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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

五等分の花嫁 第106話 『最後の祭りが三玖の場合②』 感想

2019-10-16 16:41:30 | 五等分の花嫁
うーん、なんのひねりもない『最後の祭りが~』の三玖バージョンの締め回。

しかも、すでに一花と二乃のキス攻勢を知っているから納得できるものの、キスに至る展開やシチュエーションとしては、今までで一番強引かつお粗末だったように思う。

なんていうか、学園祭の出店を巡って生じた男子と女子の仲直りというイベントは、一花や二乃の回と比べて、いかにも地味だよね。
しかも、前から続いていた揉め事だし。
もっといえば、両者が仲直りする展開は、すでに一花回の②で、二乃がエプロンしている時点で予想がついていたよね。
だって、二乃はたこ焼き支持派で、でも、実際の調理は男子がやっていたから。

ということで、時間軸の入れ替えによる複雑なピースを組み立て直す、という学園祭の語り方からすれば、あると予想したピースが素直に埋まった、という感じしかしない。

とりたててサプライズもない。

なので、なんていうか、思い切り、とにかく担当回をこなしました、って感じしかしないかなー。

あと、キスの様子から見ると、あれあれ、やっぱり三玖も「鐘キスの五月」じゃない? って思ったのだけど、どうなのだろう。

これ、三玖も負けフラグだよね?
いや、もっとも今回の最後はいきなり肉食系女子に豹変していたみたいだけどw

もう少し、三玖の段階で、実際に竹林が絡んでくるかな、と思っていたけど、そんなことはなく、ただ三玖の嫉妬を煽るだけの役回りしかなかった。

うーん、これ、やっぱり、五つ子のそれぞれに2回ずつ登板回をあてた構成って失敗だったんじゃないかな?

そんな構成上の縛りさえなければ、もっと自由に竹林や、あとマルオとかも、物語的に動かす事ができたと思うのだけど。。。

結局、ただ三玖の成長が示されただけ、それも予想通りの成長が示されただけの、退屈な回だったな。

ともあれ、三玖回は、特に盛り上がることもなく、これにて終了。

二度あることは三度ある、となったので、問題は、次回から、三度あることは四度ある、四度あることは五度ある、という展開になるかどうか。。。だけど。

まぁ、この登板制からすると、四葉がキスするところまでは、もはや決定事項でしょ。
てか、四葉で、このパタンを崩したら、それこそサプライズがないしね。

だいたい四葉の場合は、三玖以上に、竹林に嫉妬心を煽られていたわけで。
きっと、屋台のボヤの後始末まで含めて、過労で倒れて入院!なんだろうね。
で、弱ったところを、フータローにキス、かね?

あとは、五月がキスに至るかどうか。

とはいえ、最後に残った五月だけは変則展開を起こってもおかしくはない。
あるいは、五月の場合は、フータローのほうが蹴躓くなりして事故でキスしてしまう?という展開もあるのでは?

で、そのシチュエーションから、フータローが、鐘キスの相手が五月だったことに気づく!という流れとかあるんじゃないかなぁ。。。

とにかく、この五つ子とのキスをコンプリートさせる、というパタンが、読者にとってお約束になってしまった展開は、きっと、そのイベントを通じて、鐘キスの相手をフータローが自覚して、むしろ、彼の方からその子にアプローチしていく、という「攻めの展開」にしていくための前フリなんじゃないかなぁ、と。

となると、やはり残りの四葉と五月が気になるところ。

しかし、そうなると、竹林と腹を割って話すのは、やっぱり五月なのかなぁ。
6年前の京都でのフータローとの遭遇を含めて、竹林とやり合うのは四葉だと思っていたのだけど。。。

ということで、竹林の活躍に期待!

てか、でないと、再登場した意味、ないよね?

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