ホントはこのエントリー、今朝とある原稿のウォームアップとして勢い良く書き上げたと思ったら興奮過多でキーを押し間違えて削除、という痛恨のミステイクをカマしとりました。。。
その痛手から復活した約12時間後!わたしゃ新たに書き直す決心をいたしました!
あのイベントはそれだけ後世に残す価値があったからでございます!
あれは8月8日「ハチ」の日そして「ハッパ」の日。母の日でも婆の日でもあり。
NYで日本のブラックミュージック・シーンを各方面から支え続けた強者共がBKの我が家に集結、送別会(aka卒業式)でもあり、歓迎会でもあり、リリパでもあったこのイベント。我々はここNYでペンやカメラや電波、そしてターンテーブルを武器に弱肉強食、survival of the fittestを地で行くin da streetなindustryを共に闊歩してきた戦友なのである!
なんつって。でもまぁそういうことなのです。しかし我々はただメシ食って酒飲んでるだけで満足するようなhalf steppinなパーティーはしません!
ということでまずはパーティーの裏テーマ:「アラフォー de 90's Hiphop」。ちょっと前の日記でも書いた、マイメンDJソルジャーのイカした90'sクラシックミックスCDの発売記念も兼ねたこのイベント、メシよりもBGMの音世界がキモと思われたため心の準備も入念に。そこで参加者にはパーティーの前日に以下のような招待状が届けられた。
>>>>>>
(途中略)
…このイベントをさらに味わい深いものにするため、90's黄金期を彷彿とさせるファッション、メイクアップ、キャラ設定etcでお越し頂けると大変楽しいかと思われます。
キーワード:ふちどりリップスティック(MAC)、SWVのような長い爪、貝殻ネックレス、帽子の頭頂部切り取り→髪の毛出す、2 Black Guys(これを知っているアナタはかなりのブラパン)、初期の555soul(バックパックなど)、ハウス・オブ・ヌビアンで買ったプロ・ブラックなメッセージTシャツ、逆三角形のパッチがケツについたguess?のバギージーンズ腰穿き(thong見せはオプショナルbut strongly recommended)、サンバイザー逆さ載せ(キャラ設定:レッドマン)、ベースボール・ジャージーにスパッツ&膝サポーター(バット付き)、香水はエタニティ、オブセッション、ポロ・スポーツもしくはdrakkar noir。
ちなみにメアリーJブライジ(サリー)、トレッチ(オヤジ)、そしてT-Boz(ワシ)は既にリザーブ済みなのであしからず。
メッシュのタンクトップにふくらはぎ丈のデニムショーツ&ティンバーランド(aka Boy-Kenの正装スタイル)でレゲエ風味もおさえたいところです。
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そして当日。「思いついた妙案を全部実行してたら今頃ビリオネア」が合い言葉の我々、コスプレ参加は案の定ゼロ。つーか当時の化粧品とか服とかまだ持ってる方がキモいって!
しかし当日の朝まで推敲を繰り返したという、熟練の玄人達をも唸らせるさすがの選曲センスを見せつけたサリーaka DJ Miss TMI(too much info、和名DJ聞きたかねーよ)のスペシャル90's HIPHOPがiPodスピーカーから鳴り出した途端、我が家のテラスの名称は「中二階」へと変わり、そこはNYの真夏の土曜の夜でも一番アツくてヤバいパーティー・フロアと変貌したのであった。いや、マジでそこら中のBKの黒いオースク・ファン達だって尻尾を巻いて逃げ出すくらいにオーセンティックでレミニス度100%の90'sパラダイスでございましたわよ。せいぜい15cm四方のboseのスピーカーにカブり付きで「超ウルトライントロドン!」状態のアラフォー/アラサー男女。侍DJソルジャーもメモ取りに必死。しかしモーケンステフが登場した途端脱落する若造数名。普通に女性トリオの名前の頭文字を暗記してるアラフォー組との間の深くて長い溝に絶句。若造ケ○タにいたっては「リターン・オブ・ザ・マック」がレーダー外という衝撃の事実も発覚。早速今月末に日本に強制送還してやることにしました。
で、宴もたけなわな夕暮れ時、半ばいい感じに出来上がりつつあった我々は徒歩でプロスペクト・パークへ移動。本イベントのもう一つの目玉であったビッグ・ダディ・ケインの無料屋外ライブへなだれ込み!
我々が到着した頃には既に前座3組も終了し、老舗de現役VJラルフ・マクダニエルぷれぜんつな90'sビデオミックス・タイム。そのうちの多くがプロスペクト・パーク近辺で撮影されたBK発の90'sクラシックス。スペシャルEDにジェルー、MOP(もちろんante upですわよ!)、ブラックスター、デッドプレズ(流れてたビデオは「HIPHOP」だから全然新しいんだけどね!)既にDJ Miss TMIのスペシャル・ミックスでアゲアゲのウキウキ状態だった我々アジア人軍団はここでもイントロドン炸裂で周囲のNYオースクファン達を圧倒(あ、ドン引きされてただけ?)、サビどころかビートのドラムパターンまで熟知したあれやこれやのクラシックスに酔いしれながら、我々に羨望の眼差しを送る(あ、軽蔑されてただけ?)辺りのオーディエンスに「you don't know nuthin about this!」とか言い放ちながら陽気に踊りまくる。いやマジでそこにいたヤツら全員が、アタシ達を見て「how can I be down!?」って羨ましがってたと思うよ!「アイツら、いい顔してるぜ!」ってね!
そしてケイン登場。ヤツは90'sどころか80'sまでレミニス。卒業式の訓辞は「ain't no half steppin」。ハンパなことやってちゃいけないんだよ!ここでもまたケインにノせられるがままにクレオ&ビエッティ組がスネークを意気揚々と踊り若造の冷たい視線を浴びるというアクシデントを乗り越え、ホクホクした気持ちで再度帰宅。
そこからは中二階に続き庭の奥の焚き火会場へと営業拡大~90'sR&Bタイムそしてお吸い物休憩、CWニコルと化したオヤジが起こした焚き火で焼いたマシュマロをマンチーのツマミに、暴れん坊DJと化したソルジャーの奇行を観察したり、豚鼻を鳴らしたりしながら午前4時半までほぼ半日を共に過ごした耐久BBQでございました。。。
それにしても、マチガイなくこの夏で一番楽しいイベントだった!
オヤジ、ありがとう!忘れんなよ!
ナオちゃん、いらっしゃい!待ってたぜ!
ゆきお君、おめでとう!これからのシーン任せた!でも酒癖治せよな!
ケイタ君、頑張れよ!顔洗ってまたNYに出直して来い!
それからヤスコさん、愛子ちゃん、チーコちゃん、美味しい差し入れと楽しい会話をありがとう!JTもグリル番長お疲れさん!
来年からは毎年8/8は「ハチの日」として記念BBQやるぞ!オヤジ、ケイタ君、それからスーシーは名誉会員としていつでも自腹でNYに来てね!
さ、DJ Miss TMIから90'sミックスCD焼いてもらわなきゃ。
その痛手から復活した約12時間後!わたしゃ新たに書き直す決心をいたしました!
あのイベントはそれだけ後世に残す価値があったからでございます!
あれは8月8日「ハチ」の日そして「ハッパ」の日。母の日でも婆の日でもあり。
NYで日本のブラックミュージック・シーンを各方面から支え続けた強者共がBKの我が家に集結、送別会(aka卒業式)でもあり、歓迎会でもあり、リリパでもあったこのイベント。我々はここNYでペンやカメラや電波、そしてターンテーブルを武器に弱肉強食、survival of the fittestを地で行くin da streetなindustryを共に闊歩してきた戦友なのである!
なんつって。でもまぁそういうことなのです。しかし我々はただメシ食って酒飲んでるだけで満足するようなhalf steppinなパーティーはしません!
ということでまずはパーティーの裏テーマ:「アラフォー de 90's Hiphop」。ちょっと前の日記でも書いた、マイメンDJソルジャーのイカした90'sクラシックミックスCDの発売記念も兼ねたこのイベント、メシよりもBGMの音世界がキモと思われたため心の準備も入念に。そこで参加者にはパーティーの前日に以下のような招待状が届けられた。
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(途中略)
…このイベントをさらに味わい深いものにするため、90's黄金期を彷彿とさせるファッション、メイクアップ、キャラ設定etcでお越し頂けると大変楽しいかと思われます。
キーワード:ふちどりリップスティック(MAC)、SWVのような長い爪、貝殻ネックレス、帽子の頭頂部切り取り→髪の毛出す、2 Black Guys(これを知っているアナタはかなりのブラパン)、初期の555soul(バックパックなど)、ハウス・オブ・ヌビアンで買ったプロ・ブラックなメッセージTシャツ、逆三角形のパッチがケツについたguess?のバギージーンズ腰穿き(thong見せはオプショナルbut strongly recommended)、サンバイザー逆さ載せ(キャラ設定:レッドマン)、ベースボール・ジャージーにスパッツ&膝サポーター(バット付き)、香水はエタニティ、オブセッション、ポロ・スポーツもしくはdrakkar noir。
ちなみにメアリーJブライジ(サリー)、トレッチ(オヤジ)、そしてT-Boz(ワシ)は既にリザーブ済みなのであしからず。
メッシュのタンクトップにふくらはぎ丈のデニムショーツ&ティンバーランド(aka Boy-Kenの正装スタイル)でレゲエ風味もおさえたいところです。
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そして当日。「思いついた妙案を全部実行してたら今頃ビリオネア」が合い言葉の我々、コスプレ参加は案の定ゼロ。つーか当時の化粧品とか服とかまだ持ってる方がキモいって!
しかし当日の朝まで推敲を繰り返したという、熟練の玄人達をも唸らせるさすがの選曲センスを見せつけたサリーaka DJ Miss TMI(too much info、和名DJ聞きたかねーよ)のスペシャル90's HIPHOPがiPodスピーカーから鳴り出した途端、我が家のテラスの名称は「中二階」へと変わり、そこはNYの真夏の土曜の夜でも一番アツくてヤバいパーティー・フロアと変貌したのであった。いや、マジでそこら中のBKの黒いオースク・ファン達だって尻尾を巻いて逃げ出すくらいにオーセンティックでレミニス度100%の90'sパラダイスでございましたわよ。せいぜい15cm四方のboseのスピーカーにカブり付きで「超ウルトライントロドン!」状態のアラフォー/アラサー男女。侍DJソルジャーもメモ取りに必死。しかしモーケンステフが登場した途端脱落する若造数名。普通に女性トリオの名前の頭文字を暗記してるアラフォー組との間の深くて長い溝に絶句。若造ケ○タにいたっては「リターン・オブ・ザ・マック」がレーダー外という衝撃の事実も発覚。早速今月末に日本に強制送還してやることにしました。
で、宴もたけなわな夕暮れ時、半ばいい感じに出来上がりつつあった我々は徒歩でプロスペクト・パークへ移動。本イベントのもう一つの目玉であったビッグ・ダディ・ケインの無料屋外ライブへなだれ込み!
我々が到着した頃には既に前座3組も終了し、老舗de現役VJラルフ・マクダニエルぷれぜんつな90'sビデオミックス・タイム。そのうちの多くがプロスペクト・パーク近辺で撮影されたBK発の90'sクラシックス。スペシャルEDにジェルー、MOP(もちろんante upですわよ!)、ブラックスター、デッドプレズ(流れてたビデオは「HIPHOP」だから全然新しいんだけどね!)既にDJ Miss TMIのスペシャル・ミックスでアゲアゲのウキウキ状態だった我々アジア人軍団はここでもイントロドン炸裂で周囲のNYオースクファン達を圧倒(あ、ドン引きされてただけ?)、サビどころかビートのドラムパターンまで熟知したあれやこれやのクラシックスに酔いしれながら、我々に羨望の眼差しを送る(あ、軽蔑されてただけ?)辺りのオーディエンスに「you don't know nuthin about this!」とか言い放ちながら陽気に踊りまくる。いやマジでそこにいたヤツら全員が、アタシ達を見て「how can I be down!?」って羨ましがってたと思うよ!「アイツら、いい顔してるぜ!」ってね!
そしてケイン登場。ヤツは90'sどころか80'sまでレミニス。卒業式の訓辞は「ain't no half steppin」。ハンパなことやってちゃいけないんだよ!ここでもまたケインにノせられるがままにクレオ&ビエッティ組がスネークを意気揚々と踊り若造の冷たい視線を浴びるというアクシデントを乗り越え、ホクホクした気持ちで再度帰宅。
そこからは中二階に続き庭の奥の焚き火会場へと営業拡大~90'sR&Bタイムそしてお吸い物休憩、CWニコルと化したオヤジが起こした焚き火で焼いたマシュマロをマンチーのツマミに、暴れん坊DJと化したソルジャーの奇行を観察したり、豚鼻を鳴らしたりしながら午前4時半までほぼ半日を共に過ごした耐久BBQでございました。。。
それにしても、マチガイなくこの夏で一番楽しいイベントだった!
オヤジ、ありがとう!忘れんなよ!
ナオちゃん、いらっしゃい!待ってたぜ!
ゆきお君、おめでとう!これからのシーン任せた!でも酒癖治せよな!
ケイタ君、頑張れよ!顔洗ってまたNYに出直して来い!
それからヤスコさん、愛子ちゃん、チーコちゃん、美味しい差し入れと楽しい会話をありがとう!JTもグリル番長お疲れさん!
来年からは毎年8/8は「ハチの日」として記念BBQやるぞ!オヤジ、ケイタ君、それからスーシーは名誉会員としていつでも自腹でNYに来てね!
さ、DJ Miss TMIから90'sミックスCD焼いてもらわなきゃ。