BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

86-エイティシックス- 第12巻 感想

2023-02-22 20:10:45 | エイティシックス
久方ぶりにでた12巻だったけど、とにかく読みにくかったし、わかりにくかった。

端的に、つまらなかった。

文体も、構成も、中身も、全部ダメ、という最悪の一冊。

これだけ読みにくい話につきあわされてこれはない。

読み物としてもう終わってるよ、この12巻は。

今までもそういうところはあったけど、本巻の酷さは図抜けている。

正直、もうこのシリーズ、読むのをやめようと思う。

ていうか、これ、作者ももう何書いていいいか、わからなくなってるでしょ?

核兵器の話とかマジでひどいし。

いや核のこと知らないから、っていうのはわかるけどさ。

それにしても、アホ過ぎる。

それに、なんでまた、クジラが出てくる?

レーナ外しの意味もわからないし。

ていうかさ、キャラの数を増やすなら、ちゃんとそれ、会話で書きわけるくらいの工夫をすべき。

途中から、誰が誰か、見失うことが多い。

その一つ一つが読む際にはストレスになる。

なんかホントに本巻は出来の悪い同人小説のレベルなんだけど。

書いてる人間がひとりで酔いしれてるだけ。

編集者、もう少しちゃんとダメ出ししろよな。

これはリライト必須のレベルでしょ、小説の体をなしていないのだから。

あとキャラの名前とか特徴とかちゃんと識別できるようにしろよ。

面白かったのは、シンとその仲間たちの苦悩と成長だったはずなのに、それ以外のモブの話が多すぎる。

加えて無駄な軍事行動の説明とか、そのための部隊の話とか、詰め込み過ぎで、途中から、読むのが苦痛過ぎる。

この作者、もう少しリーダビリティというのを考えたほうがいいと思う。

軍隊の描写ってただでさえ漢字が長々と続くものが多いのだから、それを生真面目にやったら、読むのが嫌になる。

戦場の描写にしても、毎回、そもそも戦地を変えるから、その戦地そのものの描写から入るからこれもまた苦痛。

とにかくバランスが悪い。

そうした描写のあとに唐突に、シンとライデンたちの対話を挟み込むとか、意味不明だよ。

場面転換の一つ一つがもったいぶっていて、何が起こっているかわからないし。

さすがに、もっとちゃんとプロットを練った上で、ややこしいこととか悲惨なことを書きたいなら、それ相応の読みやすさを考えたものにしないとダメでしょ。

イラストももう完全に浮いてるし。

なんだろうなぁ、『禁書目録』がある時から、毎回使い捨ての新キャラをだして、無駄に魔法の詳細な描写をしてページ数を稼ぐようなってから、途端につまらなくなって読む気が失せてきたのに似ている。

それでも、あちらは上条さんという主人公の存在感、というか安定感があったから最後は一応、なんとかなってたけど。

このエイティシックスの場合、シンの異能がもはや使いでの良い探知機程度になってしまったので、特に決め手になるわけでもなく。

最近はずっと、シンではなく「エイティシックス」という被迫害者たちの集団的な不幸を描くことばかりに躍起になってしまったから、ひたすら不幸競争になってきているし。

悲しいくらい馬鹿で惨めな奴らが目白押し。

しかも、一応貴族制度が帝国とか残っているから余計に厳しい。

シンなんて、いつの間にか、帝国の超エリート一族の異端児というプロフィールが明らかにされて、貴種流離譚のもじりみたいな話になってきて、お家騒動的な不穏さまで抱える始末。

レギオンの行動もよくわからなくなってきてるくせに、代わりにクジラとか出してくるし。

これで、実はレギオンは、クジラの猛襲に備えて機械化した身体を得た人類で、だから最後はシンたち生身の人間とも共闘できる・・・みたいになりそうなのもゲンナリする。

ということで、もうちょっと続きを読むのは無理かも。

もはやエイティシックスとは名ばかりの駄作。酷すぎる。

1巻の過酷さを返せ。

3巻までのドラマを返せ。

4巻以降、劣化するばかりだったってことだね。

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カッコウの許嫁 第146羽目 『負ける気がしない…!!!』 感想: ここに来てようやく「あい」のターンかw

2023-02-22 10:01:20 | カッコウ
なるほどねー、あいはあいで、この宗助事件をきっかけにして、凪を独り占めする機会を狙っていたとw

少なくともエリカと幸は当事者すぎて、凪と共同戦線を張りにくい。

そこで、むしろ、中立的な第3者、赤の他人としてのあいの存在が生きてくる。

しかも、あいの場合は、学校に行く必要もないから、その間は捜査をすることができる。

すくなくとも捜査をしているふりはできる。

それと、この感じだと、凪のところにひとりで住み込むこともありえるのか?

その場合、ひろが何か仕掛けてきそうだけど。

そうなると、あいとひろの同盟も決裂?ってことになるのかね。

ともあれ、凪から見たら年上の宗助と理人の活動範囲を探っていくには、同じく年上のあいが絡んだほうがリアリティがあるのかもしれない。

ということで、次回から、凪&あいの、探偵&助手の話が始まるのかな?

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彼女、お借りします 第271話 『誕生日と彼女2 ⑧』 感想: いやさすがに「なんでもしてあげる券w」はないわーw

2023-02-22 09:52:55 | かのかり
いや、ホント、マジで小学生じゃんw

「なんでもしてあげる券」はないでしょw

大学生なんだよね?和也って?

まぁ、いいんだけどさw


それよりも今回一番びっくりしたのは、墨ちゃん、お泊りじゃないの?

これはちょっと予想外だったなー。

てかさ、墨ちゃんは、彼女にとっても意中の人である和也が、親友?とはいえ千鶴と同じ家に住んでいることに嫉妬したりしないのかな?

というか、嫉妬の素振りはもっと表に出してもいいと思ったのだけど。

なんか、このことを後々まで引きずるほうが嫌だけどね。

まぁ、本当にもう墨ちゃんは、ただの妖精枠にされてしまったのかもしれないけど。

でもあれかな、この先、八重森がばったり墨ちゃんと出会って、勢いで事情聴取に流れて、いろいろと墨ちゃんの本音を聞いてしまうパタンかな?

いずれにしても、墨ちゃんがここでスルーされたのはねー。

あの、千鶴の家の前で和也が帰ってきたときの困惑はどうなってしまったんだ、って思うよねw

せっかく久しぶりに墨ちゃんが登場したのにねー。


それはともあれ、「なんでもしてあげる券」、千鶴は1枚だけ受け取ったわけだけど、これ、使いどころというか、使われどころがいつどこになるのか? この先に気にしつづけることになるのだろうな。

重要なのは、この券の存在によって、千鶴のほうから何かをして欲しいと和也にお願いする場面が生じる、ということで。

この、千鶴から和也へ、という方向での積極的なコミュニケーションの発生は、多分、この物語にとっては新しい局面を開くイベントになるよね。

その意味で、いつどこでどんな状況で、千鶴が自分の意志で依頼するのか。

今から楽しみだなぁ。

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よふかしのうた 第161夜 『まわろうよ3人で』 感想

2023-02-22 09:38:25 | よふかし
最終兵器アキラ!

って感じの回だったな。

本当は3人でこのまま大人になってもつるんでいきたいのに、でも、それぞれの都合でその夢?はかないそうもない。

そんな風に思わせる回だった。

最後にキクがやってきたわけだど、これ、次回は、コウとキク、アキラとキク、の間でも対話が繰り広げられるのだろうか。

こういうときの会話のやり取りが、この作品の場合、適度な非難と駆け引きの混じったものになるので、そこが楽しみ。

あとは、ナズナや探偵さんたちが、どのタイミングで参入してくるのか。

結構、「眷属」って何? ってことを突き詰めるような、ターニングポイントとなる話になってきた気がする。

ていうか、コウもマヒルもアキラも、吸血鬼の事情に通じすぎたよね。

これ、どこに着地するのだろう?

なんでもありえそうなのが、ちょっとすごい。

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トニカクカワイイ 第226話 『新連載 クラスメートのギャルはオタクな僕に絡みがち』 感想: おー、これは遠からずナサ君を巡る「ひまりVS司」の争いが始まる予感?

2023-02-22 09:28:41 | トニカクカワイイ
アシモなんて、また、鬱陶しい作中劇が始まったなー、って思ってたら、なんと、どうやら、ナサ君の幼なじみの「ひまりちゃん」が登場するための導入だったらしい。

アシモはそのための「つかみ」にすぎなかったw

だって、どう見ても、これ、アシモが2番だった全国模試で1番とったのナサ君でしょ?

ナサ君はナサ君で、本当に月面への到達のことを考えたら、大学に行って、次はMITとかカルテックに行って、まずはNASAに行くつもりなのかな?

それはそれで、社会の荒波のことも一応わかっているナサ君らしい、ロマンティックなリアリストらしい動きでw

で、次回、全国模試で1番なのがナサ君であることに気づいた香坂ひまりとアシモの2人が、とりあえずナサ君を探しに行って、そこで、ナサ君と司が夫婦であることに驚愕する!って展開かなw

幼なじみの女子の登場とか、なんか急速にちゃんとラブコメしてきて面白くなってきた。

しかし、宇宙飛行のナサに、ガンダムをつくりたいアシモ、と来ると、もうひとりくらい、なんか変な名前の奴が出てきそうだけど、あとはなんだろう?w

司を見て驚くひまりが楽しみだし、ひまりを見て怪訝な顔をする司も楽しみw

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