今ウチの前のゴミ捨て場で浮浪者のおじさんがどういうわけかゴミに混じっていたアイロンを振り回したり地面に叩き付けたりしている。どうやら何か中身を取り出そうとしてるみたいなんだけど。。。いちいち拾い上げては中をチェック。アイロンの中って何入ってんだ?うるさいので2階にいる旦那にチクったら窓を開けて「後片付けしろよ」だって。追っ払わないんかい!ま、バムを怒らせたら仕返し怖いからな。ドアの前にウンコされたりクリスマス・リースを盗まれたりするから。。ただでさえ今年はハロウィンのかぼちゃを盗まれたし。用心棒としても近所のバムとは仲良くしておきたいものです。
Mighty Crown & Stone Love & Massive Bというイケイケ(この表現適切?)サウンド・クルーが一気に集結するイベントがクイーンズの奥地にあるクラブAというハードコア・ジョイントで行われていたので取材かたがた行ってきた。マイティのサイモンのNY滞在先が何げにうちから近かったのでわざわざお出迎え頂く。「おいおいどこまで行くんだよ」って不安になるくらいBQE(ハイウェイのこと)をすっ飛ばし、着いたのはJFKに程近い怪しげな場所。。雨も降ってるしよ~。しかし中へ入ってビックリ!デカい&人がいっぱい!BLOWの次号に掲載予定のイベント・レポート用にオシャレさんをゲットして撮影したりしてたのだが、話を通してもらっていたハズなのにピンプみたいな格好したオッサンが近づいて来て「お前らは誰だ、プロモーターの俺に無断で何やってんだ」とゴネる。こういうオヤジは転がすに限るので「オゥ!ってことはユーがいなければこのイベントは成り立たなかったのね♥」と褒め殺し。極めつけにカメラマンの8さんまで「じゃあ今夜の影の主役も記念に1枚!」とカメラを向けたらオヤジはすかさずビッグ・スマイルでポーズまで決めやがった。ちょろいモンだぜ。その後もお約束のダンスホール・クイーン達やらヤーディー達をパチパチ撮影、しかしサイモンはやっぱり凄いよ。さすが世界チャンプですな。流暢なパトワでオーディエンスを沸かすそのカリスマはぴかイチですよ。他のどのサウンドよりもリアクションが良かったし。次の日が早いこともあり最後まではいられなかったので3時半過ぎ頃にクラブを出たが、それでも続々と人の波が途切れないのはさすがレゲエ・イベント。スタートが遅いからね~。心配していた帰りのクルマもクラブ前に乗り付けていた白タクと交渉の末値切り倒す。つーか助手席のハッスル担当がハッパとか吸ってるし。割とそういう人々と会話するのは嫌いじゃないのだが、聞けばそいつは妻との間に3人、ガールフレンドとの間に3人子供がいて、何と全員が一緒一つ屋根の下暮しているそうだ。妻とガールフレンドはベストフレンド、一緒に買い物行ったりしてるんだって。あり得ない。。エッチする時も3人一緒だそうよ。このフリークめ!アフリカのキングのようにカネ持ちで甲斐性があって一夫多妻制を慣行しているなら理解出来るが、夜中の白タクなんかでハッスルしてるあんなヘッポコ野郎にカネも甲斐性もあるわきゃない。子供達もそれはそれは仲良く本当の兄妹のように育っているとか。日本の取材陣だ、と伝えたら「俺のライフ・ストーリーを取材しろ」だとかヌカしてやがるがこのブログで勘弁してくれや。
さてさてそのJoint Chiefsのライブですが、その前にJoint Chiefsって何かと言うと、デフジャムからワーナーに移ったリオ・コーエン&ケヴィン・ライルスの新体制下で続々リリースされた/される、アーバン系アーティストの総称のことですね。ファット・ジョー、ファボラス、トリック・ダディ、T.I.、ツイスタ、それからジュヴィナイル&「ノリア・クラップ」がホットなUTPが今のところのメンバー。それに加えて昨日は同じくアトランティックのリル・キム、そしてHOT97でもレギュラーを持つDJ Envyがホストで何とお値段$25という破格のライブ・パフォーマンス。何でもサッカー・ブランドのUMBROやスポーツ用品店がスポンサーになったチャリティ・イベントでもあったようで。
さてライブはトリック・ダディから。「昔はこんな曲かけてもNYじゃ誰も相手にしてくれなかったけどよぅ」みたいなことを言いつつ、ダーティ・ダーティかつユル~い(いい意味でね)のパフォーマンス。変なダンスとかしてました。出世曲「Shut Up」で大合唱の後、やっぱりシメはトリック過去最大のヒット曲「Let's Go!」。次がT.I.。あんなに細くてちっこいのにあの迫力と存在感は何なんだ!?横山ヤスシもびっくりのチンピラっぷりを余すところ無く発揮、鋭利な刃物を思わせるようなギラギラ感、それでいてスマートなたたずまい。こりゃあベイビー・ママ希望者が後を絶たない訳だ。成功するMCの必須条件に、「Effortless」っていうのがあると思う。文字通り、「努力せずして」ってことなんだけど、T.I.ってホントそんなカンジ。ことさら自分のことをボーストして大物感を演出せずとも、ドクトクの雰囲気とあのスルドい視線でオーディエンスをノックアウト。これからさらにデカくなること請け合い。インタビューも真摯だし、あたしゃ惚れたね。新作『アーバン・レジェンド』から最近すっかり急接近しているジェイZの声をサンプリングした「Bring Em Up」もパフォーム、プロデュースしたスウィズ・ビーツもマイク握って頑張ってました。次はジュヴィナイル&UTP。「ノリア・クラップ」で一応揉み手しつつ参加。「Back That Ass Up」楽しみにしてたんだけど残念ながらナシ。それにしても何言ってるのかまだわかんない。次はファボラス。こうやって彼の過去のヒット曲を改めて聞き返してみるとやっぱギャル向けソング多いね。途中マイク・シティが1曲。アルバム楽しみ。彼の声はホント癒されるねぇ。ファボラスのステージング、野郎とガールズが半々くらいのアポロシアターのオーディエンスではリアクションがハッキリ分かれてた。唯一会場が結束して盛り上がったのはご存知「Breathe」。それにしても汗をかかないMC、ファボラス。T.I.がエヴィス・ジーンズを引きずりパンツ丸出しの上にタンクトップ一丁でステージ上をかけずり回った後だっただけにその差は著しい。最後までサングラスを外さず、あくまでもクール。途中ステージの上の取り巻きが客席の2階を指差して大騒ぎしてると思ったら、目がイっちまってるファンの女がパイオツ出して踊ってた。舌とかベロベロ舐め回しちゃってそりゃあもうクラシック。ステージ脇で撮影していたカメラマンのオヤGこと8さんは隣にいた黒人のオヤジに肩を叩かれ、「おい、アレも撮れ」と教えてもらったそうな。さすがハーレム、人の温もりを感じさせるエピソードです。(その後興奮したオーディエンスが司会として出て来たリル・キムにも「パイオツ見せろ!」とはやし立てる一幕もあり。キム曰く「だったらアタシのコンサートにカネ払って来な!」だって。フフフ。ナイス切り返し。)そして大トリはやっぱりファット・ジョー&テラー・スクワッド。TSのアルバムはワーナーじゃないけど、今年を代表するヒップホップ・アルバム&アーティストだけに彼らの存在はどう考えても不可欠。ファット・ジョーもソロ・アルバムは来年3月以降までリリースしないそう。TSを思う存分プロモートして、ってことですかね。ビッグ・パンの糞ドープなクラシック「Twinz (Deep Cover '98)」で登場、レミー・マーのフリースタイル(凄い!今んとこ敵無し!DTPのショーナと勝負させたい!)アリ、過去のファット・ジョーのクラシックももちろんアリ、それから彼の転機ともなったアシャンティとの「What's Love?」ではギャルズに歌わせたりと見所も満点。「Yeah Yeah Yeah」も良かったけど個人的に今年一番好きかもしれないシングル「Take Me Home」をナマで聴けてホント良かった。そしてシメはやっぱり「Lean Back」ダンス大会。さらにリミックスまでパフォーム、「ああ満足じゃ」と思った瞬間、場内にあの曲のイントロが。。。にゃんとジャ・ルールとジェイダキスが飛び入りして今年のNYアンセム「New York」(まんまだな)を!いやホントに、繰り返しますけどジャ・ルールはホント、ホッとしてると思うよ。完全にクレディビリティを取り戻したカンジ。
とそんなカンジでホントにお腹いっぱい楽しませてもらったJoint Chiefs。げっ、今読み返したらめっちゃ長文じゃん。。。まるでヒマな人みたいですがサンクスギヴィングのターキーの下ごしらえもしなきゃいけないしよう。お母さんは時間管理が苦手なの~。
さてライブはトリック・ダディから。「昔はこんな曲かけてもNYじゃ誰も相手にしてくれなかったけどよぅ」みたいなことを言いつつ、ダーティ・ダーティかつユル~い(いい意味でね)のパフォーマンス。変なダンスとかしてました。出世曲「Shut Up」で大合唱の後、やっぱりシメはトリック過去最大のヒット曲「Let's Go!」。次がT.I.。あんなに細くてちっこいのにあの迫力と存在感は何なんだ!?横山ヤスシもびっくりのチンピラっぷりを余すところ無く発揮、鋭利な刃物を思わせるようなギラギラ感、それでいてスマートなたたずまい。こりゃあベイビー・ママ希望者が後を絶たない訳だ。成功するMCの必須条件に、「Effortless」っていうのがあると思う。文字通り、「努力せずして」ってことなんだけど、T.I.ってホントそんなカンジ。ことさら自分のことをボーストして大物感を演出せずとも、ドクトクの雰囲気とあのスルドい視線でオーディエンスをノックアウト。これからさらにデカくなること請け合い。インタビューも真摯だし、あたしゃ惚れたね。新作『アーバン・レジェンド』から最近すっかり急接近しているジェイZの声をサンプリングした「Bring Em Up」もパフォーム、プロデュースしたスウィズ・ビーツもマイク握って頑張ってました。次はジュヴィナイル&UTP。「ノリア・クラップ」で一応揉み手しつつ参加。「Back That Ass Up」楽しみにしてたんだけど残念ながらナシ。それにしても何言ってるのかまだわかんない。次はファボラス。こうやって彼の過去のヒット曲を改めて聞き返してみるとやっぱギャル向けソング多いね。途中マイク・シティが1曲。アルバム楽しみ。彼の声はホント癒されるねぇ。ファボラスのステージング、野郎とガールズが半々くらいのアポロシアターのオーディエンスではリアクションがハッキリ分かれてた。唯一会場が結束して盛り上がったのはご存知「Breathe」。それにしても汗をかかないMC、ファボラス。T.I.がエヴィス・ジーンズを引きずりパンツ丸出しの上にタンクトップ一丁でステージ上をかけずり回った後だっただけにその差は著しい。最後までサングラスを外さず、あくまでもクール。途中ステージの上の取り巻きが客席の2階を指差して大騒ぎしてると思ったら、目がイっちまってるファンの女がパイオツ出して踊ってた。舌とかベロベロ舐め回しちゃってそりゃあもうクラシック。ステージ脇で撮影していたカメラマンのオヤGこと8さんは隣にいた黒人のオヤジに肩を叩かれ、「おい、アレも撮れ」と教えてもらったそうな。さすがハーレム、人の温もりを感じさせるエピソードです。(その後興奮したオーディエンスが司会として出て来たリル・キムにも「パイオツ見せろ!」とはやし立てる一幕もあり。キム曰く「だったらアタシのコンサートにカネ払って来な!」だって。フフフ。ナイス切り返し。)そして大トリはやっぱりファット・ジョー&テラー・スクワッド。TSのアルバムはワーナーじゃないけど、今年を代表するヒップホップ・アルバム&アーティストだけに彼らの存在はどう考えても不可欠。ファット・ジョーもソロ・アルバムは来年3月以降までリリースしないそう。TSを思う存分プロモートして、ってことですかね。ビッグ・パンの糞ドープなクラシック「Twinz (Deep Cover '98)」で登場、レミー・マーのフリースタイル(凄い!今んとこ敵無し!DTPのショーナと勝負させたい!)アリ、過去のファット・ジョーのクラシックももちろんアリ、それから彼の転機ともなったアシャンティとの「What's Love?」ではギャルズに歌わせたりと見所も満点。「Yeah Yeah Yeah」も良かったけど個人的に今年一番好きかもしれないシングル「Take Me Home」をナマで聴けてホント良かった。そしてシメはやっぱり「Lean Back」ダンス大会。さらにリミックスまでパフォーム、「ああ満足じゃ」と思った瞬間、場内にあの曲のイントロが。。。にゃんとジャ・ルールとジェイダキスが飛び入りして今年のNYアンセム「New York」(まんまだな)を!いやホントに、繰り返しますけどジャ・ルールはホント、ホッとしてると思うよ。完全にクレディビリティを取り戻したカンジ。
とそんなカンジでホントにお腹いっぱい楽しませてもらったJoint Chiefs。げっ、今読み返したらめっちゃ長文じゃん。。。まるでヒマな人みたいですがサンクスギヴィングのターキーの下ごしらえもしなきゃいけないしよう。お母さんは時間管理が苦手なの~。
凄かった~。とりあえず飲み会が終わってほろ酔い帰宅後のアップなので詳細は明日にでも。
本日の発見:T.I.は横山ヤスシにそっくり。めがねめがね…。
さてさてそのJoint Chiefsのライブですが、その前にJoint Chiefsって何かと言うと、デフジャムからワーナーに移ったリオ・コーエン&ケヴィン・ライルスの新体制下で続々リリースされた/される、アーバン系アーティストの総称のことですね。ファット・ジョー、ファボラス、トリック・ダディ、T.I.、ツイスタ、それからジュヴィナイル&「ノリア・クラップ」がホットなUTPが今のところのメンバー。それに加えて昨日は同じくアトランティックのリル・キム、そしてHOT97でもレギュラーを持つDJ Envyがホストで何とお値段$25という破格のライブ・パフォーマンス。何でもサッカー・ブランドのUMBROやスポーツ用品店がスポンサーになったチャリティ・イベントでもあったようで。
さてライブはトリック・ダディから。「昔はこんな曲かけてもNYじゃ誰も相手にしてくれなかったけどよぅ」みたいなことを言いつつ、ダーティ・ダーティかつユル~い(いい意味でね)のパフォーマンス。変なダンスとかしてました。出世曲「Shut Up」で大合唱の後、やっぱりシメはトリック過去最大のヒット曲「Let's Go!」。次がT.I.。あんなに細くてちっこいのにあの迫力と存在感は何なんだ!?横山ヤスシもびっくりのチンピラっぷりを余すところ無く発揮、鋭利な刃物を思わせるようなギラギラ感、それでいてスマートなたたずまい。こりゃあベイビー・ママ希望者が後を絶たない訳だ。成功するMCの必須条件に、「Effortless」っていうのがあると思う。文字通り、「努力せずして」ってことなんだけど、T.I.ってホントそんなカンジ。ことさら自分のことをボーストして大物感を演出せずとも、ドクトクの雰囲気とあのスルドい視線でオーディエンスをノックアウト。これからさらにデカくなること請け合い。インタビューも真摯だし、あたしゃ惚れたね。新作『アーバン・レジェンド』から最近すっかり急接近しているジェイZの声をサンプリングした「Bring Em Up」もパフォーム、プロデュースしたスウィズ・ビーツもマイク握って頑張ってました。次はジュヴィナイル&UTP。「ノリア・クラップ」で一応揉み手しつつ参加。「Back That Ass Up」楽しみにしてたんだけど残念ながらナシ。それにしても何言ってるのかまだわかんない。次はファボラス。こうやって彼の過去のヒット曲を改めて聞き返してみるとやっぱギャル向けソング多いね。途中マイク・シティが1曲。アルバム楽しみ。彼の声はホント癒されるねぇ。ファボラスのステージング、野郎とガールズが半々くらいのアポロシアターのオーディエンスではリアクションがハッキリ分かれてた。唯一会場が結束して盛り上がったのはご存知「Breathe」。それにしても汗をかかないMC、ファボラス。T.I.がエヴィス・ジーンズを引きずりパンツ丸出しの上にタンクトップ一丁でステージ上をかけずり回った後だっただけにその差は著しい。最後までサングラスを外さず、あくまでもクール。途中ステージの上の取り巻きが客席の2階を指差して大騒ぎしてると思ったら、目がイっちまってるファンの女がパイオツ出して踊ってた。舌とかベロベロ舐め回しちゃってそりゃあもうクラシック。ステージ脇で撮影していたカメラマンのオヤGこと8さんは隣にいた黒人のオヤジに肩を叩かれ、「おい、アレも撮れ」と教えてもらったそうな。さすがハーレム、人の温もりを感じさせるエピソードです。(その後興奮したオーディエンスが司会として出て来たリル・キムにも「パイオツ見せろ!」とはやし立てる一幕もあり。キム曰く「だったらアタシのコンサートにカネ払って来な!」だって。フフフ。ナイス切り返し。)そして大トリはやっぱりファット・ジョー&テラー・スクワッド。TSのアルバムはワーナーじゃないけど、今年を代表するヒップホップ・アルバム&アーティストだけに彼らの存在はどう考えても不可欠。ファット・ジョーもソロ・アルバムは来年3月以降までリリースしないそう。TSを思う存分プロモートして、ってことですかね。ビッグ・パンの糞ドープなクラシック「Twinz (Deep Cover '98)」で登場、レミー・マーのフリースタイル(凄い!今んとこ敵無し!DTPのショーナと勝負させたい!)アリ、過去のファット・ジョーのクラシックももちろんアリ、それから彼の転機ともなったアシャンティとの「What's Love?」ではギャルズに歌わせたりと見所も満点。「Yeah Yeah Yeah」も良かったけど個人的に今年一番好きかもしれないシングル「Take Me Home」をナマで聴けてホント良かった。そしてシメはやっぱり「Lean Back」ダンス大会。さらにリミックスまでパフォーム、「ああ満足じゃ」と思った瞬間、場内にあの曲のイントロが。。。にゃんとジャ・ルールとジェイダキスが飛び入りして今年のNYアンセム「New York」(まんまだな)を!いやホントに、繰り返しますけどジャ・ルールはホント、ホッとしてると思うよ。完全にクレディビリティを取り戻したカンジ。
とそんなカンジでホントにお腹いっぱい楽しませてもらったJoint Chiefs。げっ、今読み返したらめっちゃ長文じゃん。。。まるでヒマな人みたいですがサンクスギヴィングのターキーの下ごしらえもしなきゃいけないしよう。お母さんは時間管理が苦手なの~。
本日の発見:T.I.は横山ヤスシにそっくり。めがねめがね…。
さてさてそのJoint Chiefsのライブですが、その前にJoint Chiefsって何かと言うと、デフジャムからワーナーに移ったリオ・コーエン&ケヴィン・ライルスの新体制下で続々リリースされた/される、アーバン系アーティストの総称のことですね。ファット・ジョー、ファボラス、トリック・ダディ、T.I.、ツイスタ、それからジュヴィナイル&「ノリア・クラップ」がホットなUTPが今のところのメンバー。それに加えて昨日は同じくアトランティックのリル・キム、そしてHOT97でもレギュラーを持つDJ Envyがホストで何とお値段$25という破格のライブ・パフォーマンス。何でもサッカー・ブランドのUMBROやスポーツ用品店がスポンサーになったチャリティ・イベントでもあったようで。
さてライブはトリック・ダディから。「昔はこんな曲かけてもNYじゃ誰も相手にしてくれなかったけどよぅ」みたいなことを言いつつ、ダーティ・ダーティかつユル~い(いい意味でね)のパフォーマンス。変なダンスとかしてました。出世曲「Shut Up」で大合唱の後、やっぱりシメはトリック過去最大のヒット曲「Let's Go!」。次がT.I.。あんなに細くてちっこいのにあの迫力と存在感は何なんだ!?横山ヤスシもびっくりのチンピラっぷりを余すところ無く発揮、鋭利な刃物を思わせるようなギラギラ感、それでいてスマートなたたずまい。こりゃあベイビー・ママ希望者が後を絶たない訳だ。成功するMCの必須条件に、「Effortless」っていうのがあると思う。文字通り、「努力せずして」ってことなんだけど、T.I.ってホントそんなカンジ。ことさら自分のことをボーストして大物感を演出せずとも、ドクトクの雰囲気とあのスルドい視線でオーディエンスをノックアウト。これからさらにデカくなること請け合い。インタビューも真摯だし、あたしゃ惚れたね。新作『アーバン・レジェンド』から最近すっかり急接近しているジェイZの声をサンプリングした「Bring Em Up」もパフォーム、プロデュースしたスウィズ・ビーツもマイク握って頑張ってました。次はジュヴィナイル&UTP。「ノリア・クラップ」で一応揉み手しつつ参加。「Back That Ass Up」楽しみにしてたんだけど残念ながらナシ。それにしても何言ってるのかまだわかんない。次はファボラス。こうやって彼の過去のヒット曲を改めて聞き返してみるとやっぱギャル向けソング多いね。途中マイク・シティが1曲。アルバム楽しみ。彼の声はホント癒されるねぇ。ファボラスのステージング、野郎とガールズが半々くらいのアポロシアターのオーディエンスではリアクションがハッキリ分かれてた。唯一会場が結束して盛り上がったのはご存知「Breathe」。それにしても汗をかかないMC、ファボラス。T.I.がエヴィス・ジーンズを引きずりパンツ丸出しの上にタンクトップ一丁でステージ上をかけずり回った後だっただけにその差は著しい。最後までサングラスを外さず、あくまでもクール。途中ステージの上の取り巻きが客席の2階を指差して大騒ぎしてると思ったら、目がイっちまってるファンの女がパイオツ出して踊ってた。舌とかベロベロ舐め回しちゃってそりゃあもうクラシック。ステージ脇で撮影していたカメラマンのオヤGこと8さんは隣にいた黒人のオヤジに肩を叩かれ、「おい、アレも撮れ」と教えてもらったそうな。さすがハーレム、人の温もりを感じさせるエピソードです。(その後興奮したオーディエンスが司会として出て来たリル・キムにも「パイオツ見せろ!」とはやし立てる一幕もあり。キム曰く「だったらアタシのコンサートにカネ払って来な!」だって。フフフ。ナイス切り返し。)そして大トリはやっぱりファット・ジョー&テラー・スクワッド。TSのアルバムはワーナーじゃないけど、今年を代表するヒップホップ・アルバム&アーティストだけに彼らの存在はどう考えても不可欠。ファット・ジョーもソロ・アルバムは来年3月以降までリリースしないそう。TSを思う存分プロモートして、ってことですかね。ビッグ・パンの糞ドープなクラシック「Twinz (Deep Cover '98)」で登場、レミー・マーのフリースタイル(凄い!今んとこ敵無し!DTPのショーナと勝負させたい!)アリ、過去のファット・ジョーのクラシックももちろんアリ、それから彼の転機ともなったアシャンティとの「What's Love?」ではギャルズに歌わせたりと見所も満点。「Yeah Yeah Yeah」も良かったけど個人的に今年一番好きかもしれないシングル「Take Me Home」をナマで聴けてホント良かった。そしてシメはやっぱり「Lean Back」ダンス大会。さらにリミックスまでパフォーム、「ああ満足じゃ」と思った瞬間、場内にあの曲のイントロが。。。にゃんとジャ・ルールとジェイダキスが飛び入りして今年のNYアンセム「New York」(まんまだな)を!いやホントに、繰り返しますけどジャ・ルールはホント、ホッとしてると思うよ。完全にクレディビリティを取り戻したカンジ。
とそんなカンジでホントにお腹いっぱい楽しませてもらったJoint Chiefs。げっ、今読み返したらめっちゃ長文じゃん。。。まるでヒマな人みたいですがサンクスギヴィングのターキーの下ごしらえもしなきゃいけないしよう。お母さんは時間管理が苦手なの~。
早朝9時からワーナー期待のラッパー陣の合同インタビューがあるっていうんで行って参りました。結果はT.I.、ファット・ジョー、それからトリック・ダディの3連発!ジュヴィナイルとファボラスも同じホテル内にいたものの撃沈。これからハーレムで彼ら全員揃ってのパフォーマンスを観に行くところ。詳細は後で。。とりあえず全然使えないへっぽこケータイで撮った写真をアップしときます!
継続は力だ!あまりエネルギーが残ってないが頑張って一言日記だけ。予定時間よりほぼ4時間遅れでキャムロンの初取材に成功。とはいえお互いにテンション低し。。何故に彼はピンクを着るのか、そして何故今紫なのか、その辺にも探りを入れてみました。もうピンクはやめたそうだけど。シカゴに住んでた時の人脈で新作『パープル・へイズ』にはツイスタ、カニエ、シリーナ・ジョンソンなどのChi-Town勢が勢揃いだそうよ。キャッチーなネタもいっぱい。EW&Fの『Reasons』使いのトラックとかね。ジェイーZがワーナー傘下にレーベルを作る話はもう古く、既にLAリードの新体制下のデフジャムで組む、っていうことになってるそうだ。「今さら古い話すんなよ」とか突っ込まれちゃったよ~ん。うるせーんだよキャム、最近モテてるからってちょーし乗ってんなよ!おめーちょっと前まで太っちょだったくせによ~。疲れているので逆ギレしてみました。あう~。
3枚目の新作『コンクリート・ローズ』がもうすぐリリースされるアシャンティのリリース・パーティーに行ってきた。デフジャムからのインビテーションでは何やら「著名インテリア・デザイナーを招いて店内をデコレートしたラウンジでのレッド・カーペット・イベント」と仰々しいカンジ。イベントのPRの人間から渡された紙資料には「参加を確認出来ているセレブレティ・リスト」と銘打って「ホントかよ!」ってなくらいの有名人の名前がずらり。モエがスポンサーのイベントってことで飲みまくり。ちょー狭いラウンジではビヴァリー・ボンドがDJ、モエの関係者とかファッション業界系の人々と思われる白くて細いヤッピー達がいっぱい。結局見かけた有名人といえばリュダクリス(即効帰った)、ノリエガ(また「オー!アイム・ ノリちゃん!」って言ってた)、ミディ・マフィア(地味だった)、ミュージック・ソウルチャイルド(愛想が良かった)、アーヴ・ゴッティ(相変わらずよく喋ってた)、デイモン・ダッシュ(ヒトのパーティーをジャックしてた)などなど。ミディ・マフィアを除けば殆どが身内だ。アシャンティも超ご機嫌。っていうかいつものごとくマネージャーであるママが輪をかけてご機嫌。若いよな~。
さっきUPNで第2回目となるVIBEアワードのTV放送が終了した。ヒップホップ系のアワード・ショウでは最近お約束になりつつあるが、やっぱり今回も軽いいざこざが勃発したらしい。今回のターゲットはDr.Dre。彼のキャリアと成功を祝い、今年の功労賞を受賞した彼。どうやら騒ぎは受賞の直前、VIBEの創始者であるクインシー・ジョーンズとスヌープがプレゼンテーションのスピーチをしていた時。諸説あるが、ドレーに友好的に話しかけてきた男がいきなり彼に殴りかかり、そばにいたG-Unitの面々が止めに入った辺りで事態は泥沼化。G-Unitの取り巻きの一人が刺されたという噂も。これも噂であるがやはり今回もシュグ・ナイトの差し金で、その場にいた人間の話では「スヌープ、次はお前だ!」という怒鳴り声も聴こえたとか。
乱闘シーンはTVではもちろん放送されなかったが、この直後にステージに上がり功労賞を受賞したドレーはかなりの興奮状態だった。「こんなことで俺を止められると思うなよ!」とかかなりpumped up。せっかくの賞に泥を塗られて可哀想だなー。
乱闘シーンはTVではもちろん放送されなかったが、この直後にステージに上がり功労賞を受賞したドレーはかなりの興奮状態だった。「こんなことで俺を止められると思うなよ!」とかかなりpumped up。せっかくの賞に泥を塗られて可哀想だなー。
いきなりまたまたヤフーで日本のニュースを見ていたら、おすぎの毒舌「ヨン様斬り」のネタと並んで何か知らんが”「間違いない!」の決め台詞でブレーク中のタレント”とかいうヤツの話が出ていたんだけど、あれっててっきりヒップホップ用語だと思ってたよ。違うの?「No Doubt!」の直訳かな、みたいな。だって色んなところで日本のラッパーが「マチガイナイ!」って言ってたよねぇ?ちょっと前の話かもしんないけど。これってすなわち狭ーいところで使われ始めたヒップホップ的スラングが国民レベルまで浸透したってことかい?ってことはUSで言うところの「ブリンブリン」ですかいな?もう最近じゃフツーのニュースキャスターとかがちょっと照れながら「ブリンブリン、ってヤツですね」とか言ってるご時世だもんね。何か、このコトバを知ってるのがイマドキっぽい、みたいな。さみーんだよ!古ぃんだよ!いい加減にしろよ!って別にどーでもいいんだけどさ。さ、洗濯物たたもうっと。
結局私が生ODBを見たのは96年とか(記憶があいまい)にウータンの来日公演で横浜に来た時が最初で最後になってしまった。奇跡的に全員が集結してベイホールでライブしたんだったよな。ショウが終わってから、お持ち帰り用のブラパンのクルマのハンドルを握ってそこら中をフラフラ運転してたのもODBだった。。なんかアブねー運転してるヤツがいるな、と思ったら運転席にはODBの姿が。。彼の存在によってウータンはさらにアブなさ倍増、絶対に欠かせないキャラだったのに。
金曜日のライブが終わった後、それでもODBの不在に納得いかないオーディエンスから自発的に(その日数度目の)「ODB! ODB!」の歓声がわき上がった時に彼の人気をまざまざと見せつけられた気がした。っていうか自分も一緒になって大騒ぎしてたんだけど。あーあ、こんなことになるなら昔スタッテン・アイランドくんだりまで出かけてオープン直後のWu-Wearショップで買ったWuのアーミー帽、とっておくべきだったなー。Wu人気が下火になった瞬間にさっさと友達にあげちゃったよ。くっそ~。
それにしてもODB、あの存在感を超える奇天烈/キ○○イキャラ(キャラじゃないか。素だもんな)はもう二度と現れないだろう。楽しかったよ。。RIP。
金曜日のライブが終わった後、それでもODBの不在に納得いかないオーディエンスから自発的に(その日数度目の)「ODB! ODB!」の歓声がわき上がった時に彼の人気をまざまざと見せつけられた気がした。っていうか自分も一緒になって大騒ぎしてたんだけど。あーあ、こんなことになるなら昔スタッテン・アイランドくんだりまで出かけてオープン直後のWu-Wearショップで買ったWuのアーミー帽、とっておくべきだったなー。Wu人気が下火になった瞬間にさっさと友達にあげちゃったよ。くっそ~。
それにしてもODB、あの存在感を超える奇天烈/キ○○イキャラ(キャラじゃないか。素だもんな)はもう二度と現れないだろう。楽しかったよ。。RIP。
Ol' Dirty Bastard Dies....
He had been complaining of chest pains earlier in the day,
although no further details are available as of yet. ODB had been scheduled
to perform with Wu-Tang Clan at a concert in New Jersey on Friday night,
but missed the show.Another source reported that ODB arrived in the New York
area on a flight from Denver at 10:30 p.m. Friday. He went to a Manhattan
studio (having missed the concert), and collapsed within an hour of arriving
there.
A statement was released Saturday evening by ODB's mother, Cherry Jones.
"This evening, I received a phone call that is every mother's worst dream,"
she said. "My son, Russell Jones, passed away. To the public, he was known
as Ol' Dirty Bastard, but to me, he was known as Rusty, the kindest, most
generous soul on earth. I appreciate all the support and prayers that I have
received. Russell was more than a rapper, he was a loving father, brother,
uncle, and most of all, son."
Damon Dash, who signed ODB to Roc-A-Fella Records last fall, also released a
statement. "All of us in the Roc-A-Fella family are shocked and saddened by
the sudden and tragic death or our brother and friend," Dash said. "Russell
inspired all of us with his spirit, wit and tremendous heart. He will be
missed dearly, and our thoughts, prayers and deepest condolences go out to
his wonderful family. The world has lost a great talent, but we mourn the
loss of our friend."
Dirty, easily the most eccentric of the nine Wu-Tang Clan rappers (if not in
all of hip-hop), showed promise as a solo artist, but was hindered by a long
series of clashes with the law, which ranged from shoplifting to making
terrorist threats.
The rapper, who also went by several unusual aliases (including Osirus, Joe
Bannanas [sic], Dirt McGirt, Dirt Dog, Unique Ason and Big Baby Jesus), was
released from prison last year. He had served a two-year term for parole
violation and drug charges.
After his release from prison and psychiatric care, ODB signed with the Roc
and was recording as Dirt McGirt (see "Ol' Dirty Bastard Hits Campaign Trail
With New Album"). Most recently, he collaborated with Macy Gray for the
album (see "ODB Duets With Macy Gray On 'Don't Go Breaking My Heart' ").
After several years apart, Wu-Tang reunited this summer for a concert in
California. A recording of the show, titled Disciples of the 36 Chambers:
Chapter 1, was released in September.
今HOT97でODB死亡のニュースを伝えている。Mr.Ceeの報告によるとODBはNY時間の土曜午後、マンハッタンのスタジオでレコーディング中に突然倒れそのまま還らぬ人となったそう。。。今朝がたから胸の痛みを訴えていたとか。昨日のウータンのライブでは彼だけが不参加、でもオーディエンスは「ODB!ODB!」と叫んでた。超ショック。もっと詳しい情報が入り次第ここでお伝えします。
「ワッワッ!」改め「ケッケッ!」でお馴染み、レゲトン人気で絶好調のノリエガに取材してきました。沖縄や大阪、名古屋には行ったことがあるものの東京は未体験というノリエガ、どこで命名されたのか在NYのライター陣には以前から「ノリちゃん」と呼ばれている彼。今日も開口一番「ノリちゃん!」って呼んだらものすごく嬉しそうだった。とにかく喋り出したら止まらない、観客のウケを一切気にせず機関銃のように喋りまくる漫談師のごとく本日も暴走トークが炸裂。リオ・コーエンとケヴィン・ライルスの去ったデフジャムを離れ、晴れてロカフェラの仲間入りを果たした彼。先日はニーナ・スカイ&ダディ・ヤンキーと共に出演したラティーノ向けの音楽イベントで人生初のMSGパフォーマンスで念願叶ったり、と感慨深げなノリちゃん。新作のタイトルは『One Fan A Day』(一日にファンを一人ずつ)、とのこと。「それじゃ1年でたったの365人じゃん」とツッコンだところしばし沈黙。「いーんだ、もともとの手堅いファン・ベースがあった上での話だ」とちょっと苦しげ。
音源はまだ聴かせてもらえなかったが、ゲストにマライア・キャリーやカニエ・ウエスト、ビーニー・シーゲル(今日からお務め開始だとか。。。頑張れシゲル!)等を迎え聴き所満載の様子。レゲトンは例の「Oye Mi Cando」を含め2曲だとさ。ファット・ジョーとレゲトン・アルバム作れば?とのアイディアには「ジョーに訊いたらダメ出しされた」とのこと。ちぇっ。
それにしても久々にハッパの副流煙でイイ気持ちになってしまいました~。Que! Que!
音源はまだ聴かせてもらえなかったが、ゲストにマライア・キャリーやカニエ・ウエスト、ビーニー・シーゲル(今日からお務め開始だとか。。。頑張れシゲル!)等を迎え聴き所満載の様子。レゲトンは例の「Oye Mi Cando」を含め2曲だとさ。ファット・ジョーとレゲトン・アルバム作れば?とのアイディアには「ジョーに訊いたらダメ出しされた」とのこと。ちぇっ。
それにしても久々にハッパの副流煙でイイ気持ちになってしまいました~。Que! Que!
今日本のニュースをヤフーでチェケっていたら、ヤンキースの松井と女優の酒井美紀の交際宣言のことが書いてあった。うーむ。実は先日NYに遊びに来ていた日本の友人が某カリブの小島にヴァケーションに行った際、行きも帰りも飛行機でゴジラと一緒だったというのだ。そしてその隣にはイマイチあか抜けないジャパニーズ・ギャルが寄り添っていたというのだが。。。いいねぇ、big pimpin'なゴジラ。フフフ。。