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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ぼくたちは勉強ができない 第151話 『機械仕掛けの親指姫編』 感想: なるほど理珠ルートは大学生編として描くのか!

2020-03-16 13:30:38 | ぼく勉
前回の150話で、空港での感動的見送り&キスで終えた「うるか編」。

その翌週にあっさり理系編がスタートw

この、サバサバした感じはいいなぁ。

そして、舞台は、高校を卒業して、みな大学生になった近未来の時間軸。

このあたりもいいよね。

大学生編にしてしまえば、もう先生(家庭教師?)と生徒、という関係からは解き放たれるので、フラットな関係で恋路を描ける。

それを単に、うるかが告白に至らなかった未来として描く。

いや、素朴に上手いと思うよ。

極論すれば、うるかとは遠距離恋愛で結局、破綻した、とか思ってもいいわけだし。

まぁ、関城ももれなくついてきた、というのはご愛嬌だけどw

でも、これくらい「軽い」感じのほうが、このマンガの雰囲気にあっていると思う。

なんか、なかには、このパラレルワールドのルートを「傍流」とか言っている人もいるようだけど、ぜんぜん、そんな感じはしないけどなぁ。

別に、うるかルートがメインとは思わないけど。

むしろ、この感じだと、うるかだけ海外留学して遠距離恋愛にならざるを得ないから、高校卒業時にタイミングよく、まず在庫処理を先に済ませておこう、という感じに見えるけど。

いや、大学生編として、パラレルワールドを展開するならね。

そして、この展開は、むしろ、スラップスティックっぽくていいけど。

そもそも幽霊が登場するようなテキトーな世界なわけだし。

それに、このパラレルワールドって、どう考えても文乃と真冬先生が本命でしょ?

そのためにも、直前にそれぞれ理珠とあすみん先輩を配置して、それぞれコミカルな展開で、ちょっと口直しをしておきましょう、ってことなんじゃないかな。

ということで、理珠編はさくさくと進めてくれていいけどね。

といっても、どうなんだろう、4話くらいは最低でも使うのかな?

まぁ、うるかにあれだけ尺をとったくらいだから、それくらいの物語はあってもいいところ。


しかし、そういう意味では『五等分の花嫁』の悪手は、結末をはじめから結婚式にしてしまったところだよなぁ。

四葉エンドでも、今回の理系ルートのように、高校卒業後の世界を描けるようにしておけば、また、違った新展開も可能だったのにね。


ということで、「大学生編」にまで一気に時間軸を進めたのは素直に、あ、上手いなぁ、と思ったのだった。
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