくほどで、残りはブルーレイ特典小説の掲載という手抜きで、ちょっとムカついた。

まぁ、その内容が、DDの襲撃を最初に受けたニュクスと絡むから、一応、筋は通ってはいるのだけど。

とはいえ、これでまた2年も待たされるようなら、さすがにもう、これ、事実上の打ち切り枠のようなものだなと思っても来ている。

というのも、いきなりの「世界間戦争」によって、これまで少しずつでも着々と進めてきていたはずの「ブレイン・バースト世界の秘密の探究」が、無理やりこじ開けられるようになされるように思えたから。

ていうか、前巻からの新章って「第七の神器」編じゃなかったんだっけ?

それがいつの間にか、メタトロンたち七柱のエネミーwを守護する話に切り替わってしまったのだけど。

もちろん、その七柱が守っているのが神器なので、まったく無関係というわけでもないのだけれど。

でもなぁ、なんか体よく煙に巻かれている印象も否めない。

簡単に言うと、刊行の間が空きすぎて、物語の緊張感がもう完全に吹っ飛んでしまってるんだよね。

なんとなく主要キャラの振り返りもなされているけど、初期の登場人物を除くとほとんどイメージがわかないし。

ライトキューブやメインビジュアライザーといったBBシステムの詳細や、それを背景にした心意技の説明、あるいは、ハイエスト・レベルへのアクセス方法などの説明も、前巻までのおさらいでしかないし。

ハイエスト・レベルで七柱のエネミーたちと会談するホワイト・コスモスとか、もう完全に加速世界の行く末を知ってるよね?

てか、黒羽姉妹は、カムラ社との関わりからおそらくは「世界間戦争」を仕込んだ両者とか変わっているのだろうし。

そこで、気になるのが、今回、ハルが手にした写真。

きっと裏には彼の出生に関わる秘密が書かれているのだろうなあ、と。

これ、黒雪姫が神邑樒と関わりがあるとすれと、ハルユキのほうは、やっぱりアスナとの関わりがある、という関係じゃないのかな、って思ってしまう。

そのあたりのSAOとの関わりにどこまで踏み込んでいくかが、引き続き気になるところ。

あとは、いきなり出てきた「世界間戦争」が、どうしても「知性間戦争」を思い出させてしまうところ。

きっとこの2つも関係があるのだろうな。

ともあれ、メタトロンがいつの間にか、完全にヒロインムーブしているのが、逆に死亡フラグにしか見えないのがやばい。

メタトロンたちの実体が、ライトキューブの中の魂、というなら、要するに、メタトロンたちは、SAOで出てきたアンダーワールドの住人たちの末裔と考えるべきだよね?

アンダーワールドも加速世界だったから、ある意味、アンダーワールド人の未来形がメタトロンたち、ということでいいのかなぁ。。。

そのあたりを明らかにするために仕組まれたのが「世界間戦争」だと思うのだけどどうだろう?


・・・ということで、とりあえずの感想はここまで。

ちょっと前巻までをおさらいしたら、もう少し、AW世界の今後の展開とか考えて書くかもしれないけどねw

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彼女、お借りします 第321話 『デートと彼』 感想: ほらやっぱり八重森がいないと何も話が進まないw

2024-03-13 14:05:19 | かのかり
和也がひとり悶々と、千鶴とのデータをどうするか、悩んでいたところをひたすら描いていただけの回。

途中、千鶴本人が出てくるものの、この状況で「普通の」デートを所望するという暴虐ぶりw

千鶴って、どう考えても、天然のめんどくせー女だよなぁ。。

それ以上に和也が鬱陶しいので気が付きにくいけど。

なんか完全に煮詰まってきたな。

このまま延々と「好きとは何か?」とか「愛とは何か?」とか問い詰めながら、一向に当の恋愛が進まない事態が続きそうw

だって、もう互いに何かピン!って気持ちが跳躍するイベントがないじゃない?

やっぱり、映画撮影が終わったとき、そして、その後に起こった小百合さんの死のときに、一気に距離を詰めて付き合うところまでいかないとダメだったんだと思うな。

そういう意味では、あそこまで和也に支えてもらったにもかかわらず、和也に素直になれなかった千鶴が、間違いなく物語停滞のA級戦犯でしょ。

もう周りがどうこうする余地がないし、だからといって、当人同士で何か弾ける機会もない。

どうすんの?これ?

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トニカクカワイイ 第264話 『愛の過充電』 感想: 司、こいつマジ面倒くせー、・・・、からのまさかの輝夜の記憶w

2024-03-13 11:03:00 | トニカクカワイイ
いやー、びっくりだ。

まさか、輝夜が司に、夫婦のイチャコラを尋ねて、ラブインフレーション理論を真顔で受け止めていたのって、

輝夜の記憶の中にある、かつて「竹取物語」として帝たちの世界を救うために次元を開いた?ときの「愛情」を思い出すためのものだったとは!

いや、マジでビックリ。

これで、輝夜が、司が不老不死になるもととなった「薬」を地球に残した「かぐや姫
」と関わりのある存在であることは確定じゃない。

かぐや姫が血統をどう残したかは定かではないけれど、とりあえず、輝夜がかぐや姫の子孫、末裔だと考えるなら、一種の「先祖返り」なのかね?

それでかぐや姫の記憶が断片的に思い出される。

ただし、事実はわかってもその理由がわからない、というもどかしさ。

それをどうにかしようとしているのだろうなぁ。。。

にしても、まさか、司の意味不明な「めんどくせー女」ムーブの後で、こんな大事なネタが振り込まれてくるとは思わなかったよw

こういう緩急の使いわけがあるから、この漫画、侮れないんだよなぁ。。。w

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呪術廻戦 第253話 『人外魔境新宿決戦㉕』 感想:完全に日下部が『鬼滅』の善逸枠で笑ったw

2024-03-11 12:01:14 | 呪術廻戦
そうかぁ、宿儺はずっと高専の術師たちに「おもてなし」されてたのかぁw

にしても、一品の呪術ってなんだよw

あとその解説で頑なに「五条悟の死」と強調しているのがなんともw

一応、公式には、乙骨や日車は存命で反転術式で治療中ってことだけど、五条だけは完全に死んだことにしたいのかな?

それとも、そこまで「完全死」を確定させながら、それでも生き返ってくるからこそ五条悟である!みたいなことをしたいのかな?

で、その一方で、宿儺は宿儺で、天与呪縛の真希に、自分たち呪術師の存在を否定された気になってむかついているしw

意外と宿儺もかわいいところがあるじゃんw

で、最後に、日下部が完全に善逸枠で笑ったw

これで、ほんとに日下部が宿儺を倒したら哄笑ものだがw

まぁ、そんなことはないのだろうなぁ。

しかしそうなると、いよいよ一応の主人公補正で虎杖がやっと強者ムーブする時が来るのかな?

さすがに宿儺戦も25回を数えたので飽きてきたこともあるし。

ここらで一度、中締めがほしいのだが。

しかし、もう宿儺を脅かす駒がないからなぁ。。。

このまま宿儺討伐まで進むのかな?

まぁ、伏黒復活ムーブがあるかもしれないけれど。。。

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100万の命の上に俺は立っている 第92話 『本日も事故のないように』 感想: 対ドラゴン戦による人類絶滅をどう評価するか、ってことかw

2024-03-07 21:37:21 | 100万の命

前回からの続きで、冒頭、衣宇、紅末、四谷の3人が抱く恋愛観が明かされたw

喜び、戸惑い、面倒くさいw

まさに三者三様の恋の捉え方

で、その話は、紅末が拉致られてるので保留したままで、今回のクエストの効力法が考えられるわけだけど。

問題は唐突に、琥珀の採掘者=悪、と言えなくなってしまった。

なぜなら、琥珀の用途が将来のVSドラゴン戦に備えたものだから。

ここで天秤にかけられるのが、人類滅亡リスク。

人類滅亡を回避するためなら、少数の犠牲は厭わないというのが、採掘を進める側のロジックで、しかも、この世界でドラゴンを抑えられるなら、四谷たちの世界にとっても防波堤になってよい。

・・・という理屈で、一転してクエストパーティの方向が、採掘活動容認論に傾きかけたところで、四谷が、違う路線を選ぶという。

これ、確かに衣宇がびっくりしてたように、いつもの四谷なら「結果重視の合理的判断」で、つまり功利主義的判断で、採掘容認に一票となるところなのだけど、しかし、以前から「環境保全派」である四谷からすると、それにはどうにも承服しかねる、ということで、別の策を考えることを選択した。

うーん、これ、完全に「人新世」の問題だよね。

人類滅亡リスクへの対処、というやつ。

そこで功利主義的に動くのが最善なのかどうか。

ということで、多分、四谷が、普段はぼんやり考えていたことを、今回のクエストを通じてちゃんと正面から向き合う、といことになるのだろうな。

で、物語的には、自分の直観を尊重し、そんな「逆張り?」な意見を表明し実行しようとしている四谷の行動を、衣宇と紅末がどう受け止めるのか。

特に、衣宇がどう出るか。

なんとなく、キャラの性格的には、四谷の相手は紅末みたいな空気があるのは確かで、その既定路線?が、今回のクエストを通じて覆るのかどうか、だよな。

お話的に面白そうなのは、今回のクエストの解決策で、改めて衣宇が四谷の発想力に感激して、そのゴリ押しを含めて、四谷と衣宇のカップルがまずは成立してしまうという流れ。

で、その様子を傍らでイライラしながら見続ける紅末、という構図かなw

その後、普通なら、あるタイミングで、紅末の方に四谷が、やっぱり・・・、って感じで傾く流れになるのだろうけど、天邪鬼が売りのこの物語としては、そのまま四谷と衣宇の二人で最後まで突っ走ってくれると面白いのだけどw

違う性格のキャラが、クエストを通じてわかり会う、というほうが、この物語にはあってると思うんだよねー。

さてさて、どうなることやらw

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彼女、お借りします 第320話 『球と彼女』 感想: もはや千鶴が、インスタの猫動画のように愛でられるだけの存在になってきたw

2024-03-06 15:58:15 | かのかり
今日もまた八重森ハウスのドタバタが続きますw

タイトルに「球」ってあったから、てっきり前回のバッティングセンターの続きから入るのかと思っていたら、まさかのボードゲームの球だったw

そして、またもや、八重森ハウスの中で3人でゲームをして終わりw

本気で、これ、監禁プレイだよね、もはや。

外部が何もない。

ひたすら千鶴の「可愛さ」を愛でて終わりw

和也だけだったら犯罪臭がするけど、隣に八重森もいて、可愛さにホゲーってなってたら、なぜか免罪されてしまう・・・の図w

八重森にこんな使い方もあったとはw

マジで、八重森様々のマンガだなw

まぁ、もはや八重森は、作中に降臨した作者だから仕方ないのだろうけどw

そうして、今回もなにもお話は進まなかった。

でもまぁ、この作品、もう話を進める気がないからな。

ほんと猫動画を見せられているようなもの。

どうだ、これカワイイだろう!?っていう、投稿者の意図が見え見えの動画w

しかし、ここまでぬるま湯につかったシェアハウスを経験した後で、いまさらまた、別々のアパートになんか戻れるのかね?

キャラ的にも、物語的にも、作者的にも、読者的にも?

もうこのままシェアハウスをずっと続けて、ずっと3人のユルイ相互監禁生活を描くだけでいいんじゃないの?

マジで猫動画的で。

なんかもうそういう終幕の仕方しか無いんじゃないかと思い始めているw

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トニカクカワイイ 第263話 『千四百年の憂鬱』 感想: 聖徳太子や弘法大師に嫉妬するナサくんって無理ゲーも極まれり、って感じだな

2024-03-06 15:42:46 | トニカクカワイイ
どうやらナサくんは司の不老不死の秘密に気づいたみたいだね。

ただ、理屈はわかっても、それをどうにかする実行的な手段がない、ってことみたい。

時子も晩年、その理屈には気づいていたようだし。

しかし、そうなると、ますますこの先、アシモの役割が高まってきそうな予感w

いや、これはあれだよ、きっと、アシモがロボを作って、そのロボを使って月面を探査して・・・云々wって流れだよ、きっとw

ソフト屋のナサくんに、ハード屋のアシモが助力するかたち。

そうなると、この作品、最後はJAXAの職員になったナサくんとアシモが、種子島からロボ搭載のロケットを月に向かって発射したところで終わりなんだろうなw

うーん、やっぱり、私を月に連れてって、は実行される・・・はずw


それにしても、気がつけば司が帰っていたとは、ひまりを納得させる作戦はなんとかなったのかね?

まさか、前回の描写で終わり、ってことはないよね?

次回、そのあたりの顛末を、司がナサくんに説明する感じかね?

とりあえずJKキャラたちとのギャグ回を経て、ぼちぼちまたシリアス回に突入するんだろうなぁ。

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