BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ぼくたちは勉強ができない 第177話 『[x]= 明日の夜の小妖精編⑨』 感想: 次回からの真冬先生編はきっとウェディングドレスで終わりだねw

2020-10-12 12:46:15 | ぼく勉
前回、あしゅみー先輩が執刀した手術で一命を取りとめた成幸は、そのまま先輩とゴールイン。

いや、ほんとに「ゴールイン」で、だって、結婚の約束まで交わして終わりだもの。

ということは、次回から始まる真冬先生編は、最後はウェディングドレスを着た真冬先生とタキシードを着た成幸が、教会の入り口の前でライスシャワー浴びながら、おめでとう!ってされる場面で終わりなんだろうな。

という予想が自然と出てきてしまうくらい、ここまでの、理珠、文乃、先輩、の展開は、まさに、大学生、高校生、社会人一年、という感じの展開だったから。

理珠と文乃でちょっと入れ替わったけど、要は、文乃は高校3年女子の恋、理珠は、大学1年女子の恋、先輩は社会人1年の恋愛、って感じで、少しずつグレードアップしてきたから。

そういう意味では、すべては、真冬先生へのラストのための地ならし、であることに気づいてしまったw

あしゅみー先輩編って、結局、うるかも理珠も文乃も真冬先生も出なかったからね。

大人の関係は、まわりに友だちがいて軌道修正がされる、とかいう関係ではない、というのが先輩編で示されたわけで。

ということで、次回の真冬先生編のほうにすでに関心は移ってしまったw

いやぁ、今回は、もうただの先輩編の締めでしかなかったからね。

それにしても、真冬先生編が終わったら、いよいよ「ぼく勉」も終わりなのかね?

それが順当といえば順当だけど、どうなることやら。

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ぼくたちは勉強ができない 第176話 『[x]= 明日の夜の小妖精編⑧』 感想: なんか韓流みたいなメロドラマ的な決着だったね。

2020-10-05 13:27:08 | ぼく勉
うん、やっぱり、予定調和の結果、それもこれ以上ないくらい。

成幸の怪我を、お父さんの力を借りながらも、先輩が執刀して、なんとか一命をとりとめた。

で、その過程で、あしゅみー先輩のうちの父娘の間の「嘘」は帳消しにされ、晴れて、成幸と先輩は互いに告白していって両思いに。

・・・って流れ。

なのだが、正直、成幸の心情があまりよくわからない。

後半は、もっぱら先輩の内面描写ばっかりだったので。

ということで、なんか、無理やり消化試合を韓流テイストで決着させた、という感じだった。

まぁ、もともと先輩に対しては、この漫画の狂言回しくらいにしか思っていなかったから、仕方ないのだけど、なんかリアリティないよなぁ。

これで残すは、真冬先生のみ、ってことだけど・・・

このままでいくと、一周回って、やっぱり、うるかが正史だったねー、ということになりそう。

これ、結局のところ、作者がどのキャラへの思い入れが深いかで決まるだけの糊塗のように思えてきた。

だって、うるか以外のルートって、どれもこれも無理やり成幸とくっつけた、って感じにしかみえないからw

もはや完全に蛇足。

むしろ、全員分のルートをやるのは悪手、って先例になりそうでこわい。

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ぼくたちは勉強ができない 第175 話 『[x]= 明日の夜の小妖精編⑦』 感想: 完全に予定調和の展開でいささか興ざめかなぁ。

2020-09-28 11:07:28 | ぼく勉
うーん、なんか、成幸と先輩がくっつくというゴールに向けたプロットをそのまま描いだけの展開って感じで、ちょっと、これはどうかなぁ、って気になってきた。

だって、要は、先生の成幸が、溺れかかっている生徒を助けに行ったけど、大怪我を負って、今はインターンとはいえ医者になったあしゅみー先輩が手術をする、というもの。

途中、先輩のお父さんが乱入するところはあったけど、それはプロットを推し進めるだけのことで。

一応、成幸の父は死の直前も満足していたから、先輩やそのお父さんが気に病むことはないよ、だから、なんにもこの先、障害はないよ、ってことで。

で、多分、次回は、先輩の手術で一命をとりとめた成幸が、ベッドで安静にしているところで先輩に告白、退院して結婚!って流れかな。

あ、もちろん、小ネタとして、術後、成幸のお腹を縫うところで、成幸との特訓が役に立った!って場面は入れられて

だから、二人で助け合いながらこれからも末永くよろしく!

って感じのオチかなw

いや、超・キレイだけどw

でもちょっと、予定調和に過ぎて、どうかなー、って気になる。

ホント、この各ヒロインルートに入ってからの物語は、どれもこれも、まさに消化試合って感じで、いまいち、盛り上がりに欠けるんだよね。

もうちょっとサプライズを込めてほしいよなぁ。

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ぼくたちは勉強ができない 第174 話 『[x]= 明日の夜の小妖精編⑥』 感想: ここで成幸父の話が出てくるとはさすがに思ってなかったよ!

2020-09-19 19:19:40 | ぼく勉
いやー、ビックリだよ。

先輩の親父さんがやってくるから、また、なんか適当に寒いギャグを噛まして終わるのかと思いきや、まさかの、今まで隠し通していた真実の告白。

成幸父は自分の友人であり患者でもあり、彼の病気に対処できなかったことを悔いていたという事実。

そして、その真実を知ってしまったがために、成幸に対して負い目を感じて、素直に自分の気持ちをぶつけることができなかった先輩。

いやいやいや、どこまで、メロドラマするんだ?ってくらいのベタベタな展開。

なんか、ここまであしゅみー先輩との話がガチの恋愛ものになるとは思ってなかった。

もはやラブコメを越えているレベルw

そして、そのシリアスな感じに逆に、乾いた笑みを浮かべてしまうわけだがw

でもまぁ、もうこの真実を巡る話で最後まで突っ走るんだろうなぁ。

そして、お約束の離島で起こる台風事件!

次回、成幸と先輩の二人はどうやって子どもたちを救うのか?

にしても、先輩編は、マジで、もう最初から成幸の気持ちは先輩一筋で決まってるのね。

さすがに、その恋心の始まりはどこからだったのか、くらいはちゃんと描いてほしいなぁ。

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ぼくたちは勉強ができない 第173 話 『[x]= 明日の夜の小妖精編⑤』 感想: あしゅみー先輩編はちゃんとラブコメするのね!

2020-09-14 12:56:32 | ぼく勉
秘湯の温泉回まで用意して、なんでこう、あしゅみー先輩編、ちゃんとお約束のラブコメをこなしていくのだろう?

むしろ不思議に思ってしまうくらい王道じゃないか。

理珠編や文乃編は何だったのだろうか!ってくらいに。

しかも、次回は、あすみパパも登場するし。

むしろ、出来レースであることがわかっている各ヒロインルートってことを徹底的に遊んでいるように思えるくらい。

まぁ、さすがに4人目ともなると飽きも来るしね。

描いている方も、読んでる方もw

あとは、今回登場したマセガキたちがどこまでお約束の邪魔をしてくれるか次第w

しかし、このまま、理珠や文乃たちは登場せずじまいになるのかな。

それはそれでスペシャルなルートな感じもするわけど。

もしかしてあしゅみー先輩、作者に愛されてる?

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ぼくたちは勉強ができない 第172 話 『[x]= 明日の夜の小妖精編④』 感想: さすがは小悪魔先輩編、展開が早いね!

2020-09-07 17:04:31 | ぼく勉
へえ、これはちょっとおもしろい方向に降ったね。

あれだけ、小悪魔を気取って成幸をからかってきたあしゅみー先輩が、いざ攻められる立場になると、急に弱腰になるという。。。

あれれ、これ、わりと真性の・・・ツンデレ?ですかぁ?

ちょっと意外な展開。

ただ、なんというか、冒頭、先輩にキスをされそうになる、という妄想を、夢の中でみる成幸から始まったりして、この先輩編では、わりと成幸のほうが、すでに先輩一択!みたいな雰囲気になっているんだよね。

多分、おいおい、どうして成幸がそう思ったかについては説明されていくと思うのだけど(だって、まだ5話分くらいあるから)、本編を知っていると、だいぶ、成幸の気持ちを端折って一気に攻めに入っているような印象も拭えないのは確か。

さすがに個別ルートに入って3人目だから、もうとにかく結ばれればいいでしょ?というノリになっているようにも思う。

でも、そうなると、やっぱり、本編でうるかが選ばれたのって、やっぱりお話考える側からすると、幼馴染って便利なんだろうなぁ、って思った。

ずっと好きだったよ! って一言で、なんか恋愛しちゃった気がするからね。

てか、好きになってしまったときが、はるか昔の幼少時だから、後付でなんとでも書けてしまえるわけだし。

ともあれ、前回も書いたけど、離島設定、便利だなぁ。

今回は夏祭りだし、いい感じで、よそ者どうしの結託、という口実もつくれるし。

ラブコメって描くの大変だねぇw

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ぼくたちは勉強ができない 第171 話 『[x]= 明日の夜の小妖精編③』 感想: ホントに離島ってシチュは使い勝手がよくて逆にビックリだよw!

2020-08-31 13:30:32 | ぼく勉
うん、ホント、離島ってシチュエーションは便利だねぇ。

海にはすぐ行けるし、洞窟はかんたんに見つかるし、潮の干満で簡単に危機に陥れるしw

その上、離島の学校の子どもたちという、使い出のあるモブを容易に調達できるし。

なんか、もう、あしゅみん先輩編、無敵じゃないかw

しかも、先輩はすでに発言過多の小悪魔って設定だから、なにを言っても本音なのかどうかわからないしw

今回面白いなぁ、と思ったのは、理珠編や文乃編と比べて、圧倒的に成幸の内面描写のほうが増えていることね。

特に、文乃編のときの成幸とは段違い。

ここまで、舞台設定とキャラ設定で主人公の動きは決まってしまうのか、という感じで、もう笑うしかないw

だから、逆に、そろそろ本気で先輩が慌てふためく場面がほしいところ。

にしても、この離島設定だと、うるかや文乃、理珠や先生は登場しないのかな?

海ネタでで、うるかくらいは出てきてもいいとは思うのだけど。

でもまぁ、あしゅみん先輩の場合は、日頃、高校で出会う人ではなかったから、このまま、成幸と二人で離島の人たちとともに突っ走ちゃうのかな?

次回あたり、うるか、出てくるかなぁw

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ぼくたちは勉強ができない 第170 話 『[x]= 明日の夜の小妖精編②』 感想: やっぱり離島ってシチュは使い勝手がよくていいね!

2020-08-24 12:28:35 | ぼく勉
前回、離島の学校教師と医者見習いとして再会した成幸とあしゅみー先輩。

正直、本編では、先輩の場合、メイドさんというキャラから、最初から色物のトリックスター扱いだったわけどw、そのキャラ属性が十二分に活用されているのが面白い。

やはり、短編的な扱いになると、キャラが立っている方が圧倒的に有利だね。

まぁ、そもそも「離島」っていうのも、アレなわけだけどw

あとは、教師と医者、という組み合わせもw

なので、理珠や文乃のときよりも安定して楽しめる。

コケティッシュなのって、ホント、便利だなぁ。

あと、学校の存在のおかげで、生徒や父兄をモブとして自然に登場させることができるのも、お話の幅を広げている。

ホント、文乃のときとか、ほとんど、文乃と成幸の2人だけだったし。

そういう意味では、あしゅみー先輩、設定のおかげでだいぶ、有利な展開に持ち込めている。

さすがに、離島だから、理珠や文乃が登場する・・・なんてことはないよね?

そういうすると、純粋に、成幸と先輩の2人を中心にラブコメを描くことができそう。

てか、今回も、そうだったしね。

子どもの扱いに対して、いい感じで、成幸が先輩のサポートをしているし。

それに、その際に成幸が掛ける言葉も、いい具合に、先輩の心境を読んだ上での具体的なアドバイスになっていて。

なんていうか、無理やり恋愛ものにしなくちゃいけないような無理がなくて、ナチュラルw

そういう意味では、やっぱり理珠や文乃のときよりも安心して読めるかな。

キャラが多面的、というのはお得なんだな、と再確認した。

このまま、サクサク、ラブコメしてくれるといいなw

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ぼくたちは勉強ができない 第169 話 『[x]= 明日の夜の小妖精編①』 感想: えー、こんな再会からのスタートでいいの?!

2020-08-11 17:06:54 | ぼく勉
いやー、さすがはあしゅみー先輩w、こんな形で成幸と再会するとはw

だって、離島だよ?

成幸が離島の学校教師として赴任したら、そこの診療所にあしゅみー先輩が研修医として務めているんだよ?

しかも、住んでるアパートまで隣り合わせw

どういうラブコメだよw

いや、最初からラブコメなんだけどw

てか、こういう「凝ったシチュエーション」でもありだよなー、と思えるところが、さすがは、メイド喫茶のメイドさんも演れるあしゅみー先輩だよなー。

キャラが立っているというかw

とにかく笑ったw

というか、前回までの文乃の話があんなに内向きの動きのないものだったのに比べて、いきなり「お笑いもの」にできてしまうのだから。

このマンガが、いかにキャラの立ったヒロインたちで構成されていたかがよくわかる。

ヒロイン5人全員でキャラのバランスが取れていたということだよねw

まぁ、その分、文乃や理珠は、あまりパッとしない展開になってしまうわけだけど。


ともあれ、とりあえずアパートのお隣さんとして、あしゅみー先輩は、成幸に「縫合」の先生役になってもらうみたいだし。

ホント、始まりからいきなりネタから入れてしまう人徳wぶり。

離島という、海も山もあるシチュエーションも含めて、そして悪ガキの生徒たちによる冷やかしも期待できるだけに、次回が楽しみw

いやー、ホント、いいロケットスタートだぁw

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ぼくたちは勉強ができない 第168 話 『[x]= 文学の森の眠り姫編⑨』 感想: 文乃編完結のはずなのに完全に消化試合なだけの後日談でがっかり。

2020-08-03 13:06:14 | ぼく勉
うーん、文乃編の最終話、完全に蛇足の消化試合で、なんだこれ?って思ったよ。

これ、作者は、文乃が嫌いか、もしくは、そもそも恋愛を描く気なんてなかったのだろうな。

だって、この山もなければ谷もない展開って、理珠編以下じゃん?

なんだろうな、本気でぼく勉ってラブコメではなくただのコメディだったんだな、と思うしかない。

いや、それが正解だとは思うけど。

そうでなければ、うるか編のような「幼馴染」エピソードしか頭にストーリーが思い浮かばないタイプなんだろうな、作者って。

『五等分の花嫁』で、強引に「ヨツバー」を選ばせたように。

「幼馴染」で「運命」感じらればそれでオッケー、って感じ。

というか、それ以外に男女が好きになる理由が考えつかない。

恋愛に発展していく過程を描けない。

そういう意味では、文乃って、ぼく勉のなかでは、やはり「恋愛っぽさ」って何?ってことを作中で一応示しながら、交通整理をしていくために用意された便利キャラだったんだなと思った。

だって、リケジョの理珠や、元気っ子うるかはもとより、後に控えるのは、いろいろとこじらせた残念女子先生と、根性のあるメイドっ子先輩だもんね。

これじゃ、そもそも恋愛ってさ?ってことを語る人がいない。

で、そのために用意されたのが文乃だった、ってこと。

しかし、まさか、文乃編のほうが理珠編よりもつまらなくなるとは思ってなかった。

これだと、この先の先輩編と先生編も、あまり期待しないほうがいいのかもしれない。

てか、このままだと、平行世界エンドは、失敗だね。

まさに蛇足。

立つ鳥跡を濁しまくり!って、だらしなさ。

少なくとも文乃編の失敗理由は、水希をツッコミ役につかわなかったことだな。

てか、今回の冒頭にもあったように、文乃が今までのストーリーの中で最も弁明として雄弁になっていた相手って水希だったんだから、彼女を絡ませない手はなかったと思うのだけど。

今回、水希が言ってたように、「恋人関係vs兄妹関係」で素直に競わせればよかったものを。

それを、理珠やうるかに、本気にならないと成幸、奪っちゃうぞ!とか脅させても、なんの面白みもない。

水希がヒステリックで若干ヤンデレ妹的に突撃的な突っ込みがあるからこそ、文乃の真性のおとなしさとか慎ましやかさが際立っただろうに。

そういうキャラのいいところを押し出さないと、結局、成幸がどこに惹かれたんだろう?ってところが曖昧になってしまうから。


ということで、ひとえに、作者の文乃愛のなさに起因した、退屈な文乃編だった。

あー、それにしても、編集者、ちゃんと仕事しろよな、まったく。

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