BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

進撃の巨人 第129話 『回顧』 感想

2020-06-11 18:34:34 | 進撃
『進撃の巨人』もいよいよ最終回間近、ってことになったけど、

しかし、よくもまぁ、こんなにつまらない終幕にしたものか。

今回なんてマジでひどいのは、

あれだけ序盤で大苦戦させられた、鎧の巨人と女型の巨人が、雷槍の前に、足止めにもならないんだぜ?

しかに、女型の巨人なんて、アニがようやく解放されて、超・久方ぶりの登場だったにもかかわらず、いきなり頭を雷槍でぶっ飛ばされるんだぜ。

で、そのとにかく雷槍撃ちまくれ!って言ってるフロックを倒したのが、船上から銃で彼を撃ち落としたガビなんだぜ。

あれれ、巨人って、人類にとっての「脅威」じゃなかったの?

なんかもう、ガッカリするくらい「巨人」がショボい存在になってしまって。

そもそも鎧と女型の巨人が二人がかりで守ろうとしているのが、アズマビトの「飛行船」だし。

それって、結局、もはや「巨人」よりも「科学技術」のほうが戦略的にも優っている、ってことじゃない。

なんだかなー。

もう、いっそのこと、アズマビトが、対「地ならし」用に密かに開発していた巨大ロボとかでてきてもいいくらいの、巨人のショボさ。

ここまで迷走するとは思わなかったよ。

当初の『進撃の巨人』の面白さは、巨人の圧倒的な強さと残忍さ、にあったはずなのだけど、もうそんな恐怖感、どこにもないものね。

ホント、鎧と女型の序盤を盛り上げた2大巨人が、あっさりヤラレ役になりさがっているのだもの。

それに、当初あった、閉鎖空間における「巨人か?人類か?」というサバイバルゲームも、巨人が、もう一方の人類が作った一種の生体兵器のような存在になり下がった途端、かつて巨人にあった禍々しさや神々しさがすっかり消えてしまった。

あわせて、アッカーマンの力も、いわば、一種の強化人間だった、ってことになってしまって。。。

そういう意味では、この終盤のいちばん大事なときに、瀕死状態になっているリヴァイって、どうなの?

もうこれならリヴァイを強化人間というよりも改造人間にでもして、最終決戦に望ませたほうがいいんじゃない?

もちろん、リヴァイの脱落が、この終盤の戦いを、アルミンやミカサやジャンたちの世代の決断や決意によって決行させるために必要な措置だった、ってのはわかるのだけど。

だったら、エルヴィン同様、リヴァイもきちんと死なせておけばよかったんじゃない、と思ったりする。

でもねー、エレンとミカサたちを対立させる構図にして起こっていることは、なんというか、単に、高校時代の仲間たちによる内輪もめが起こっているようにしか見えないんだよね。

しかも、その内輪もめが、最終的には、人類の存亡を賭けた戦いになってしまっているわけで。

なんだ、ただのセカイ系じゃん!って印象しかない。

なんだかなー。

あれだけワクワクした壮大な世界観はどこに行ってしまったのか。

とにもかくにも、あの女型の巨人を雑魚キャラ扱いにしたのは、大失敗だよ。

あの女型に追われ続ける恐怖が描かれていた頃のドキドキ感とワクワク感を返せよ!といいたい。

ホント、どうしてこうなったー!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

UQ HOLDER! 第172話 『不死狩りの神刀』 感想

2020-06-11 17:53:01 | UQH/ネギま!
えーと、なんかよくわかんないけど、いつのまにか

褐色系のイケメン達人 vs 6枚の羽を持つ天使

の戦いになっていたw

誰それ?って感じだけど、これが

刀太 vs 九郎丸

っていうんだからw

いや、これもう、キャラ崩壊でしょw

てか、もはや違うマンガだよね?

だって、これ、もう、デビルマンでしょ?

(デビルマンとなった)不動明 vs (天使となった)飛鳥了

・・・の焼き直しじゃんw

赤松健、どんだけ、他作品からネタをパクってくるんだよw

しかも、ドラゴンボールも真っ青の、ウルトラ・スーパー・パワーインフレ!w

だって、回天で太陽系から無尽蔵の魔力を常時補給して瞬間再生を繰り返す刀太を、天使モードの九郎丸が技で圧倒するって、どういう話だよ?、って思うでしょ。

あー、しかし、この神刀化した九郎丸からの天使モードへの変形があったから、九郎丸って、両性具有体設定だったのかぁ。

なるほどなぁ。

にしても、冷静に考えて、「神刀」ってなによ?

いったいどこから、あれだけの力を引き出してきてるんだよ?

どちらかというと、褐色系イケメン状態の刀太が振るっていた「黒棒」の方が、今回はかっこよかったと思うけどw

でも、今後は、刀太が「来い!九郎丸!」とか叫んだら、「神刀」モードの九郎丸が、刀太の右手に収まって、ヨルダと対峙することになるのか。

右手に神刀、左手に黒棒、の二刀流w

ホントに、なんか違うマンガになっちゃったぞー!

で、さらにこの上に、刀太は「火星の白」も使えるようになるんだよね?

もうわけがわからん。

むしろ、そんな怪物・刀太をも、初見で圧倒するであろうヨルダ、って一体全体何なの?ってことになりはしないか?

こうなった以上、どこまで壮大なウソというかバカ話(←褒めてるからね)として、UQHを赤松健が終わらせるのか、って方に興味が湧いてきた。

ここまで広げた風呂敷、さて、どうたたむ?

もはや天体規模のエネルギーレベルにはすでに達しているから、終わりは、グレンラガンみたいに、銀河系をぶつけ合うようなバカ話になるのかな?

いやー、とにかくビックリだよw

あ、そうそう、ここに来て九郎丸兄が、なんかいい感じに弟/妹想いのいい兄貴になっているのが、それってさすがにズルくね―?って思ったよw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

炎炎ノ消防隊 第222話 『第1再起』 感想

2020-06-11 10:17:02 | 炎炎ノ消防隊
バーンズ大隊長を失った第1の「再起」が話の中心。

で、焔ビトを鎮魂にいったら、どれもが言葉をしゃべる焔ビトで鎮魂に躊躇してしまう。

けど、最後は、ちゃんと倒した。

で、そこに現れたのが、前回、紅丸の師匠として紹介された爺・火鉢の姿をした鬼。

ということは、次回、新生・第1の前に、バーンズ大隊長の鬼が現れるのは必至。

で、その場には紅丸も参上して、

紅丸 vs 鬼・火鉢

新生・第1 vs 鬼・バーンズ

となるのだろうね。

問題は、その戦闘で、どんな新たな事実が明らかにされるのか?

前回の流れ的には、ジョーカーも登場しそうだから、なんだかんだいって、主要キャラ、全員集合って展開になるのかな?

ともあれ、もうちょっとだけ、話の展開を加速させてくれると助かる。

この作者、ちょっと無駄に「描写」が多い。

そこは、カットの切り替えを多用して、もっとテキパキ進めてほしいな。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする