ブルックリン横丁

ブルックリン在住17年の音楽ライター/歌詞対訳者=渡辺深雪の駄ブログ。 そろそろきちんと再開しますよ。

090:「まだまだ続くiPod強化」

2005-03-02 | ブルックリン横丁
そろそろヒマじゃなくなってきたんですがまだまだ続く寄り道ライフ。今夜は何を隠そうiPodの強化です。よく聴くジャンルの音をあれこれ集めるのも楽しいがせっかくなら音楽というものが生活の一部となりつつあった「あの頃」に聴いていた音とまで包み隠さず立ち向かおうではないか!と鼻息が荒くなる。ええ、もちろん邦楽だってロックだってメタルだって含まれます。カラオケを覚えた小学校高学年の時代に喉を鳴らしたおセンチポップスも揃えたいところ。それから卒業シーズンの定番ソング等も日本人としてひとしきり集めたい。今はまったく聴かないが昔好きだった男に贈られたミックス・テープに入っていたあの曲この曲、というのもおセンチ度バツグン。たとえそれがミスター・ビッグであったとしても。さらに記憶を遡って初めて入った男の独り暮らしの部屋で流れていた曲も是非おさえておきたいアイテム。たとえそれがチャゲ飛鳥だったとしても。クゥ~。墓穴掘りまくってんな今日は。

そうやってあれこれ探してる中で久々に聴いてタイムスリップし目頭を熱くした今日の究極のお宝ソング!
それはデレク・アンド・ザ・ドミノスの「ベルボトム・ブルース」也。エリック・クラプトンが在籍していたバンドだよぅ。
…っていうかこの曲を聴いていた大学生当時はそんなウンチクはどうでも良かったんじゃ。
ただ、大学2年の夏休みにバックバッカーとしてアメリカ大陸を横断していた(若いっ!青いっ!無謀!)時にニューオリンズで出会ったチューレーン大学の腐れヒッピーみたいな若者達(匂ってた)とモクモクのセッションをしたワケですよ。何を話したのかはさっぱり覚えてないが、それは多分この曲がBGMにかかっていたからだと思う。ああ何て正しい青春の光景。
ひっさびさに聴いた瞬間、2ヶ月間身体にこびりついていた、すえた寝袋やテントの匂いが蘇ってくるような錯覚に陥ってしまった。音楽ってホント素晴らしいですね(淀川長治風)。聴いたことないヒトは騙されたと思ってチェケってみてくれ。

ちなみにその夏ワタシは独りで12時間かけてグランド・キャニオンの谷底まで一気に歩いてまた登って来るという無茶をやってのけたのが自慢です。陽が照リ出すと気温40℃は下らないという灼熱地獄を避けるため午前3時に出発。やっと谷底までたどり着き、「さーこれから登りまっせ!」ってことで一応両親に向けて「死んだら御免」とハガキまで出した(谷底にはワシみたいなおセンチトレッカー達のためのポストがある)。何てハーコーな女子大生だったんだろう。あの時iPodがあったらもっと楽しかったかな、とか思うけど、やっぱり思い直すとあのシチュエーションじゃ音は要らなかったかな、とも。風の音とかヘビのシューシューいう音とか、足元の乾いた土がザクザク鳴る音とかがBGMでね。ロマンだねぇ。

さー次はどの曲を見つけようかな。フフフフ。。。

089:「祭:ビーフだビーフだ!ゲームがG-Unitを離脱(ちょい長)」

2005-03-02 | ブルックリン横丁
今度は50セントvsゲームか~。それにしてもビーフ好きだよな。かねてからゲームと50との不仲説、G-Unit内での内紛の噂はあったけど今回はそれが公になったみたいですな。コトの発端は土曜日にHot97のフレックスのショウでインタビューを受けたゲームが「50が「Piggy Bank」(ジャ・ルールの「New York」に参加したジェイダキスやファット・ジョー、ナズ、そして何故かケリースまでをディスった注目曲。新作『The Massacre』にも収録)で作り出したビーフには関わりたくない」「もともと俺はドレーと契約した訳で50と契約した訳じゃない」のような発言をし、それに対し月曜日に同じフレックスのショウに出演した50セントがゲームのG-Unit離脱を表明、50がけしかけたビーフも承知でゲームがナズと一緒に曲を作ろうとしている、という事実に対し「勝手にしやがれ」とも。(ゲームは同日の早い時間、アンジー・マルティネスのショウにもゲスト出演していたが、その時にこの50とのビーフについて訊かれた際には「グッド・ミュージックを作るのに仲間でいる必要はない」と発言していたそう。)

さらにこの後、Hot97の入ったビルの前では発砲事件が起きていてさらに事態が深刻視されているのも確か。50がゲスト出演する前には局を出ていたはずのゲーム軍団が50の生インタビュー中にビルに戻り、セキュリティの制止を無視して強行突破しようとしたところ、降りて来た50軍団(本人はいなかったらしい)と衝突し発砲騒ぎになり、ゲーム軍団の一人が脚に3発の弾丸を受けて負傷したとか(警察は50の関与を否定)。

直接その瞬間の放送を聞いていた訳ではないのだが、噂によると50の生出演中にあからさまに音声が途絶え、インタビューは明らかに尻切れとんぼな状態で中止されたとか~。きっとゲーム集団参上の知らせを聞いて「ビーフだビーフだ!」って立ち上がったんだろうね。情景が目に浮かびます。

それにしてもビーフ好きね、50。インタビューした時にも思ったけど、人にどう見られているか、っていうコトに対して過剰な程に敏感な気配がありました。何もそこまで考えなくても、と思うようなパラノイアめいた発言もあったし、個人的には「Piggy Bank」もやり過ぎじゃないの~とは思ってるんだけど…。だってファット・ジョーをけなすこたぁないじゃんよ。(ケリースはナズを腑抜けにしたからちょっとくらいディスられてもヨシ)

ゲームのアルバムが素晴らしいことは認めますが、’ビギー以来の大器’(これってジェイーZがデカくなってきた時にもよく聞いた台詞だよな)とか、彼をとりまくハイプってどうもメディア先行って気がしてたんだよなー。コンプトンはどうなってるのか知らないが、少なくともBK近辺では「そこまで煽られても…」って気分がなかったといえば嘘になる。そこにいきなりクイーンズくんだりから50が絡んでいってゲームを’発掘’した、ってのもねぇ。事実彼がデビュー前に小遣い稼ぎに登場したというTV公開デート番組(ねるとんみたいなの)の秘蔵ショットとかも出回ってるしさ。こないだここで書いた「Suck My Dxxk!」の合唱大会と化したアムステルダムのライブ音源も非常にヒネりが無くて寂しい。もうちょっとMCならテクニカルにさー、巧妙なメタファー合戦とかして欲しいワケよ、オールドスクーラーみたいな発言で恐縮ですが。銃の代わりにマイクで勝負してくれ!ってなカンジでよぅ。

ここで予想:今年リリースが噂されているドレーの最終アルバムにて50とゲームが劇的にリユニオンを果たす、って筋書きはどうですかね。そしたらかなり美しいよね。ドレー爺の引退のはなむけとしてワル二人が改心して「贈る言葉」を捧げる、と。(書いてて自分でよくもそんな妄想にうつつを抜かしてんだとセルフ突っ込みしたくなりました)でもそれはそれで何かG-Unitの作戦に踊らされてるみたいでイヤ~なカンジもしないでもないけど。

アルバムを対訳したアーティストの濃ゆ~いリスト。我ながらすごい。

2005-03-02 | 対訳横丁
いつか整理せねば大変なことになる、と思っていたのですが、過去に歌詞対訳をしたアーティストの一覧にようやく取り組むことにしました。これからアルバム・タイトルを書き出し、ゆくゆくはジャケ写付きで一覧にしたいものですが気が遠くなりそうですわ。何度か貴重なデータが飛んでしまった故、全てのアーティスト名を記憶に頼っているので全部拾いきれているかどうかかなり怪しいものですが。対訳をしたアルバムのサンプルをきっちり送付してもらえていればこんなことにもならないのによぅ(嫌味だねぇワシも)。

他のフリーランスのライターやフォトグラファー諸氏にもかなりの部分共通していると思うのですが、どうも自分が手掛けた原稿等の保存整頓が相当いい加減になってたりしません?それとも私の知ってるヒトだけかいな。レコード会社で駆け出しのパブリ担当プロモーターだった頃は自分が雑誌にねじ込んだ1行の発売予告まできっちり切り取りクリッピングしていた/させられていたというのに。そのうち雑誌記事の保存/アーカイヴ化にも着手しないとな。

で以下がアルバムの歌詞対訳をしたアーティストの一覧です。全曲を担当した場合と、他の対訳者と共に数曲ずつ対訳した場合とがあります。我ながらあまりも濃いリストだったので思わず公表してみました。ひょっとして思い違いがあったらごめんちゃい。これに加えて色々コンピがあったりするのですがさすがにそこまでは覚えていられん。今度ヒマな時にCD棚とにらめっこでリストアップしてみっかね。それではちょっと陽が差してきたので息子を連れて外気浴を兼ねつつタイル屋まで行ってきます。


<HIPHOP>

213
2pac
50 cent
A+
Afrika Bambaata
Afu-Ra
Tha Alkaholiks
Baby Bash
Beanie Sigel
Busta Rhymes
Beastie Boys
B.G.
Big L
Big Tymers
Blackalicious
Black Star
Boo-Yaa T.R.I.B.E.
Boot Camp Click
Bow Wow
Bravehearts
Bubba Sparxxx
Cam'Ron
Cappadonna
Cash Money Millionaires
Cocoa Brovaz
Coolio
Cypress Hill
Da Beatminerz
Daz Dillinger
Dead Prez
De La Soul
Digital Underground
The Diplomats
DJ Clue
DJ Kayslay
DJ Quik
DMX
E-40
The Eastsidaz
Eminem
Fabolous
Five Deez
Foxy Brown
Freeway
Fugees
Funkmaster Flex
GangStarr
Ghostface
Hi-Tek
Hot Boys
Ja Rule
Jay-Z
Jermaine Dupri
Joe Budden
John Forte
Jungle Brothers
Juvenile
Kanye West
Killer Mike
KRS-One
Kurupt
Lil' Kim
Lil' Wayne
Ludacris
Memphis Bleek
Method Man
Mobb Deep
M.O.P.
Mos Def
Murphy Lee
Nas
Nelly
Oxide & Neutrino
Pace Roc
Project Pat
Reflection Eternal
The Roots
RZA
Saul Williams
Shyne
Smif-N-Wessun
Stetsasonic
St.Lunatics
Substantial
Talib Kweli
Three 6 Mafia
Will Smith
Wu-Tang Clan


<R&B>

112
3LW
Amerie
Ashanti
B2K
Erikah Badu
Destiny's Child
Deborah Cox
Donell Jones
Dwele
Dru Hill
Ginuwine
Glenn Lewis
India Arie
Jaguar Wright
Jon B.
Jennifer Lopez
John Legend
Jill Scott
Jamiroquai
Jaheim
Janet Kay
Kindred the Family Soul
Marc Anthony
Musiq Soulchild
Mary Mary
RL
Ruff Endz
Santessa
Tina Novak
Vivian Green
Zap Mama